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1974年

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
渥美清 吉永小百合

 

山田洋次監督1974年製作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」を紹介する。シリーズ第13作の本作は、島根県温泉津の絹代(高田敏江)と結婚を決めようとする寅さんは、行方不明の亭主が戻ってきて願いかなわず「男はつらいよ 柴又慕情」 から津和野で、2年ぶりに歌子(吉永小百合)と再会するという設定だ。地方ロケーション撮影は、島根県温泉津、津和野、益田などで行われた。

 

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
倍賞千恵子、松村達雄、渥美清、太宰久雄 渥美清、倍賞千恵子
男はつらいよ 寅次郎恋やつれ 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
吉永小百合、倍賞千恵子、渥美清 渥美清、松村達雄、三崎千恵子、倍賞千恵子
男はつらいよ 寅次郎恋やつれ 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
渥美清、宮口精二 渥美清、吉永小百合、宮口精二

 

【ストリー】
香具師渡世の寅(渥美清)の夢は、カタギの職業について、気立の良い女性を妻に迎えて、東京は葛飾・柴又で暮す、おいちゃん(松村達雄)、おばちゃん(三崎千恵子)、そして妹さくら夫婦(前田吟、倍賞千恵子)を安心させることだった。そんな夢が一度にかないそうな機会がやって来た。温泉津というひなびた温泉町で、ひょっとしたキッカケから温泉旅館で働いていた寅は、夫が蒸発している働き者の絹代(高田敏江)という人妻と所帯を持とう、と決心したのだった。早速、柴又に帰った寅は、この縁談をまとめるべく、さくらと裏の工場の社長(太宰久雄)を引き連れて絹代に会いに行った。ところが、その絹代は寅の顔を見るなり、夫が戻って来たことを、嬉しそうに告げるのだった。さくらに置き手紙を置いてまた旅に出る寅。山陰にある城下町・津和野。ここで寅はなつかしい歌子(吉永小百合)と再会した。2年前、寅の恋心を激しく燃え上らせた歌子は、小説家の父の反対を押し切って陶芸家の青年と結婚したのだが、その後、その夫が突然の病気で亡くなり、今は夫の実家のあるこの町で図書館勤めをしていた。現在の彼女は不幸に違いないと思った寅は「困ったことがあったら、“とらや”を訪ねな」と言って別れるのだった。歌子が柴又を訪ねたのは、それから十数日後。人生の再出発をする決意ができた、と語る歌子は、暫くの間とらやの二階に住むことになった。それからの寅は、歌子を励まし、歓ばせるための大奪闘を続ける。歌子にとって一番の気懸りは、喧嘩別れしたままの父・修吉(宮口精二)のこと。寅は早速、単身修吉を訪ね、歌子の代りに言いたい放題を言って帰って来た。そのことを知って皆が蒼くなっているところへ修吉が現われ、歌子と2年ぶりの父娘の対面となった。一同の心配をよそに、お互の心情を語りあった修吉と歌子は和解するのだった。やがて、歌子は東京に帰って来たもう一つの目的である仕事について、博とさくらにも相談して、悩みぬいた結果、伊豆大島にある心身障害児の施設で働くことを決心した。技術も資格もない彼女が誇りをもって参加できる仕事として彼女はこの職場を選択したのだった。歌子にその決意を聞かされた寅は、ホッとしたような少し疲れたような様子で「よかったネ、歌子ちゃん」と答え、励ますのだった。

 

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
高田敏江 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

題名: 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
監督: 山田洋次
企画: 高島幸夫、小林俊一
製作: 島津清
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次、朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
照明: 青木好文
録音: 中村寛
調音: 松本隆司
美術: 佐藤公信
装置: 小野里良
装飾: 町田武
衣裳: 東京衣装
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
  主題歌:渥美清「男はつらいよ」
現像: 東京現像所
  製作主任:内藤誠
  製作進行:玉生久宗
  監督助手:五十嵐敬司
  スチール:堺謙一
出演: 渥美清、吉永小百合、倍賞千恵子、松村達雄、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、笠智衆、佐藤蛾次郎、宮口精二、高田敏江、高橋基子、泉洋子、吉田義夫、武智豊子、光映子、石原昭子、谷よしの、中村はやと
1974年日本・松竹大船撮影所/シネスコサイズ・35mmフィルムカラー104分

 

 

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