映画「荒野のライフル」


ロバート・ショウ                          マーティン・ランドー

今回はロバート・パリッシュ監督1971年製作「荒野のライフル(UNA CIUDAD ILAMADA BASTARDA)」をピックアップする。
本作はマカロニ・ウエスタンではなくイギリス製作のユーロ・ウエスタンである。

英語圏で固めた異色の豪華キャスト
本作の主だったスタッフと俳優陣は、イギリス、アメリカを中心とする英語圏の顔ぶれが揃っている。これは本作のスポンサーであるイギリスの映画製作会社ベンマー・フィルムズ”Benmer Films”の強い要望によるものだったという。製作と脚本こそ、ベンマー・フィルムズの創設者の一人であるポーランド人のベンジャミン・フィッツが担当したものの、監督はイギリス製作「007 カジノ・ロワイアル(1967年/監督:ヴァル・ゲスト)」などのロバート・パリッシュ(アメリカ人)。俳優陣は、「わが命つきるとも(1966年)」などのロバート・ショウ(アメリカ人)、「スパイ大作戦」などのマーティン・ランドー(イギリス人)、後にテレビシリーズ「刑事コジャック」で人気を博すテリー・サヴァラス(アメリカ人)、1960年代のアメリカのアイドル女優ステラ・スティーヴンス、さらに、インド出身のマイケル・クレイグなど、英語を母国語とする面々がキャスティングされたのである。それでも、”マカロニ・ウエスタン”の香りを残すべく、お馴染みのスペイン人俳優フェルナンド・レイ、アルド・サンブレル、ティト・ガルシアなどが脇を固め、多数のイタリア人スタッフも参加。マカロニ・ウエスタンの聖地アルメリアで撮影された本作は、欧米で”ユーロ・ウエスタン”とも呼ばれている。
(マカロニウエスタン傑作映画DVDプロダクションノートより)


テリー・サヴァラス               ステラ・スティーヴンス

【ストリー】
1895年、エルナンデス(ロバート・ショウ)率いる革命軍が教会を襲撃し、神父や参拝者を皆殺しにした上、祭壇も破壊する事件が起きた。10年後、教会があった町はドン・カルロス(テリー・サヴァラス)をボスとする盗賊団の根城となっており、悲惨な事件があった教会には神父となったエルナンデスが暮らしていた。ある日、カルロスによる恐怖政治が敷かれたその町を、埋葬されている夫の墓参りを望む未亡人(ステラ・スティーヴンス)が訪問。夫を殺害した犯人の名前を教えてくれた者に、”2万ドル分の黄金”を譲ると約束するのだった………..。


パロマ・セラ            荒野のライフル(UNA CIUDAD ILAMADA BASTARDA)

題名:UNA CIUDAD ILAMADA BASTARDA
邦題:荒野のライフル
監督:ロバート・パリッシュ
製作:ベンジャミン・フィッツ
原案:リチャード・オーブリー
脚本:ベンジャミン・フィッツ、リチャード・オーブリー
撮影:マニュエル・ベレンガー
音楽:ワルド・デ・ロス・リオス
出演:ロバート・ショウ、テリー・サヴァラス、マーティン・ランドー、ステラ・スティーヴンス、フェルナンド・レイ、マイケル・クレイグ、パロマ・セラ、アル・レッティエリ、アルド・サンブレル、ダドリー・サットン、ティト・ガルシア
1971年イギリス・スペイン/シネスコサイズ・カラー95分35mmフィルム [日本劇場未公開]
マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 42号 2017年 11/19号 [分冊百科]
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荒野のライフル(UNA CIUDAD ILAMADA BASTARDA)

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