映画「軽蔑」

軽蔑(LE MEPRISIL DISPREZZOCONTEMPT)
今回は、ジャン=リュック・ゴダール監督1963年作品「軽蔑」をピックアップした。
ゴダール監督作品は、本作以外にも取り上げたい作品は多々あるが、DVD化されてたもので再視聴してから書く様にしたい。
原作はアルベルト・モラヴィアの同名小説だが、撮影地はローマ市内のイタリア国立撮影所チネチッタとイタリア南部・カンパニア州ナポリ県にあるカプリ島で行われたそうだ。
撮影監督は巨匠ラウール・クタール氏。私はゴダール監督作品の中でも彼が担当した作品は特に好きだが、現在1962年製作「女と男のいる舗道(VIVRE SA VIE: FILM EN DOUZE TABLEAUX)」がDVDで入手出来ないのが残念だ。

作品リスト


ジャック・パランス                シェル・ピコリ

【ストリー】
劇作家のポールのもとに、辣腕プロデューサーのプロコシュがシナリオの書き直しを依頼しに来た。フリッツ・ラング(本人)が監督する新作『オデュッセイア』があまりにも難解すぎるからだ。打ち合わせの後、プロコシュの自宅へ招かれたポールと妻カミー ユだったが、後からやって来たポールにカミーユの態度は冷たい。彼女が何に対して怒っているのか、二人の仲は自宅へ戻っても変わらない。あんなに愛し合ったのに、ベッドを共にする事も拒絶するカミーユ。やがて、映画のロケのためにカプリ島に出かけた際、ポールはカミーユとプロコシュがキスしている光景を目にする……。

ドイツのサイレント映画の巨匠で、戦後アメリカのB級映画作家となったフリッツ・ラングが本人役で出演している。(上写真右)内容は、斜陽化著しいヨーロッパの映画産業での映画作りを描き、ハリウッド一辺倒の世界へのメッセージが込められている。

題名:LE MEPRIS / IL DISPREZZO/CONTEMPT
邦題:軽蔑
監督:ジャン=リュック・ゴダール
原作:アルベルト・モラヴィア
脚本:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:ラウール・クタール
録音:ウィリアム・ロバート・シヴェル
記録:シュザンヌ・シフマン
編集:アニエス・ギュモ
製作主任:フィリップ・デュサール、カルロ・ラストリカッティ
助監督:シャルル・L・ビッチ
出演:ブリジット・バルドー、ミシェル・ピコリ、ジャック・パランス、フリッツ・ラング
1963年フランス・イタリア・アメリカ/シネスコサイズ・カラー99分35mmフィルム
軽蔑 [DVD]
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。