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1971年

男はつらいよ 奮闘篇

男はつらいよ 奮闘篇 男はつらいよ 奮闘篇
渥美清 榊原るみ、渥美清

 

山田洋次監督1971年製作「男はつらいよ 奮闘篇」を紹介する。シリーズ第7作の本作は、知的障害を持つ、天使のように純粋な花子という設定に、寅さんをはじめとする柴又の人々の暖かい目線が喜劇のオブラートに包まれる傑作である。

 

男はつらいよ 奮闘篇 男はつらいよ 奮闘篇
倍賞千恵子 ミヤコ蝶々、三崎千恵子、森川信
男はつらいよ 奮闘篇 男はつらいよ 奮闘篇
渥美清、光本幸子 倍賞千恵子、渥美清、佐藤蛾次郎
男はつらいよ 奮闘篇 男はつらいよ 奮闘篇
田中邦衛 森川信、倍賞千恵子、前田吟、三崎千恵子、渥美清

 

【ストリー】
春3月。残雪の越後を旅する車寅次郎(渥美清)は、集団就職のために別れを惜しむ少年とその家族を見て故郷を想い出してしまった。一方、柴又には、寅の生みの親菊(ミヤコ蝶々)が30年振りで「とら屋」を訪れた。しばらくして菊は帰ったが、そこに寅が帰って来た。そして、さくら(倍賞千恵子)と一緒に菊を訪ね、再会した嬉びも束の間、寅の結婚話が元で喧嘩になってしまった。菊は、そんな寅に終始気を使うさくらに感謝しつつ京都へ帰った。寅もこのことが原因でまた柴又を去った。その旅で、寅は、津軽から紡績工場へ出かせぎに来ている、頭は弱いが純真で可愛い少女花子(榊原るみ)と知りあった。彼女は工場になじめず、故郷に帰りたいと寅に相談した。寅はなけなしの金をはたき、柴又を訪ねるよう住所を教えた。数日後、柴又に戻った寅は、津軽に帰らずおいちゃんの店で働いている花子を見てびっくりした。ある日、突然花子が寅さんのお嫁になりたいと言う。その気になった寅は、早速さくらに相談した。さくらは、おにいちゃんが幸せになれるならと賛成したが、おいちゃん(森川信)、おばちゃん(三崎千恵子)は、生れてくる子供のことを考えて猛反対である。そんな時、花子の身許引受人と名乗る福田先生(田中邦衛)が、突然紡績工場から行方不明になった花子を引き取りに来た。寅の不在中、花子は福田先生と共に津軽へ帰っていった。それから数日後、失意の寅は置手紙を残して柴又から消えた。さくらは、直感で津軽にとんだ。さくらの勘は当り、バスの中で偶然に寅と出会った。二人の目には涙が浮んでいた。窓の外には、まだうっすらと雪を残す津軽山脈の向こうに真赤な夕陽が沈もうとしていた。

 

男はつらいよ 奮闘篇 男はつらいよ 奮闘篇
倍賞千恵子 渥美清

題名: 男はつらいよ 奮闘篇
監督: 山田洋次
企画: 高島幸夫、小林俊一
製作: 斎藤次男
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次、朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
照明: 内田善夫
録音: 中村寛
調音: 小尾幸魚
美術: 佐藤公信
装置: 小野里良
装飾: 町田武
衣裳: 東京衣装
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
  主題歌:渥美清「男はつらいよ」
現像: 東京現像所
  製作主任:池田義徳
  監督助手:今関健一
  スチール:堺謙一
出演: 渥美清、榊原るみ、倍賞千恵子、ミヤコ蝶々、光本幸子、田中邦衛、柳家小さん(五代目)、犬塚弘、前田吟、森川信、三崎千恵子、太宰久雄、笠智衆、佐藤蛾次郎、中村はやと
1971年日本・松竹大船撮影所/シネスコサイズ・35mmフィルムカラー92分

 

 

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