INTERNET FRONTLINE

1981年

男はつらいよ 寅次郎紙風船

男はつらいよ 寅次郎紙風船 男はつらいよ 寅次郎紙風船
佐藤蛾次郎、渥美清 音無美紀子

 

山田洋次監督1981年製作「男はつらいよ 寅次郎紙風船」を紹介する。シリーズ第28作の本作は、1981年12月に全国劇場公開された。今回は、旅先で知り合ったた家出娘・愛子(岸本加世子)や、昔のテキ屋仲間の未亡人光枝(音無美紀子)と寅次郎が繰り広げる騒動を、美しい晩秋の風景と共に哀愁漂う描き方をしている。

 

 
男はつらいよ 寅次郎紙風船 男はつらいよ 寅次郎紙風船
渥美清、岸本加世子 東八郎、前田吟、倍賞千恵子、吉岡秀隆、下條正巳、三崎千恵子
男はつらいよ 寅次郎紙風船 男はつらいよ 寅次郎紙風船
「男はつらいよ 寅次郎紙風船」(柴又ロケ) 「男はつらいよ 寅次郎紙風船」

 

【ストリー】
秋も深まってきた九州。気ままな旅暮らしの寅(渥美清)は、家出娘の愛子(岸本加世子)と知り合った。なかたか面白い彼女は、寅のバイに“サクラ”になったりして、二人は稼いだ。ある縁日。寅の向いで、あかぬけた三十女がバイをしている。光枝(音無美紀子)というその女は、寅のところにやって来ると「寅さんでしょ、主人から聞いてます」と話す。昔のテキ屋仲間、常三郎(小沢昭一)の女房だった。今、重い病に伏している亭主に代って仕事に出ているという。翌日、常三郎を見舞いに行った寅は、喜ぶ彼から「俺が死んだら、あいつを女房にしてやってくれ」と言われる。頷く寅は渡世人の末路に寂しさを感じ、光枝に何でも相談に乗ると手紙を残すと、まともな暮らしをしようと柴又に帰った。数日後、とらやに愛子がやってきた。とらやの一同は、愛子が寅の話していた女と間違え、驚いた。しかし、愛子は店の仕事をかいがいしく手伝い、おいちゃん(下條正巳)、おばちゃん(三崎千恵子)も大喜び。数日後、愛子のたった一人の兄・健吉(地井武男、)がやって来た。マグロ船乗組員の兄は、家をあけることが多く、愛子は寂しかったのだ。その頃、光枝から寅に手紙が届いた。あれから間もなくして、夫が死に、今は上京して旅館で女中をしていると言う。寅は、家族を前に、結婚をすると告白する。住まい、就職の心配をする寅に、みんなはオロオロするばかり。数日が過ぎて、光枝がとらやにやってきた。だが、光枝は寅と結婚するつもりで来たのではなかった。「亭主の言葉を負担に思っているなら、安心して下さい。寅さんにだって好きな人はいるでしょう。これからは一人で生きていきます」と話す。旅の仕度をする寅を、さくら(倍賞千恵子)は止めるすべもなかった。

 

男はつらいよ 寅次郎紙風船 男はつらいよ 寅次郎紙風船
渥美清、音無美紀子 男はつらいよ 寅次郎紙風船
男はつらいよ 寅次郎紙風船 男はつらいよ 寅次郎紙風船
渥美清、音無美紀子 渥美清、小沢昭一
男はつらいよ 寅次郎紙風船 男はつらいよ 寅次郎紙風船
地井武男、下條正巳、倍賞千恵子 下條正巳、吉岡秀隆、前田吟、三崎千恵子、倍賞千恵子、太宰久雄

題名: 男はつらいよ 寅次郎紙風船
監督: 山田洋次
企画: 小林俊一
製作: 島津清、佐生哲雄
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次、朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
照明: 青木好文
録音: 鈴木功
調音: 松本隆司
美術: 出川三男
装置: 小島勝男
装飾: 町田武
衣裳: 東京衣装
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
  主題歌:渥美清「男はつらいよ」
現像: 東京現像所
  撮影機材:パナビジョン(三和映材社)
  製作主任:峰順一
  製作進行:玉生久宗
  監督助手:五十嵐敬司
  スチール:長谷川宗平
出演: 渥美清、音無美紀子、倍賞千恵子、吉岡秀隆、岸本加世子、小沢昭一、下條正巳、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、笠智衆、佐藤蛾次郎、犬塚弘、前田武彦、地井武男、東八郎、羽生昭彦、篠原靖夫、笠井一彦、関敬六、小桜京子、高橋基子、木村賢治、杉山とく子、谷よしの
1981年日本・松竹大船撮影所/シネスコサイズ・35mmフィルムカラー111分

 

 

back submenu