映画「地獄のアパッチ」


リー・ヴァン・クリーフ                        キャロル・ベイカー

今回はアレクサンダー・シンガー監督1971年製作「地獄のアパッチ(CAPTAIN APACHE)」をピックアップする。
本作はリー・ヴァン・クリーフ主演のイタリア製とは全く違うティストを持つブリティッシュ・ウエスタンだ。共演は「新・課外教授」のキャロル・ベイカーなど。

リー・ヴァン・クリーフが歌う「地獄のアパッチ」テーマ曲
本作の主題歌を歌っているのは、アパッチを演じたリー・ヴァン・クリーフである。
クリーフは、1969年に出演した「ベンチャー・ワゴン」で、主演のリー・マービンが主題歌を歌っているのを聞き、自身も映画の主題歌にチャレンジする事を決意。元オペラ歌手の妻ジョアン(1974年離婚)も背中を押したという。クリーフの申し出を受け、リチャード・モリスの作詞に、ドロレス・クラマンが曲をつけ、オープニング曲”Captain Apache”とエンディング曲”April Morning”が完成。クラマンのピアノ伴奏で、早速練習が始まった。しかし、「クリーフは歌唱力に乏しく、特にリズム感がなかった」と語るクラノンに対し、クリーフは「ピアノのせいで音程が外れてしまう」と言って譲らなかった為、ギター伴奏による練習に切り替えられたのだが、クリーフの歌がレコーディングに至るレベルに上達する事はなかったのである。。そこで、苦肉の策として考案されたのが、曲のかなりの部分を語りにしてしまうというアレンジ法。別録りした音楽にクリーフの歌と語りを正しいタイミングで挿入し、編集するという方法であった。こうして無事に?仕上がったレコードをクリーフは気に入っていたようで、自身のファンクラブの会員に配ったという逸話が残されている。
(マカロニウエスタン傑作DVDプロダクションノートより)


スチュアート・ホイットマン、チャーリー・ブラフォー、パーシー・ハーバート

【ストリー】
先住民居留地の監督官ハリー・コリア(ルイス・イントゥーニ)が何者かに射殺される事件が発生、彼が死に際に発した「エイブリル・モーニング」という言葉の真相を探るべく、アパッチ大尉(リー・ヴァン・クリーフ)が捜査に乗り出した。その遺言を聞いたコリアの部下OJ(ミロ・ケソダ)が不審な死を遂げる中、彼が定期的に誰かと密かに誰かと会っていたという情報を得たアパッチは、その密会場所だというメキシコの酒場に急行。しかし、店内にはいくつもの死体が転がっており、その直後にアパッチを縦断が襲うのだった……。

題名:CAPTAIN APACHE (THE GUNS OF APRIL MORNING)
邦題:地獄のアパッチ
監督:アレクサンダー・シンガー
製作:ミルトン・スパーリング、フィリップ・ヨーダン
原作:S・E・ホイットマン
脚本:ミルトン・スパーリング、フィリップ・ヨーダン
撮影:ジョン・カブレラ
編集:レイジ・G・テイラー
音楽:ドロレス・クラマン
出演:リー・ヴァン・クリーフ、キャロル・ベイカー、スチュアート・ホイットマン、パーシー・ハーバート、トニー・ボーケル、ルイス・イントゥーニ、チャーリー・ブラフォー、ミロ・ケソダ、エリザ・モンテス
1971年イギリス・スペイン/シネスコサイズ・カラー93分[日本劇場未公開] 35mmフィルム
マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 45号 2017年 12/31号 [分冊百科]
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地獄のアパッチ(CAPTAIN APACHE)

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