映画「拳銃のバラード」

拳銃のバラード

本作が初作品のアルフィオ・カルタビアーノ監督1967年製作「拳銃のバラード(BALLATA PER UN PISTOLERO/BALLAD FOR A GUNFIGHTER)」をピックアップする。
本作は劇場公開当時に俳優の仲代達矢氏が日本語で主題歌を歌い「拳銃のバラード(片桐和子:訳詞、M・ジョンビーニ:作曲)」のレコード盤(EP)が発売された。

拳銃のバラードBALLAD FOR A GUN

撮影はグリエルモ・マンコーリ、音楽はマルチェロ・ジョンビーニが担当している。
出演はアントニー・ギドラ、アンジェロ・インファンティのイタリア製西部劇だ。

BALLAD FOR A GUNBALLAD FOR A GUN
アントニー・ギドラ             アンジェロ・インファンティ

悪役のアル・ノートンは、アルフィオ・カルタビアーノが本名で本作の監督であったが、2007年に他界された。主役のアントニー・ギドラ (Antony Guidra)はユーゴスラビア人で、ユーゴ名はDragomir Gidra Bojanicとして本国で活躍したが1993年に他界している。アンジェロ・インファンティ(Angelo Infanti)はイタリア人俳優だが、こちらも2010年10月に他界している。

【ストリー】
西部の町マリンタンは暴虐な男エル・ベドジャ(アル・ノートン)とその弟キンキたちによって支配されていた。ベドジャに父を殺され、自分もベドジャの偽証 に より十五年間牢獄につながれたクッド(アンジェロ・インファンティ)が復讐のため町にきた時も、ベドジャたちは悪業のかぎりをつくしていた。
同じ頃、ベド ジャの首にかかっ ている賞金をわがものにしようと、ニグロス(アントニー・ギドラ)という若いガンマンも町にやって来た。町の酒場でカード の勝負のことから危うく殺されかけたクッドを、ニグロスが救ったことから、二人は知り合い、自分たちの目的が同一であることを知った。
はじめ二人はどちら がベドジャを倒すかでもめたが、結局ニグロスは賞金だけを自分のものにし、クッドはベドジャと決闘する権利をもつ、という協定を結んだ。こうして二人は手 を組み、ベドジャ一味を倒す事になった。銀行を襲って逃げたベドジャ一味を、古い鉱山に追いつめた二人は、得意のガンさばきで一味を倒していった。

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アル・ノートン(悪役を演じたが本作の監督でもある)

し かし、肝心のベドジャは弟のキンキと共に盗んだ金を持って逃亡していた。再び追跡を開始し、二人はついにベドジャ兄弟と対決の時をむかえた。ニグロスの絶 妙なガンが、まず弟のキンキを射ち殺した。次いでクッドが宿敵ベドジャのガンを射ちとばした。しかし、クッドは殺すことができなかった。自分を守る以外に 人を殺してはいけない、と、言った父の言葉が彼の手を止めたのだった。
ベドジャを保安官に引き渡したクッドはピストル型の黄金のペンダントをニグロスに見 せて父の話をした。その同じペンダントをニグロスもまたもっていた。二人は兄弟だったのである。今は弟であることがわかったニグロスに、腕前におぼれる な、との言葉を残して、クッドは、再び放浪の旅に出るのだった。…

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英題:BALLAD FOR AGUNFIGHTER
伊題:BALLATA PER UN PISTOLERO
邦題:拳銃のバラード
監督:アルフィオ・カルタビアーノ(アル・ノートン)
脚本:アルフィオ・カルタビアーノ(アル・ノートン)
撮影:グリエルモ・マンコーリ
音楽:マルチェロ・ジョンビーニ
出演:アントニー・ギドラ、アンジェロ・インファンティ、アル・ノートン、アントニー・フリーマン
1967年イタリア/ウルトラスコープ・フェラニアカラー99分35mmフィルム
拳銃のバラード Ballata per un pistolero [DVD]
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