映画「復讐のガンマン・ジャンゴ」


アンソニー・ステファン              クラウコ・オノラート

今回はエドワルド・G・ミュラー監督(本名:エドアルド・ムラルジア)1971年製作「復讐のガンマン・ジャンゴ(A MAN CALLED DJANGO/W DJANGO)」をピックアップする。
主演は「地獄から来たプロガンマン」「「荒野の棺桶」「嵐を呼ぶプロファイター」のアンソニー・ステファンである。本作は1970年以降のコメディ路線が目立つマカロニ・ウエスタン末期にあって、マカロニ正統派寄りの作品だが、オープンセットが随分と草臥れているのに驚く。


クラウコ・オノラート、アンソニー・ステファン       アンソニー・ステファン

【ストリー】
無法者に妻を殺されたジャンゴ(アンソニー・ステファン)は仇を追い求めてとある米墨国境の街にやってくる。その街はジェフ(クリス・アヴラン)率いる無法者に支配されていた。ジェフに私刑に掛けられていたカランザ(ステリオ・カンデッリ)を救い出したジャンゴだったが、その目的は妻を殺した一味のメンバーだったカランザに、仲間たちの名前と居場所を吐かせるためだった。カランザは銃と金を、ジャンゴは仇の命を、という利害の一致から協力することとなった二人は、まずは仇の一人であり、銃器の密売人となっていたトンプソン(リッカルド・ピッツーティ)を斃す。トンプソンから手に入れたライフルを、次なる仇であり、メキシコ軍の将校となっていたゴメスをおびき出すための餌にしようとしていた二人だったが、折悪しくトンプソンの元を訪れたジェフ一味にライフルを横取りされてしまう。酒場の親父パコ(ドナート・カステッラネタ)の協力もあり、ジョンからライフルを取り戻したジャンゴは、それを利用してゴメスに復讐を遂げるが、追いかけてきたジェフ一味にカランザ共々捕まってしまう。奇策を労して逃げ出す二人。カランザはジェフこそがジャンゴの最後の仇だと伝える。国境の街での銃撃戦の末、ジェフを倒したジャンゴだったが、そんな彼にカランザが銃口を向ける。実はカランザこそ、ジャンゴの妻を殺した張本人だったのだ。追い詰められたジャンゴだったが、カランザの一瞬の隙をつき、苦渋の表情で彼を撃ち殺すのだった。


ステリオ・カンデッリ、エスメラルダ・バロス       ドナート・カステッラネタ

英題:A MAN CALLED DJANGO
伊題:W DJANGO
邦題:復讐のガンマン・ジャンゴ
監督:エドワルド・G・ミュラー(エドアルド・ムラルジア)
製作:サルバトーレ・A・クロセラ
脚本:ニノ・ストレサ
撮影:マルチェロ・マシオッキ
編集:ケサレ・ビアンチニ
音楽:ピエロ・ウミリアーニ
フィルム:イーストマン・コダック
現像:テクニカラー
出演:アンソニー・ステファン、クラウコ・オノラート、ステリオ・カンデッリ、クリス・アヴラム、ドナート・カステッラネタ、エスメラルダ・バロス
1971年イタリア/シネスコサイズ・カラー94分35mmフィルム [日本劇場未公開]
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アンソニー・ステファン   「復讐のガンマン・ジャンゴ(A MAN CALLED DJANGO)」

復讐のガンマン・ジャンゴ(A MAN CALLED DJANGO)

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