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1978年

男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく

男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
渥美清 木の実ナナ

 

山田洋次監督1978年製作「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」を紹介する。シリーズ第21作の本作は、1978年8月に全国劇場公開された。今回は趣きが変わり、浅草のランドマーク的存在だった浅草国際劇場(1982年閉館)の舞台で、絢爛豪華なSKD(松竹少女歌劇/1996年解散)のレビューが繰り広げられるが、寅さんは、さくら(倍賞千恵子)の同級生で幼なじみのSKDのダンサーである紅奈々子(木の実ナナ)に夢中になってしまうという内容だ。

 

 
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
三崎千恵子、中村はやと、下條正巳、前田吟 下條正巳、前田吟、倍賞千恵子
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
木の実ナナ、渥美清、 木の実ナナ、渥美清
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
渥美清、倍賞千恵子、杉山とく子、犬塚弘、武田鉄矢 竜雷太、木の実ナナ

 

【ストリー】
初夏の景色でいっぱいの柴又に、例によってプラッと寅(渥美清)が戻ってきた。風邪で寝込んでいたおいちゃん(下條正巳)、その寅に「俺も年だ、店を継いでもらえたら……」と一言。「俺だってそれは考えている」と寅も無理して言うが、それからいつものように調子に乗って続けてしまう。みんなに馬鹿にされて、寅はまた柴又を後にする。九州は肥後の温泉にやってきた寅は、そこで後藤留吉(武田鉄矢)という若者と知り合った。幼ななじみの芋娘にふられてガックリしていたところを寅に励まされた留吉、すっかり寅を気に入ってしまった。寅もつい長逗留してしまい、宿代もたまってしまい、さくらにSOSの手紙を書くのである。久しぶりに柴又に戻ってきた寅をみんなは大歓迎した。その時、紅奈々子(木の実ナナ)がさくらを訪ねてきた。彼女はさくらの学生時代の高級生で、二人ともSKD(松竹歌劇団)に入るのが夢だった。今、SKDの花形スターになっった奈々子を知った寅は理由をつけては浅草国際劇場に通いはじめた。梅雨に入る頃、留吉が上京してきた。国際劇場に案内された留吉は、踊り子の富士しのぶ(梓しのぶ)に一目惚れしてしまうのである。留吉は浅草に残り、トンカツ屋に就職して、国際劇場専門の出前持になってしまった。梅雨が明ける頃、奈々子はまたさくらを訪ねた。彼女は照明係の男(竜雷太)に恋をしており、結婚するか、舞台ひと筋に生きるかを、さくらに相談に来たのである。愛をえらんだ奈々子の最後の舞台「夏の踊り」の初日、満員の国際劇場の二階の最後列で、むなしく失恋した寅は彼女の晴れ姿を見た。奈々子の大きな眼にあふれる涙が輝いていた。しのぶにふられて、泣く泣く故郷に帰った留吉を励ましに、寅はまた旅に出るのである。

 

男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
渥美清、武田鉄矢 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく

題名: 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
監督: 山田洋次
企画: 高島幸夫、小林俊一
製作: 島津清
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次、朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
照明: 青木好文
録音: 中村寛
調音: 松本隆司
美術: 出川三男
装置: 小島勝男
装飾: 町田武
衣裳: 東京衣装
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
  主題歌:渥美清「男はつらいよ」
現像: 東京現像所
  製作主任:峰順一
  製作進行:玉生久宗
  監督助手:五十嵐敬司
  スチール:長谷川宗平
出演: 渥美清、木の実ナナ、倍賞千恵子、武田鉄矢、竜雷太、下條正巳、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、笠智衆、佐藤蛾次郎、犬塚弘、梓しのぶ(松竹歌劇団)、小月冴子、春日宏美、杉山とく子、左時枝、寺島信子、吉田義夫、佐山俊二、斎藤美和、谷よしの、岡本茉利、中村はやと
1978年日本・松竹大船撮影所/シネスコサイズ・35mmフィルムカラー107分

 

 

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