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1986年

極道の妻たち

極道の妻たち 極道の妻たち
岩下志麻 かたせ梨乃

 

五社英雄監督1986年製作「極道の妻たち」を紹介する。1986年11月15日に全国劇場公開された。激烈な暴力抗争下で、様々な境遇を生きる極道の妻たちの姿を描いた本作は、家田荘子氏原作の同名ルポタージュを総製作費7億円で映画化した。主演の岩下志麻さんの圧倒的な演技力に好評を博して「極道の妻たち」はシリーズ化され、10作目「極道の妻たち 決着(1998年1月17日公開/監督:中島貞夫)」まで続いた。

 

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極道の妻たち 極道の妻たち
藤間紫 岩下志麻、成田三樹夫
極道の妻たち 極道の妻たち
かたせ梨乃、世良公則 佳那晃子
極道の妻たち 極道の妻たち
松尾和子、世良公則 大坂志郎、清水宏次朗

 

【ストリー】
粟津環(岩下志麻)は堂本組若頭補佐で粟津組組長の妻である。気丈な彼女は、服役中の夫、等(佐藤慶)に変わり組を守っていた。ある日、環は貧しい工場を経営する父、保造(大坂志郎)と暮らす妹、真琴(かたせ梨乃)に縁談を持ちかけた。そんな時、堂本組総長が急死した。関西を拠点に全国的に勢力を持つ堂本組は、傘下組員二万人の暴力団で、粟津組はその直系である。堂本組の跡目相続人は、故人の遺言によって若頭の柿沼(岩尾正隆)に決定した。これを不満とする舎弟頭の蔵川(疋田泰盛)は、同補佐の小磯(成田三樹夫)らを引き連れて朋竜会を結成した。環はあくまで堂本に忠誠を尽し、小磯の誘いを拒否する。小磯は傘下系列の名古屋の杉田組組長の杉田(世良公則)に柿沼暗殺の指揮を命じた。一方、アルバイト先のスナックで杉田にしつこく言い寄られていた真琴は、バカンスを楽しむグァム島で偶然、彼と再会。コテージで力ずくで抱かれた。杉田は兄弟分の川瀬組組長、川瀬(小松政夫)と共に柿沼暗殺のための拳銃の試射に来ていたのだ。帰国した真琴は、環に縁談を断り、やくざと関係したことを告げた。ある日、柿沼が射殺された。すぐに、愛知県常滑市の暴力団員、川瀬が自首して出た。TVでそれを知った真琴は常滑へ向かう。杉田と真琴は、子分に囲まれながら結婚式を挙げる。だが、杉田は突然踏み込んで来た刑事たちに逮捕された。真琴のもとに、杉田が柿沼を射止めた拳銃が残された。ある夜、粟津組系組長の妻たちが集まる“懲役やもめの会”で、環が小磯系組員の襲撃を受けた。このまま抗争を続ければ、双方の組織が壊滅しかねないと案じた堂本の妻、絹江(藤間紫)は関東から手打ちの仲介を頼むと環に告げる。環は小磯の妻、泰子(佳那晃子)の手を借りて小磯と会い、戦争終結を話し合った。一方、保釈となった杉田は、朋竜会解散の真偽を確めに大阪へ。家族と海水浴を楽しむ小磯の前で、自分の腹をドスで突き刺した。服役中の粟津が堂本の三代目に決定。大阪に戻った真琴は父親の死を知る。真琴は環のもとで暮らし始めたが、ある朝、見張りの清野伴司(清水宏次朗)と出かけた際、杉田の子分、花田太市(竹内力)と再会した。杉田のもとへ行くという真琴を環は止める。激しい喧嘩の後、「今日限り、わてらは姉妹でない」と環は妹を送りだした。杉田と真琴の久方ぶりの逢瀬の際中、伴司が飛び込んで来て杉田を刺殺した。そして粟津の保釈の日、環や組員が見守るなか、粟津は太市によって殺された。

 

極道の妻たち 極道の妻たち
成田三樹夫 世良公則
極道の妻たち 極道の妻たち
かたせ梨乃、世良公則 かたせ梨乃
極道の妻たち 極道の妻たち
佐藤慶 岩下志麻

 

題名: 極道の妻たち
監督: 五社英雄
企画: 日下部五朗、奈村協
原作: 家田荘子
脚本: 高田宏治
撮影: 森田富士郎
照明: 安藤清人
録音: 荒川輝彦
整音: 荒川輝彦
美術: 西岡善信
装置: 梶谷信夫
装飾: 窪田治
背景: 西村三郎
美粧: 田中利夫
結髪: 山田真佐子
衣裳: 黒木宗幸
刺青: 毛利清二
振付: ミゲール・ゴドリュウ
擬斗: 土井淳之祐
配役: 葛原隆康
音楽: 佐藤勝
  挿入歌:内藤やす子「あんた」
記録: 田中美佐江
編集: 市田勇
現像: 東映化学
  進行主任:山本吉應
  監督補佐:清水彰
  監督助手:比嘉一郎
  演技事務:村田玉郎
  製作宣伝:丸国艦
  プロデューサー補佐:天野和人
  宣伝プロデューサー:福永邦昭、茂木俊之、荒井一弥
  ヘアメイク:柏木久美子(STAGE-CEE)
  衣裳コーディネーター:岩本圭一
  方言指導:疋田泰盛、富永佳代子、小峰隆司
  企画協力:湯山雄介(青年企画)
  衣裳協力:EMPORIO ARMANI、CAGI、ミッチ・渡辺雪三郎、NICOLE、GRASS MEN'S JUN SAITO、NICOLE CLUB、BOATHOUSECLUB、Ms.REIKO、シェーファー、GINZA Kanematsu、株式会社アビステ、IWANAMI、GIORGIO ARMANI、RAIKA、ワコール
  撮影協力:南知多ビーチランド、琵琶湖汽船、大阪水上バス、java group、神戸マキシン、神戸 サノヘ、メナード化粧品、中がわ商事株式会社、トロピカル企画(名和達郎)、東映京都美術センター、鈴乃屋、京セラ、クレサンベール
  スチール:北脇克巳
出演: 岩下志麻、かたせ梨乃、世良公則、佳那晃子、竹内力、清水宏次朗、家田荘子、内藤やす子、円浄順子、春やすこ、八神康子、芹明香、明日香尚、絵沢萠子、小林勝彦、成瀬正、不破万作、有川世治、岩尾正隆、水上功治、松尾和子、鹿内孝、小松政夫、大坂志郎、佐藤慶、成田三樹夫、汀夏子、藤間紫
1986年日本・東映京都撮影所/ビスタサイズ・35mmフィルムカラー120分

 

 

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