映画「皆殺しハンター」

皆殺しハンター皆殺しハンター
マリオ・アドルフ                ヘンリー・シルヴァ

今回はフェルンナンド・ディ・レオ監督1972年製作「皆殺しハンター(MANHUNT)」をピックアップする。
本作は、クエンティン・タランティーノ監督が師と仰ぐB級ギャング映画の巨匠、フェルナンド・ディ・レオ監督によるミラノを舞台に大量のヘロイン強奪の罪を着せられた男の復讐が展開するアクション・ドラマだ。共演にマカロニウエスタン「帰って来たガンマン」のヘンリー・シルヴァ、「新・課外教授」のフェミ・ベヌーシが出演している。

皆殺しハンター皆殺しハンター
ヘンリー・シルヴァ                 マリオ・アドルフ

【ストリー】
ミラノからニューヨークに運ばれる途中で、600万ドル相当のヘロインが、何者かの手によって奪われた。数日後、容疑者として浮び上ったミラノのポン引き、ルカ・カナリ(マリオ・アドルフ)を派手に殺すようにとの密命を帯びた二人のアメリカ人の殺し屋がミラノに送り込まれてきた。命令を下したのはニューヨークの組織を支配するボスのコルソ(シリル・キューザック)だった。ルカはかつて、ミラノのボス、トレソルディ(アドルフォ・チェリ)の売人だったが、役に立たないためお払い箱となっていたのだ。二人の殺し屋デビッド(ヘンリー・シルヴァ)とフランク(ウディ・ストロード)は早速、ルカの跡を追った。一方、もめごとが大きくならないうちにルカを始末しようと考えたトレソルディも、部下に命じてルカを狙い始めた。当のルカは命が狙われていることなど知るよしもなく、相変らずポン引き稼業に精をだし、その合間をぬって別れた妻のルチア(シルバ・コシナ)と一粒ダネのリタに会うことを楽しみにしていた。そんなある日、ルカはトレソルディの使いだという二人の暴漢に襲われたが、得意の頭突きで切りぬけた。しかし、ミラノのボス、トレソルディに狙われたからにはここから逃げだすしかない。しかし、報復を恐れて協力してくれる人はいない。やむなくルカは親友のニコラを訪ね、彼の従兄の家に身を隠すことになった。ミラノ市内各所にはトレソルディの手下の眼が光り、もはや、市外への脱出は不可能だった。さらにトレソルディは、ルカの最大の弱点をついてきた。一人娘のリタを誘拐するというのだ。ルカはすぐルチアに連絡し、学校へ迎えにやった。だがルカと待ち合せ場所寸前の所で、猛スピードで疾走してきたトラックに、はね飛ばされてしまった。もちろんトレソルデイの仕業だ。復讐の鬼と化したルカは、巧みに彼の事務所に忍び込み、トレソルディにピストルをつきつけた。そこでは意外な事実が判明した。ヘロインを奪ったのはトレソルディ自身だったのだ。ルカは何のためらいもなく引金を引いた。だが、まだ強敵がいた。二人の殺し屋だ。最後の決闘の場所は郊外の廃車集積場に決まった。山のように積みあげられたポンコツ車の中で、ルカは殺し屋たちを待った。二対一、ルカには不利な形勢だったが、死にもの狂いの彼にとっては問題ではなかった。しかしルカは二人を倒したもののデビッドの銃弾をうけ、次第に意識を失っていった。

皆殺しハンター皆殺しハンター
シルバ・コシナ、マリオ・アドルフ           フェミ・ベヌーシ

題名:MANHUNT
邦題:皆殺しハンター
監督:フェルンナンド・ディ・レオ
原案:フェルナンド・ディ・レオ
脚本:フェルナンド・ディ・レオ、アウグスト・フィノッキ、インゴ・ヘルメス
撮影:フランコ・ビラ
美術:フランチェスコ・クッピーニ
衣装:フランチェスコ・クッピーニ
音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ
フィルム:イーストマンコダック
現像:テクニカラー
出演:マリオ・アドルフ、ヘンリー・シルヴァ、ウディ・ストロード、アドルフ・チェリ、ルチアナ・パルッツィ、フランコ・ファブリッツィ、シルバ・コシナ
1972年イタリア/ビスタサイズ・イーストマンカラー92分35mmフィルム
皆殺しハンター [DVD]
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ウディ・ストロード