映画「情無用のコルト」

情無用のコルト情無用のコルト
コンラード・サルマルティン、スティーブン・フォーサイス

今回はジャンニ・グリマルディ監督1965年製作「情無用のコルト(ALL’OMBRA DI UNA COLT)」をピックアップした。
撮影は「荒野のプロ・ファイター(RINGO IL VOLTO DELLA VENDETTA/マリオ・カイアーノ監督1966年)」のジュリオ・オルタス氏が担当した。本作はマカロニウエスタン創生期の作品で、どこかビフテキ(アメリカ製)ウエスタンの香りから抜けてないが、ラストのガンファイトはスタント大会で良かった。

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スティーブン・フォーサイス          コンラード・サルマルティン

本作は、マカロニウエスタンで常連の俳優が脇を固めている。保安官役は「怒りの荒野」のホセ・カルヴォ、「荒野の1ドル銀貨」のフランキー・リストン、特別出演で「さすらいのガンマン」のアルド・サンブレル、「増える賞金、死体の山)」のドイツ美人女優ヘルガ・リーネが出演している。

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アルド・サンブレル                  ホセ・カルヴォ

町のシーンは、スペインの首都マドリードの北にあるオヨ・デ・マンツァナーレスのオープンセットで撮影された。「ミネソタ無頼(1964年)」 「荒野の用心棒(1964年)」「荒野の棺桶(1966年)」などで撮影されたが、1970年代半ばに取り壊されたそうだ。

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ジャンニ・グリマルディ監督1965年製作「情無用のコルト(ALL’OMBRA DI UNA COLT)」
MINNESOTA CLAY荒野の棺桶
セルジオ・コルブッチ監督「ミネソタ無頼」マリオ カイアーノ監督「荒野の棺桶※反対側

【ストリー】
メキシコのある村へやって来た、プロガン・マンのスチーブ(スティーブン・フォーサイス)とデューク(コンラード・サルマルティン)の二人は、そこで村の収穫物を盗む盗賊を退治するために雇われた。若いスチーブはこれを最後に足を洗いデュークの一人娘と平和な生活を送るつもりだった。ある日、突如として襲撃してきた盗賊との戦いで、足を射たれてしまい、動くことができなくなったデュークは、稼いだ12,000ドルをスチーブに渡し、町にいる娘のスーザン(アニー・シャーマン)に渡してくれるよう頼んだ。二人で町に帰ったスチーブは、デュークの情婦ファビエンヌ(ヘルガ・リーネ)を訪れたが、ファビエンヌは、若いスチーブに惚れており、スチーブがスーザンを思いつめているのを知ると、すぐにデュークのもとに走り、スチーブがスーザンを誘惑し、金を持って逃げたと告げた。デュークは怒り、スチーブをみつけしだい殺すといきまいた。そのころ、スチーブは、スーザンとの新しい生活を求めて、プロデンス町に来て、売りに出ているウイアムズ牧場を買うべく、交渉をしたが、その寸前銀行家のパーンズ一味に金を奪わてしまった。そんなある日、バーンズとねんごろになっていたファビエンヌが、スチーブの姿をみかけ、早速、そのことをデュークに告げた。デュークは、スチーブに決闘を申し込んだ。
昔から友人であり、愛する妻の父親でもあるデュークと決闘することは、スチーブの望むところではなかったが、デュークの執拗さに承諾してしまった。いよいよ決闘の時が来た。向いあった二人は、ゆっくりと歩きはじめた。ところが、その二人を狙ってバーンズ一味の銃口がたくさん向けられていた。瞬間、そのことに気がついた二人は、まず一味をたおすことにした。二人の早打ちの前に、バーンズ一味は敵ではなかった。一味をたおし、再び二人は向いあった。だが、どちらも拳銃に手をかけなかった。激しい闘いの中で、二人の間には、再び友情がよみがえっていたのである。

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ヘルガ・リーネ                  アンヌ・シェルマン

題名:ALL’OMBRA DI UNA COLT
邦題:情無用のコルト
監督:ジャンニ・グリマルディ
製作:アンジェロ・ロッソン
脚本:ジャンニ・グリマルディ、アルド・バルニ、アルド・ルクサンド
撮影:ジュリオ・オルタス
音楽:ニコ・フィデンコ
出演:スティーブン・フォーサイス、コンラード・サルマルティン、フランク・レセル、フランキー・リストン、アンヌ・シェルマン、ヘルガ・リーネ、ホセ・カルヴォ
1965年イタリア/クロモスコープ(1:2.35)・イーストマンカラー79分35mmフィルム
情無用のコルト [DVD]
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情無用のコルト
情無用のコルト(ALL’OMBRA DI UNA COLT)