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1985年

男はつらいよ 寅次郎恋愛塾

男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
渥美清 樋口可南子

 

山田洋次監督1985年製作「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」を紹介する。シリーズ第35作の本作は、1985年8月に全国劇場公開された。今回は、五島列島で知り合った女性(樋口可南子)と、彼女に恋する青年(平田満)の恋の橋渡しをする寅次郎の姿を描いている。

 

 
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
渥美清、関敬六 渥美清、関敬六、初井言榮
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
撮影風景・男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 撮影風景・男はつらいよ 寅次郎恋愛塾

 

【ストリー】
九州、長崎の五島列島に寅次郎(渥美清)は、仲間のポン州(関敬六)とやって来た。二人はケガをした老婆、江上ハマ(初井言榮)を助けたことから、その晩一宿のもてなしを受けることになった。ひとり暮らしのハマの部屋で、寅とポン州はドンチャン騒ぎ。だが、真夜中にハマの様子がおかしくなり、息を引きとってしまう。讃美歌流れる葬儀の日、ハマのたったひとりの孫娘、若菜(樋口可南子)が東京から飛んで来た。数日後、寅が柴又の“とらや”へ帰って来た。そして、さくら(倍賞千恵子)から一通のハガキを渡されると、気もそぞろに店を出て行ってしまう。ハガキは若菜からの礼状であった。宛名を便りに若菜のアパートに向かった寅は、彼女と再会。若菜が失業してしまったことを聞き、“とらや”へ戻ると、早速さくら、博(前田吟)、社長(太宰久雄)らに就職の世話を頼む。ある日、寅は、若菜の留守にアパートを訪れ、そこで民夫(平田満)という青年と出会った。彼は書物にうもれながら司法試験合格をめざして勉強するまじめ一点ばりの男であった。だが隣に住む若菜に激しい恋心を抱いていたから、寅のような男が若菜の部屋へ出入りするのを見るにつけ、心中穏やかではない。民夫の口調から若菜に惚れていることを察知した寅は、諦めろと愉すのだった。若菜が“とらや”へやって来た。博の世話で就職も決まった。帰り道、若菜からも民夫にほのかな愛情を抱いていることを告げられた寅は、心中複雑ながらも二人の恋の橋渡しをしようと決める。寅は民夫を呼び出し、恋の手ほどきをする。二人のデートの日、民夫はここぞという時に、前夜の寝不足も手伝って、つい飲みすぎて眠ってしまう。翌日、寅の留守に悄然とした表情で民夫が「長い間お世話になりました」と、“とらや”を訪ねて来た。同じ頃、若菜も民夫の置き手紙を手にしていた。また、担当の大学教授、牛山(松村達雄)も民夫が田舎に帰るという電話を受けていた。寅、若菜、牛山は民夫の故郷へと向かった。自殺でもしないかと心配していた彼らは、元気な民夫の姿を見て、安心するとともに怒りだす。夏になり“とらや”に民夫から手紙が届いた。司法試験を諦め、若菜と結婚して中学の教師になるという。

 

男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
倍賞千恵子、美保純 前田吟、吉岡秀隆、倍賞千恵子
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
渥美清、平田満 平田満、樋口可南子
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
松村達雄、杉山とく子 渥美清

 

題名: 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
監督: 山田洋次
企画: 小林俊一
製作: 島津清、中川滋弘
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次、朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
照明: 青木好文
録音: 鈴木功
調音: 松本隆司
美術: 出川三男
装置: 小島勝男
装飾: 町田武
衣裳: 東京衣装
美粧: 宮沢兼子
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
  主題歌:渥美清「男はつらいよ」」
現像: 東京現像所
  撮影機材:パナビジョン(三和映材社)
  製作主任:峰順一
  製作進行:玉生久宗
  監督助手:五十嵐敬司
  スチール:長谷川宗平
出演: 渥美清、樋口可南子、倍賞千恵子、平田満、下條正巳、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、美保純、佐藤蛾次郎、吉岡秀隆、笠智衆、初井言榮、関敬六、松村達雄、杉山とく子、丹羽勝海、梅津栄、田中世津子、マキノ佐代子、川井みどり、谷よしの
1985年日本・松竹大船撮影所/シネスコサイズ・35mmフィルムカラー108分

 

 

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