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1966年

クレージーだよ天下無敵

クレージーだよ天下無敵 クレージーだよ天下無敵
植木等 野川由美子

 

坪島孝監督1966年製作「クレージーだよ天下無敵」を紹介する。クレージーキャッツ「作戦シリーズ」の第8作になり、1967年1月14日に全国劇場公開された。本作は、坪島監督が少年時代に観た「エノケンの頑張り戦術(1939年/監督:中川信夫)」を現代風にアレンジしたものだそうだ。

 

クレージーだよ天下無敵 クレージーだよ天下無敵
谷啓、植木等 谷啓、北あけみ、高橋紀子
クレージーだよ天下無敵 クレージーだよ天下無敵
東野英治郎、藤木悠 谷啓、ハナ肇
クレージーだよ天下無敵 クレージーだよ天下無敵
安田伸、石橋エータロー クレージーだよ天下無敵
クレージーだよ天下無敵 クレージーだよ天下無敵
植木等 野川由美子、高橋紀子

 

【ストリー】
いつの世にも犬猿の仲と呼ばれる宿敵同士がいる。トヨトミ電気の猿飛三郎(植木等)と徳川ムセンの犬丸丸夫(谷啓)もライバルで産業スパイとしてシノギをけずっていた。都心に近いアパート、関ケ原荘に猿飛と犬丸が隣り合せに住んだ時から、両社のスパイ合戦が華やかに展開していった。トヨトミが電化モデルハウスを建てた。さっそく徳川の犬丸は出前持ちに変装し、放射性物質を塗ったラーメンを届けた。つまりガイガー計を使えば食べた者の行方がつきとめられる訳だ。ガイガー針片手に犬丸が猿飛の跡を追っていくと、何と行きついた先が公衆便所。ついに東京湾の沖でまかれてしまい、いっぱい喰わされた犬丸は「敵もさるもの、忍法ハヤグソを使ったか!」とくやしさこの上なしの態。徳川が万能コタツを製造した。猿飛はステテコ姿で徳川方にのりこみ、大あぐらをかいてコタツに難くせをつけ、忍法・ステテコくずしとまではよかったが、ほどなく正体を見破られ、秘書室に飛び込み、慌てて着こんだ葬式用モーニングのポケットに入っていた紙片を、すわ!機密書類?と喜んだが、それには、人を喰ったことに“弔辞”とあるのみだった。またある時、猿飛は徳川の秘書、石川和子(野川由美子)をだましてモデルハウスに行った。もちろん犬丸は追跡した。このモデルハウスの中で、犬・猿両君ともロボットを始めとして、超近代的な工夫を凝らした道具類に散々な目にあった上に、翌朝ハウスは跡かたもなく消え、実はこれが移動自在な忍者屋敷であったのだ。犬猿の二人は、首ったけになった女産業スパイ(北あけみ)に両社の社運を賭けている立体テレビの設計図を盗まれ、争奪戦の結果、トヨトミ電気と徳川ムセンはめでたく合併したが、犬丸と猿飛は馘になってしまった。ところが立体テレビの発売元が新合併会社と思いきや、それが何と、まんまと秘密を盗んだ犬猿商事であった。

 

クレージーだよ天下無敵 クレージーだよ天下無敵
谷啓、植木等 クレージーだよ天下無敵

 

題名: クレージーだよ天下無敵
監督: 坪島孝
製作: 渡辺晋
脚本: 田波靖男
撮影: 小泉福造
照明: 小島正七
録音: 刀根紀雄
整音: 下永尚
美術: 阿久根巖
振付: 竹部董
音楽: 萩原哲晶
主題歌:植木等「みんな世のため」「それはないでしょう」
編集: 武田うめ
現像: 東京現像所
合成: 松田博
  製作補佐:五明忠人
  製作担当:山田順彦
  監督助手:浅野正雄
  スチール:岩井隆志
出演: 植木等、谷啓、野川由美子、高橋紀子、北あけみ、ハナ肇、犬塚弘、桜井センリ、石橋エータロー、安田伸、東野英治郎、田崎潤、藤木悠、人見明、清水元、なべおさみ
1966年日本・東宝+渡辺プロ/東宝スコープ(シネスコサイズ)・35mmフィルムカラー95分

 

 

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