映画「女番長ゲリラ」


杉本美樹                           成瀬正孝

今回は鈴木則文監督1972年製作「女番長ゲリラ」をピックアップする。
本作は、女番長(スケバン)シリーズ第3作目になる。
この映画が公開された1972年にあがた森魚さんの楽曲「赤色エレジー」が大ヒットした。
「赤色エレジー」は漫画雑誌ガロに林静一氏が1970年に連載した漫画で、漫画家を目指す一郎と恋人の幸子の同棲生活を描いたものをモチーフにしたものだが、本作は設定を変えて幸子(杉本美樹)と一郎(成瀬正孝)としている。あがた森魚さんもご本人役で出演している。

【女番長シリーズ】
1971年「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」監督:鈴木則文 出演:池玲子、杉本美樹
1972年「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」監督:鈴木則文 出演:池玲子、杉本美樹
1972年「女番長ゲリラ」監督:鈴木則文 出演:杉本美樹、池玲子
1972年「女番長(スケバン)」監督:鈴木則文 出演:杉本美樹、池玲子
1973年「女番長 感化院脱走」監督:中島貞夫 出演:杉本美樹
1973年「女番長 タイマン勝負」監督:関本郁夫 出演:池玲子
1974年「女番長 玉突き遊び」監督:関本郁夫 出演:叶優子
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 ←あがた森魚「赤色エレジー」

あがた森魚                         小林千枝、大泉滉


池玲子                           水島道太郎、安部徹

衣麻遼子                       鳳啓助、京唄子

【ストリー】
揃いのジャンプスーツに赤のヘルメット、帰山幸子(杉本美樹)をリーダーに、ユキ(城恵美)、みどり(木本リンダ)、浮子(小林千枝)ら新宿赤ヘル団が京都へやって来た。早速地元の女番長リカ(衣麻遼子)たちと、一騒動起こるが、たちまちリカたちを支配下に置く。そして暴力団筒井組の幹部、中原修治(林彰太郎)の妹奈美(池玲子)や、尼寺のお桂(丘ナオミ)という頼もしい仲間が増えた。幸子たちの派手な行動が筒井組にとって面白いわけがなく、折角恐喝で稼いだ100万円も筒井組に横取されてしまった。その頃幸子は将来チャンピオンを夢見る六回戦ボーイの宮崎一郎(成瀬正孝)と知り合い急速にひかれていった。ところが筒井は一郎の所属する八田ジムの会長、八田正剛(水島道太郎)を抱きこみ八百長試合を仕組もうとしていたが、八田はガンとして聞き入れなかった。それではと、筒井は八田の娘千津子(三浦夏子)を誘拐。事の一部始終を知った幸子は奈美の応援を得て、千津子救出に成功する、が、逆に捉えられ、リンチを受ける。そして救出に来た一郎は無残にも筒井たちのドスを受けて死んでしまった。無事脱出した幸子と奈美は、一郎の仇をとるべく筒井を尾け廻し、筒井の車が名神ハイウェーを走るところを事故に偽装して海へと転落させた……。にがい思い出を捨て去るように一人旅に立つ奈美と別れた幸子ら赤ヘル団は、風の吹くまま気の向くままに単車を駆って京都を後にするのだった。

題名:女番長ゲリラ
監督:鈴木則文
企画:天尾完次
脚本:皆川隆之、鈴木則文
撮影:赤塚滋
照明:和多田弘
録音:堀場一朗
美術:石原昭
装置:米沢勝
装飾:宮川敏夫
美粧・結髪:東和美粧
衣装:岩逧保
擬斗:三好郁夫
記録:石田照
編集:市田勇
音楽:津島利章 主題歌:杉本美樹「女番長流れ者」挿入歌:あがた森魚「赤色エレジー」
製作主任:渡辺操
助監督:清水彰
演技事務:森村英次
スチール:諸角義雄
出演:杉本美樹、成瀬正孝、丘ナオミ、池玲子、小林千枝、城恵美、三原葉子、鳳啓助、京唄子、岡八郎、大泉滉、水島道太郎、安部徹、田中小実昌、女屋実和子、あがた森魚、衣麻遼子、三浦夏子
1972年日本・東映京都撮影所/シネスコサイズ・カラー84分35mmフィルム
女番長ゲリラ -DVD-
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女番長ゲリラ