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1965年

エレキの若大将

エレキの若大将 エレキの若大将
加山雄三 星由里子

 

岩内克己監督1965年製作「エレキの若大将」を紹介する。本作は、1965年12月に全国劇場公開された東宝「若大将シリーズ」第6作で、同年、来日公演を行ったザ・ベンチャーズや、既に世界的な人気となっていたビートルズといったロックバンドの影響で、日本は時あたかも空前のエレキギターブームの最中だった渦中に製作された作品。余談だが、後に加山雄三夫人になる松本めぐみさんが共演している。

 

エレキの若大将 エレキの若大将
田中邦衛、加山雄三 江原達怡、加山雄三
エレキの若大将 エレキの若大将
松本めぐみ 寺内タケシ、内田裕也、加山雄三
エレキの若大将 エレキの若大将
有島一郎、飯田蝶子、中真千子 ジェリー藤尾、星由里子、田中邦衛

 

【ストリー】
京南大学対西北大学のアメリカン・フットボール対抗試合は、若大将田沼雄一(加山雄三)の奮闘もむなしく、青大将石山(田中邦衛)の作戦無視のために京南大学が敗れた。やがて卒業期となり、後任の主将に雄一が選ばれた。部員を売収して、なんとか主将の地位を得ようとしていた石山は、部員を相手に大荒れしたが、中にわってはいった雄一のとりなしでおさまり、仲直りのパーティが開かれた。その帰途、石山の運転する車が、ライトバンと衝突し、ライトバンに乗っていた若い女澄子(星由里子)は気絶してしまった。石山は一緒に乗っていた雄一を拝みたおし身代りをたのみ、雄一は事故を示談にして解決した。しかし車の修理代を父親に断られた石山は大弱り。仕方なく雄一の発案でテレビのエレキ合戦に出て賞金を稼ごうということになった。ところが、いざ本番となってエレキのメンバーが一人足りず、近所のソバ屋の出前持ちでエレキ狂の隆(寺内タケシ)を誘って仲間入りをさせた。雄一と隆のギターは冴え、不良バンド赤田(ジェリー藤尾)の脅迫にもめげず、見事優勝した。ところが、その夜、赤田を応援に来ていた令嬢路子(北あけみ)や澄子らとともにクラブに行った雄一は、うさ晴らしにきた赤田とふとしたことがら喧嘩し大乱闘となり、警察沙汰になって一カ月の停学処分になってしまった。おまけに赤田は雄一の家業のすきやき屋「田能久」が融資をたのんだ銀行の頭取りの息子で、融資は差しどめになってしまった。怒った雄一の父久太郎(有島一郎)は雄一に勘当をいいわたした。一方、隆(江原達怡)はエレキ合戦の審査員をしていたプロモーター石原和子(久慈あさみ)に認められ、雄一とともに日光へ演奏旅行へ出かけた。そんな時、澄子は石山をだまして交通事故の真相を聞き、誤解をあやまろうと、日光へ向った。ところが、石山をだましたことをとがめられた澄子は、ふてくされて東京へ帰った。が、そのころ東京では「田能久」が営業不能になり、家族はマンションに引っこしていた。帰ってこれを知った雄一は、隆の協力を得てエレキバンドを再編成して「田能久」再建の資金を稼いだ。この雄一の努力で見事「田能久」は再建された。再建祝賀パーティの夜今は仲直りした石山と雄一の顔は底抜けに明るかった。

 

エレキの若大将 エレキの若大将
加山雄三、星由里子 エレキの若大将

 

題名: エレキの若大将
監督: 岩内克己
製作: 藤本真澄
脚本: 田波靖男
撮影: 西垣六郎
照明: 平野清久
録音: 吉沢昭一
整音: 下永尚
美術: 竹中和雄
編集: 黒岩義民
音楽: 広瀬健次郎
  主題歌・挿入歌:加山雄三「君といつまでも」「夜空の星」
現像: 東京現像所
合成: 土井三郎
  製作担当:島田武治
  監督助手:西村潔
  スチール:石月美徳
出演: 加山雄三、星由里子、田中邦衛、藤山陽子、江原達怡、飯田蝶子、有島一郎、中真千子、北あけみ、ジェリー藤尾、寺内タケシ、黒沢年男、二瓶正也、松本めぐみ、上原謙、久慈あさみ、内田裕也、高田稔
  1965年日本・東宝/東宝スコープ(シネスコサイズ)・35mmフィルムカラー94分

 

 

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