映画「キャットウーマン」


ハル・ベリー                  シャロン・ストーン

今回はピトフ監督2003年製作「キャットウーマン(CATWOMAN)」最悪作品賞をピックアップする。
本作はアメコミの映画化だが、2004年第25回ゴールデンラズベリー賞を受賞している。
スパイダーマンやバットマンも含めてCG処理するのが当たり前のヒーローもの。本作の芝居は薄く、脚本が良くなかった。
ハル・ベリー、シャロン・ストーンが全く生かされていない。製作費が膨大なハリウッド映画でもつまらない作品は多々あるのだ。本作ゴールデンラズベリー賞授賞式に出席したハル・ベリーは、「他人の助力なしにアカデミー賞(ラジー賞)は取れないわ。最高(最低)のスタッフに囲まれたおかげよ」と泣きはらし、アカデミー賞を受賞した時のスピーチを全く同じに再現して見せ、彼女の懐の大きさに、観客は拍手喝采を送ったそうだ。

【ストリー】
広告デザイナーのペイシェンス(ハル・ベリー)は、うだつのあがらない内気な女性。高慢な社長ジョージ・ヘデア(ランバート・ウィルソン)とイメージモデルも務める社長夫人ローレル(シャロン・ストーン)が実権を握る巨大化粧品会社ヘデア社に勤めているが、才能を仕事に生かせないでいた。そんなある日、ペイシェンスはまもなく発売になる若返りクリーム”ビューリン“の広告デザインを届けに、ヘデア社の工場にまで足を運ぶ。だが彼女がそこで目にしたのは、”ビューリン“がもたらす恐ろしい副作用と、それを知りつつ発売を強行しようとしているヘデア社の陰謀だった。会社の人間に見つかったペイシェンスは、追われるうちに廃水と共に海に流され、命を落としてしまう。だが彼女は、超人的な能力を持つキャットウーマンとして新しい命を授かる。やがて自由奔放に夜の街を飛び回るキャットウーマンの存在は、トム・ローン刑事(ベンジャミン・ブラット)の関心を引くことになる。ペイシェンスとトムは恋仲に発展していった。そんな時、ローレル夫人は、自分をイメージモデルの座から引きずりおろした夫ジョージを殺害。その濡れ衣をキャットウーマンに着せようとする。トムは苦しみながらも、ペイシェンスを逮捕。新社長になったローレルは予定通り”ビューリン“を発売するが、キャットウーマンと対決し、ローレルは転落死。”ビューリン“は発売中止となるが、ペイシェンスはトムに別れを告げ、キャットウーマンとして生きることを選択するのだった。

題名:CATWOMAN
邦題:キャットウーマン
監督:ピトフ
製作総指揮:マイケル・フォトレル、ベンジャミン・メルニカー、マイケル・E・ウスラン、ロバート・カービー、ブルース・バーマン
製作:デニーズ・ディ・ノーヴィ、エドワード・エル・マクドーネル
原作:ボブ・ケーン
脚本:ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス、ジョン・ロジャース
撮影:ティエリー・アルボガスト
美術:ビル・ブルゼスキー
効果:ティペット・スタジオ
衣装:アンガス・ストラティー
編集:シルヴィ・ランドラ
音楽:クラウス・バデルト
フィルム:イーストマン・コダック、富士フィルム
現像:テクニカラー
出演:ハル・ベリー、シャロン・ストーン、ベンジャミン・ブラット、ランベール・ウィルソン、フランセス・コンロイ
2003年アメリカ/シネスコサイズ・カラー104分35mmフィルム
2004年第25回ゴールデンラズベリー賞最低作品賞・最低監督賞・最低主演女優賞・最低脚本賞受賞
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キャットウーマン(CATWOMAN)