映画「地獄から来たプロガンマン」

地獄から来たプロガンマン地獄から来たプロガンマン
アンソニー・ステファン

今回はアルバート・カーディフ監督1966年製作「地獄から来たプロガンマン(SEVEN DOLLARS TO KILL)」をピックアップする。主演は「嵐を呼ぶプロ・ファイター」「荒野の棺桶」のアンソニー・ステファン、「二匹の流れ星」「ミネソタ無頼」のフェルナンド・サンチョ、「続・荒野の用心棒」のロレダーナ・ヌシアクが競演している。本作はマカロニウエスタン初期の作品でハリウッド製西部劇(ビフテキウエスタン)の影響を受け、中でもアンソニー・ステファンの出演作はオーソドックスなものが多いのが特徴だ。

地獄から来たプロガンマン地獄から来たプロガンマン
フェルナンド・サンチョ

【ストリー】
幌馬車隊の道案内をしていたジョニー・アシュレー(アンソニー・ステファン)は、留守中、サンチョ(フェルナンド・サンチョ)を首領とする山賊の一味に妻を殺され、二つになる息子ジェリーを奪われた。ジョニーは妻のかたきと、息子の行方を探し求めて、西部一帯を歩いたが、目ざすサンチョはなかなか見つからなかった。そして二十年過ぎた。ジェリーはサンチョの息子として育てられ、今は乱暴な若者になっていた。サンチョは一度解散させていた組織を再びおこし、馬泥棒を始めていた。やがてウィッシュビル銀行の襲撃を計画した。そして偵察にジェリーを送った。途中ジェリーは暴漢に襲われていたジョニーを、父とも知らず助けた。ウィッシュビルの町では、ジョニーの昔なじみのエミリーが妹のシビル(ロレダーナ・ヌシアク)と酒場を経営していた。エミリーはジョニーを見てなつかしがった。またジョニーの旧友の保安官は銀行に多額の金が預けられたから、警備に力を貸してくれとジョニーに頼んだ。その晩ジェリーはサンチョに、銀行には多量の金があること、明後日になると金がよその町に移されるから明日襲撃するよう報告した。ひそかに馬車でジェリーのあとを追って来たシビルは、この話を立ち聞きして愕然とした。愛している男が山賊の仲間だと知った驚きであった。その時ジェリーに見つかり銃弾をあびせられた。彼女は必死になって馬車を走らせ、銀行襲撃の報を苦しい息の下から酒場の姉に告げて死んだ。サンチョはジェリーを家に残して町へ向った。だが町では彼らを迎え撃つ準備が出来ていてサンチョはジョニーに殺された。これを知ったジェリーは父の復讐に燃えて町へ来た。だがそれより早く、サンチョの妻ローザがジョニーを訪ね、ジェリーが彼の捜し求める息子であると言った。激しい雨の中、ジョニーとジェリーは対決した。ジェリーは拳銃を抜かないジョニーを父と信じようとせず、短剣を抜いた。揉みあううちジェリーは自らの短剣を胸にして倒れた。

地獄から来たプロガンマン地獄から来たプロガンマン
ロレダーナ・ヌシアク

題名:SEVEN DOLLARS TO KILL
邦題:地獄から来たプロガンマン
監督:アルバート・カーディフ
製作:マーロン・シルコ
原作:ハメッド・ライ
脚本:アルネ・フランクリン
撮影:ホセ・F・アグアーヨ
音楽:フランチェスコ・デ・マージ
出演:アンソニー・ステファン、フェルナンド・サンチョ、ジェリー・ウィルソン、ロレダーナ・ヌシアク、エリザ・モンテス、キャロル・ブラウン
1966年イタリア/テクニスコープ・イーストマンカラー96分35mmフィルム
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地獄から来たプロガンマン(SEVEN DOLLARS TO KILL)