映画「荒野の棺桶」

荒野の棺桶荒野の棺桶
アンソニー・ステファン

今回は「荒野のプロ・ファイター(RINGO IL VOLTO DELLA VENDETTA/1966年)」のマリオ・カイアーノ監督1966年製作「荒野の棺桶(UNA BARA PER LO SCERIFFO/A COFFIN FOR THE SHERIFF)」をピックアップした。公開当時二番館で観た記憶があるが、主演がアンソニー・ステファンである事以外忘れていた。本作の邦題「荒野の棺桶」だが、棺桶はどこにも出て来ない。
本作は、スペインの首都マドリードの北にあるオヨ・デ・マンツァナーレスのオープンセットで撮影された。 「荒野の用心棒(1964年)」「情無用のコルト(1967年)」などで撮影されたが、1970年代半ばに取り壊されたそうだ。

荒野の棺桶荒野の棺桶

【ストリー】
1880年、メキシコにほど近いテキサスのある町に、シェナンドー(アンソニー・ステファン)という男がやって来た。その男の謎めいた微笑をたたえた不敵 な面魂。飢えた狼のような鋭いまなざしからは、ひと目で拳銃頼りに渡り歩くガンファイターと知れた。その頃、テキサス中に猛威をふるい、軍隊でさえ手を焼 いている山賊の一味がいた。ルーペ・ローホ(A・カルボ)が率いる三十人からなる大ギャング団は、町や村を襲い、その残虐さは目をおおうものがあった。 シェナンドーが着いたその夜、町の銀行が一味によって襲われた。その時シェナンドーは傷ついた山賊の一人を激しい銃撃戦の中から救い出し、それを手土産に 山賊一味の仲間入りをしてしまった。彼のこの不思議な行動の謎はすぐ解けた。彼はもと保安官をしていた時、自分の花嫁がギャング一味の何者かに暴行され、 あげくのはてに殺されてしまい、復讐を誓って、その一味を探し歩いていたのだった。そしてついにつきとめたのである。やがて一味は大牧場主ウィルソンを 襲って、馬を売った大金を奪おうと計画した。こともあろうに、ウィルソンはシェナンドーの友人であり、唯一の味方であった。シェナンドーは一味の隠れ家を 脱け出し、ウィルソンにことの急を告げ、またまいもどってきた。だがシェナンドーのこの行動は、ローホの片腕マードック(E・ファヤルド)の目にとまっ た。次の日の夜、ローホ一味は予定通り牧場を襲ったが、失敗に終った。ついにシェナンドーの裏切りはローホの知るところとなり、リンチを受け監禁されてし まった。だが彼はその時妻を殺した犯人をつきとめることが出来た。マードックだった。町に逃げたマードックを追ったシェナンドーは、手練の早業でマードッ クを倒した。

荒野の棺桶荒野の棺桶
ルチアナ・ギリ               フルヴィア・フランコ

英題:A COFFIN FOR THE SHERIFF
伊題:UNA BARA PER LO SCERIFFO
邦題:荒野の棺桶
監督:マリオ カイアーノ
脚本:グイド・マラテスタ、デイヴィッド・モレノ
撮影:ジュリオ・オルタス
音楽:フランチェスコ・デ・マージ
出演:アンソニー・ステファン、エドゥアルド・ファヤルド、ルチアナ・ギリ、フルヴィア・フランコ
1966年イタリア/ビスタサイズ・イーストマンカラー86分35mmフィルム
荒野の棺桶 [DVD]
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。

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スペインの首都マドリードの北にあるオヨ・デ・マンツァナーレスのオープンセット