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1970年

新座頭市 破れ!唐人剣

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勝新太郎 王羽(ジミー・ウォング)

 

安田公義監督1970年製作「新座頭市 破れ!唐人剣」を紹介する。本作は、“座頭市”シリーズ第22作目で、1971年1月13日に全国劇場公開された。香港映画のカンフースター、ジミー・ウォングを招き、言葉の違いによる壁とそれを超えた人間同士の繋がりについて、座頭市ならではのヒューマニズムで描いている。本作は、勝プロダクションと香港ゴールデン・ハーベスト社との合作映画で、世界配給は勝プロ、中国語圏および東南アジア諸国の配給はゴールデン・ハーベストが行った。
※ゴールデン・ハーベスト版は、別編集・別構成されたものが公開された。

 

新座頭市 破れ!唐人剣 新座頭市 破れ!唐人剣
浜木綿子、勝新太郎 伊東四朗、三波伸介
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王羽(ジミー・ウォング) 勝新太郎

 

【ストリー】
襲いくる杉戸一家のやくざを叩っ斬り、今日も、御法度の裏街道を旅していた座頭市(勝新太郎)は、瀕死の唐人から小栄(香川雅人)という子供を預けられた。街道筋で南部藩といさかいを起こして追われる身となった王(王羽・ジミー・ウォング)という唐人剣士が小栄の知人であることを知った市は王を救い小栄を渡してやった。一夜の宿に、と入った水車小屋で市は再び二人に出合い、小栄のカタコトの通訳で王が福龍寺に友人をたずねていくと知った市は、心よく案内役を買ってでた。寺へいく途中、親切な与作(花沢徳衛)、お米(寺田路恵)の親子から、懸賞金ほしさに王を追っている藤兵ヱ一家の探索が続いていることを知った市は、二人を親子にかくまってもらうことにした。王、小栄の食料を求めて町にでた間に、藤兵ヱ一家に襲われ、やっと市がたどりついた時はすでに与作夫婦は斬殺されお米、王、小栄の三人の姿は見えなかった。その足で藤兵ヱの家に馳け込んだ市は得意の居合でお米を助けだしたが、お米に裏切者との思いもかけぬ言葉をぶつけられて茫然とした。やりきれぬ思いを酒でまぎらわせる市に、酌婦お仙(浜木綿子)は、あでやかな姿で言いたってきたが、これも杉戸一家生き残りの為助(森章二 )と用心棒の片捧をかつぐ手管だった。スキをうかがい斬りつけてきた為助らを、目にも止まらぬ居合で斬り捨てた市は、わずかな望みを胸に、福龍寺をたずね王、小栄の無事を聞き安心したものの、王が市を裏切者と思いこんでいるとは夢にも考えてはみなかった。だが王と小栄を売ったのは、親友と信じていた福龍寺の覚全(南原宏治)であり、覚全の手引きで不意を襲ってきた南部藩士に、不覚にも小栄を奪われてしまった王は、小栄奪回のために菩提ヶ原へ乗り込んでいき、南部藩士たちと凄惨な闘いを展開していった。一方お仙の宿に逃げ込んできたお米から、王、小栄の危機を告げられた市は、お米と少々頭のいかれた、波の市(三波伸介)、新七(伊東四朗)、亀(戸塚睦夫)の手を借りて策を練った。盲の利を生かし、夜の街道を急ぐ唐丸篭護送隊に斬り込んみ、小栄を救い出して、お米に託した市は、懸命に菩提ヶ原に向った。市を必死にはばむ藤兵ヱ一家は、荷車、分銅ぐさりなどの武器で市の行手をはばんだが怒りに燃えた市を倒すことはできなかった。藩士の死体の横たわる菩提ヶ原にたどりついた市の前に、死闘のあともなまなましい王の凄惨な姿が現われた。市は王の無事を喜んだものの、誤解のとけない王は、市に血だらけの剣を向けて闘いを挑んできた。語りかけることのできない目と話しかけても通じない言葉が、非情な剣の対決に二人を陥しいれた。勝負は一瞬のうちに決まり、王の体は静かに崩れ落ちていった。

 

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題名: 新座頭市 破れ!唐人剣
監督: 安田公義
製作: 勝新太郎、西岡弘善
原作: 子母沢寛
脚本: 安田公義、山田隆之
撮影: 牧浦地志
照明: 美間博
録音: 大谷巖
音効: 倉島暢
美術: 西岡善信
擬斗: 楠木栄一
編集: 谷口登志夫
音楽: 冨田勲
現像: 東洋現像所
  製作主任:眞田正典
  助監督:太田昭和
  スチール:大谷栄一
出演: 勝新太郎、王羽(ジミー・ウォング)、浜木綿子、寺田路恵、南原宏治、安部徹、佐々木孝丸、森章二、花沢徳衛、三波伸介、伊東四朗、戸塚睦夫、香川雅人
1970年日本・香港/勝プロ+ゴールデン・ハーベスト/シネスコサイズ・35mmフィルムカラー94分

 

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