映画「黄金の七人」

黄金の七人
ロッサナ・ポデスタ

今回はマルコ・ビカリオ監督1965年製作「黄金の七人(SETTE UOMINI D’ORO/SEVEN GOLDEN MEN)」をピックアップした。本作はモンキー・パンチ氏の漫画「ルパン三世」に影響を与えた作品と言われ日本でもヒットした作品だ。出演は「恋人のいる時間(1964年ジャン=リュック・ゴダール監督)」のフィリップ・ルロワ、一世を風靡した美人女優ロッサナ・ポデスタ、「ガンマン無頼」のホセ・スアレスがキャスティングされ、続編「続・黄金の七人 レインボー作戦(1966年)」さらにキャストを一新し「新・黄金の七人 7×7(1968年)」が同監督で製作された。尚、「ルパン三世」峰不二子のモデルになったとされるロッサナ・ポデスタさんは2013年12月に満79歳で亡くなっているのが残念だ。

黄金の七人黄金の七人
ロッサナ・ポデスタ、フィリップ・ルロワ    ※年代もののコントロールパネル

【ストリー】
スイス。ジュネーブにあるスイス銀行の大金庫は万全の備えをもつ最新式のものだ。扉は電子装置で開閉、地下には坑道をめぐらし電気写真装置、侵水装置などその防御設備には近代化学の粋がもりこまれている。そして中に眠っているのは時価数百億円の金ののべ棒。となればこれを狙う連中の心は常にもましてハッスルしようというもの。ある冬の日、真黄色に塗った道路工事の車と、オレンジ色の服を着た六人の男が、道路に穴をあけ地下にもぐっていった。しかし誰も彼らがヨーロッパよりぬきの泥ちゃんとは気がつかない。しかも向いのホテルの一室では、リーダーの“教授”とよばれる男アルべール(フィリップ・ルロワ)が、情婦のジョルジア(ロッサナ・ポデスタ)を傍わらに無線通話機、レーダーで総指揮をとっているという念の入り方。特製ドリルで大金庫の底に穴をあげた男たちは午後一時、計画通りに仕事を完了。七トン、時価五億円の金ののべ樺は“銅”という名目でイタリアへ発送されてしまった。「教授」とジョルジアは夜行列車で、あとの六人は車で出発。落合うところはローマ。ところがジョルジアはスイス銀行の支配人としめし合せて、「教授」を眠らせて横取りを計った。しかし役者は「教授」の方が一枚上で計画は見事に失敗。彼は金を独占--と思ったが、愛する女は憎めないし、六人も黙ってはいない。そこで皆で分配しようとした時、金をつんだトラックのブレーキがゆるんで坂を急降下。ドカーンと物売りの屋台にぶつかって金ののべ棒はあたりいっぱいに散乱--これで万事休す。「もうやめようよ」「そんなこといわないでもう一度」。そして何カ月かのちのある晴れた朝、ローマ銀行の前には道路エ事用の真黄色に塗った車と、「教授」とジョルジアの乗ったロールス・ロイスがやって来た。

黄金の七人黄金の七人
ロッサナ・ポデスタ

題名:SETTE UOMINI D’ORO/SEVEN GOLDEN MEN
邦題:黄金の七人
監督:マルコ・ビカリオ
製作:マルコ・ビカリオ
脚本:マルコ・ビカリオ、マリアノ・オゾレス、ノエル・ギルモア
撮影:エンニオ・グァルニエリ
美術:アッリーゴ・エクィーニ、ピエロ・ポレット
衣装:ガイア・ロマニーニ
編集:ロバート・チンクイニ
音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ
出演:フィリップ・ルロワ、ロッサナ・ポデスタ、ガストーネ・モスキン、ガブリエル・ティンティ、ホセ・スアレス
1965年イタリア/ビスタサイズ・テクニカラー95分35mmフィルム
黄金の七人 [DVD]
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黄金の七人黄金の七人
ホセ・スアレス