映画「豹/ジャガー」

A PROFESSIONAL GUNA PROFESSIONAL GUN
フランコ・ネロ

今回はセルジオ・コルブッチ監督1968年製作の「豹/ジャガー(A PROFESSIONAL GUN)」をピックアップする。
コルブッチ監督の作品は「続・荒野の用心棒」「殺しが静かにやって来る」を当ブログでも紹介した。本作は舞台をメキシコ革命に置き革命軍と政府軍の狭間で蠢く凄腕ガンマンの物語である。主演はフランコ・ネロ、共演にジャック・パランス、トニー・ムサンテが熱演している。この頃のマカロニウエスタンは後期にあたり、「ガンマン大連合(セルジオ・コルブッチ監督1970年)」もメキシコ革命を背景にしている。ここには荒野を一人さすらうガンマンの姿はない。

A PROFESSIONAL GUNA PROFESSIONAL GUN
ジャック・パランス

【ストリー】
早射ちの殺し屋ビル・ダグラスことセルゲイ・コワルスキ(フランコ・ネロ)は、精悍なジャガーのような男だった。今度の雇い主は、メキシコ国境に銀鉱をも つ富豪アルフォンソ・ガルシア(エドゥアルド・ファヤルド)。ガルシアは、革命の気配のあるメキシコから安全な場所へ銀を移すため、護送を頼んできたの だ。ところが、殺し屋の商売仇エラム・ブリッグス(ジャック・パランス)が取引に割りこんできた。ビルが鉱山に着くと、すでにメキシコ人抗夫エウフェミオ (トニー・ムサンテ)のひきいる革命軍に占拠されていた。ガルシアは、銀をひそかに井戸にかくし、ふみこむと爆発するしかけをしていた。一方、エラムはガ ルシアの用心棒となり、革命鎮圧に参加していた。この間、ビルはまったく無関心。ゼニにならなければ何もやらないのが彼の主義だ。彼はエウフェミオから金を受けとると、革命軍のためにひと仕事した。おかげで、エウフェミオはビルに惚れこみ、あり金をはたいて参謀にやとった。ビルの指導のもとに、革命部隊は町々を解放した。途中で、一人の美しいメキシコ娘コルンバ(ジョヴァンナ・ラッリ)が一行に加わった。ガルシアが、軍隊を 連れて討伐に来るという情報が入った。輸送列車を襲撃したりして、革命軍に資金もできた。だが、ある時、革命軍は軍隊に壊滅され、エウフェミオとコルンバ は命からがら逃げた。首に懸賞金をかけられたものの、エウフェミオはエラムを倒した。だが、エウフェミオとビルは、ついに捕えられてしまった。それを救っ たのはコルンバだ。ガルシア一味を倒したビルは、未だ革命の理想に燃えるエウフェミオを残し去って行った。

A PROFESSIONAL GUNA PROFESSIONAL GUN

英題:A PROFESSIONAL GUN
伊題:THE MERCENARY/IL MERCENARIO
邦題:豹/ジャガー
監督:セルジオ・コルブッチ
製作:アルベルト・グリマルディ
脚本:ルチアーノ・ヴィンセンツォーニ、セルジオ・スピーナ、セルジオ・コルブッチ、アドリアーノ・ボルツォーニ
撮影:アレハンドロ・ウロア
美術:ピエロ・フィリポーネ
編集:ユージェニオ・アラビソ
音楽:エンニオ・モリコーネ、ブルーノ・ニコライ
出演:フランコ・ネロ、ジャック・パランス、トニー・ムサンテ、ジョヴァンナ・ラッリ、エドゥアルド・ファヤルド
1968年イタリア・スペイン/テクニスコープ・テクニカラー109分35mmフィルム
豹/ジャガー [DVD]
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