映画「霧笛が俺を呼んでいる」

霧笛が俺を呼んでいる
芦川いづみ

今回は山崎徳次郎監督1960年「霧笛が俺を呼んでいる」をピックアップする。
本作は後に監督となった熊井啓氏の脚本で撮られ、横浜を舞台に伝説の俳優、赤木圭一郎さんと芦川いづみさんとの淡いロマンスを絡めたミステリーロマンだ。
現代のアイドル顔負けの芦川いづみさんに魅了される。美しい!
撮影当時、赤木圭一郎さんが20歳、芦川いづみさんが25歳、吉永小百合さんが15歳だった。

霧笛が俺を呼んでいる
赤木圭一郎

伝説の俳優、赤木圭一郎さんとは
1958年(昭和33年)日活第4期ニューフェイスとして日活へ入社。石原裕次郎主演の『紅の翼』に本名の「赤塚親弘」名義で群衆の一人としてエキストラ出演し、これが映画デビュー作となった。その西洋的風貌や退廃的な雰囲気がこれまでの日本人俳優にはない個性として評判を呼び、「トニー」の愛称で主人公の弟分や準主役級として出演するようになった。
この愛称は、1950年代から1960年代にかけて人気のあったハリウッドスタートニー・カーチスにどことなく風貌が似ていたことが由来である。1959年(昭和34年)鈴木清順監督「素っ裸の年令」で初主演を果たし「拳銃無頼帖」シリーズなど20本以上の無国籍アクション映画に主演し、日活のアクション俳優として「タフガイ=石原裕次郎」「マイトガイ=小林旭」に続く”第三の男”と呼ばれた。その風貌から”和製ジェームズ・ディーン”とも云われた。
1961年(昭和36年)2月14日12時20分頃、映画『激流に生きる男』セット撮影中の昼休憩時にセールスマンが持ってきたゴーカートを日活撮影所内で運転中、咄嗟にブレーキとアクセルを踏み違え60km/h以上のスピードで大道具倉庫の鉄扉に激突し、東京都北多摩郡狛江町(現:狛江市)にある慈恵医大病院に緊急搬送された。一時は意識が戻ったものの、2月20日になって再び昏睡状態に陥り、2月21日午前7時50分、前頭骨亀裂骨折に伴う硬膜下出血のため、21歳の若さで死去した。
赤木の家族らと共に長門裕之も臨終に居合わせた。葬儀は杉並区永福にある大円寺にて2月23日の午後2時より執り行われ、多くの芸能関係者などが参列した。
(ウィキペディア参照)

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赤木圭一郎                     芦川いづみ
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吉永小百合                     葉山良二
霧笛が俺を呼んでいる霧笛が俺を呼んでいる
西村晃                       内田良平

【ストリー】
すずらん丸はエンジンの故障で出航を延期し、船員は陸に上った。航海士杉(赤木圭一郎)も船員たちと酒場“35ノット”に行った。船員が女給のサリー(天路圭子)にからんだことから、乱闘になった。杉もパトロールに連行された。--翌日杉は友人の浜崎(葉山良二)に会いに出かけた。しかし、浜崎は二週間前に突堤で溺死体になって発見されたのだという。当局は自殺と断定していた。が、浜崎の妹ゆき子(吉永小百合)は殺されたのだと思うと言った。森本刑事(西村晃)は浜崎が麻薬の売人であったと教えた。杉が留守の間にサリーから電話がかかってきたが、杉がアパートへ行った時には、彼女は殺されていた。杉は浜崎の恋人美也子(芦川いづみ)と浜崎の溺死現場に行った。ロープは刃物で切られたことを知った。杉は他殺だと判断した。その後、浜崎と美也子は“35ノット”の支配人渡辺(内田良平)の配下に襲われた。杉は撃退した。渡辺一味はサリーの友人和子(堀恭子)の命を狙っていた。杉は和子をすずらん丸にかくまった。和子はサリーの恋人が浜崎溺死事件の日から行方不明になっていると言った。杉は浜崎が生きていると考えた。浜崎に会わせろと渡辺につめよった。浜崎が姿を現わした。彼は杉に事件から手を引けと迫った。杉がすずらん丸に帰ると森本刑事から封書が届いていた。浜崎が犯している麻薬密売の証拠写真で、浜崎の住所を教えるようにと書いてあった。杉は浜崎を自首させようと思った。一方浜崎は、麻薬をもち出して逃亡の準備をした。感づいた渡辺一味は浜崎を殺そうとした。浜崎がかくれ場のホテルに帰ると杉と美也子が待っていた。二人は自首をすすめた。しかし、浜崎は拳銃を抜いた。と、森本刑事がドアを叩いた。浜崎は逮捕された。だが、エレベーターに殺し屋がいた。殺し屋は森本刑事に射たれたが、そのスキに浜崎は逃げ出した。しかし、浜崎は肩を射たれ、やがて死んだ。翌朝、出航したすずらん丸のデッキで、杉は去り行く横浜の街をいつまでも見つめていた。

霧笛が俺を呼んでいる霧笛が俺を呼んでいる

題名:霧笛が俺を呼んでいる
監督:山崎徳次郎
企画:水の江瀧子
脚本:熊井啓
撮影:姫田真佐久
照明:岩木保夫
録音:橋本文雄
美術:木村威夫
記録:大和屋叡子
編集:鈴木晄
音楽:山本直純
現像:東洋現像所
製作主任:亀井欽一
助監督:鍛冶昇
色彩計測:安藤庄平
出演:赤木圭一郎、芦川いづみ、吉永小百合、葉山良二、西村晃、内田良平、天路圭子、堀恭子
1960年日本・日活/シネスコサイズ・カラー79分35mmフィルム
霧笛が俺を呼んでいる [DVD]
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麗しの芦川いづみさん

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