映画「ガラガラ蛇の夜」


ガラガラ蛇の夜(LA NOTTE DEI SERPENTI)

ルーク・アスキュー                                              ルイジ・ピスティリ

今回はジュリオ・ペトローニ監督1969年製作「ガラガラ蛇の夜(LA NOTTE DEI SERPENTI)」をピックアップする。
出演は「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」「イージーライダー」等に出演し、マカロニ・ウエスタンは、本作のみに出演したルーク・アスキュー、「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」「ガンマン無頼」等のマカロニ常連俳優ルイジ・ピスティリ、「盲目ガンマン」「暁のガンマン」の美人女優マグダ・コノプカ、「続・復讐のガンマン 走れ、男、走れ」の美人女優チェロ・アロンゾなどで、音楽は「怒りの荒野」のリズ・オルトラーニが担当している。


マグダ・コノプカ                  チェロ・アロンゾ

舞台俳優、歌手、アナウンサー…….ルーク・アスキューの意外な経歴
本作の主人公ルークを演じるルーク・アスキューは、異色の経歴を持つ俳優である。
大学卒業後、オフ・ブロードウェイり舞台に立ち始めたものの、同じ芝居を週に8回も演じる事に”退屈”を感じ、ほどなくして演技そのものへの関心を失くしてしまったという。以降、ニューヨークのラジオ局やローカルテレビ局のアナウンサーなどを経験した彼は、28歳を迎える1960年、自ら作詞作曲したシングル”Bells”で歌手デビューを果たすも、レコードが全く売れなかった為に世間に失望。数年間にわたる”失意の放浪”を経て。”気の進まないまま”コロンビア映画の関係者に紹介され、1967年らイギリスの名優マイケル・ケイン主演の「夕陽よ急げ」で本格的な俳優活動を開始したのである。さらにアスキューは、同年の次作「真昼の衝動」でアンソニー・クインと「暴力教室」でポール・ニューマンと共演。撮影中にニューマンの楽屋に招かれ、業界人との付き合い方などについてアドバイスを受けたというが、当のアスキューは当時を振り返り「あの頃の僕は自惚れていて、大スターの話にまったく耳を傾けなかった。どうすればボーナスが出るのすって事にしか興味がなかったからね」と語っている。
(マカロニウエスタン傑作映画DVDプロダクションノートより)

ルイジ・ピスティリ
本作の悪役エルナンデス中尉を演じるルイジ・ピスティリは「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」「殺しが静かにやって来る」などで存在感を示した名バイプレーヤーである。そんな彼の出身は世界屈指の劇場”ミラノ・ピッコロ座”で、実力派の舞台俳優だった。また、その美声を活かして声優としても活躍し、黒澤明監督「影武者(1980年)」イタリア語版では、山崎努さんの声を担当している。
(マカロニウエスタン傑作映画DVDプロダクションノートより)


ルイジ・ピスティリ、ルチアーノ・カーサモニカ       ルーク・アスキュー

題名:LA NOTTE DEI SERPENTI
邦題:ガラガラ蛇の夜
監督:ジュリオ・ペトローニ
製作:ジャンニ・ミネルヴィーニ
脚本:フルヴィオ・ジッカ、エンツォ・ジッカ
撮影:マリオ・ヴルビアーニ・フラスケッティ
音楽:リズ・オルトラーニ
出演:ルーク・アスキュー、ルイジ・ピステリ、マグダ・ユノブカ、チェロ・アロンゾ、グリエルモ・スポレティーニ(ウィリアム・ボガード)、ルチアーノ・カーサモニカ、フランコ・パルドゥッチ、ジャンカルロ・パテッシ、フランコ・パロブラ
1969年イタリア/テクニスコープ・テクニカラー91分35mmフィルム [日本劇場未公開]
マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 30号 2017年 6/4号 [分冊百科]
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ルーク・アスキュー           マグダ・コノプカ、ルチアーノ・カーサモニカ

ガラガラ蛇の夜(LA NOTTE DEI SERPENTI)

「ガラガラ蛇の夜(LA NOTTE DEI SERPENTI)」マグダ・コノプカ

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