映画「輪舞」


「輪舞(LA RONDE)」アンナ・カリーナ

アンナ・カリーナ                                                    ジェーン・フォンダ

今回はロジェ・ヴァディム監督1964年製作「輪舞(LA RONDE)」をピックアップする。
本作は、ジェーン・フォンダ(米)、アンナ・カリーナ(仏)、カトリーヌ・スパーク(伊)の各国美人女優を起用し、恋愛劇を対話風に描き、最初の娼婦と兵隊から最後の士官と娼婦と連鎖しながら10人の男女が結局は一回りする輪舞であるという内容だ。


「輪舞(LA RONDE)」カトリーヌ・スパーク

【ストリー】
1913年パリ。娼婦(マリー・デュボア)が兵士(クロード・ジロー)に声をかけた。時間がないので空地で商売を済ますと兵士は行ってしまった。「故郷の恋人に似てるから無料でいいわよ」といってしまったのがたたったのである。兵士はその夜ダンス・ホールに現われ小間使い(アンナ・カリーナ)を踊りに誘い出し、空地での浮気を済まして去ってしまった彼女の主家の息子(ジャン・クロード・ブリアリ)が彼女を誘惑したが、小間使いでは不満で、本格的な情事をと若い人妻(ジェーン・フォンダ)を口説きにかかり簡単に成功した。上流階級の教育を受けた夫人は少しは気がとがめ、その夜夫(モーリス・ロネ)にそれとなく聞いてみると、「姦通は許しがたい罪だ」と道徳的な言葉をはいて夫人をおびえさせた。ところが彼がまた大変な遊び人。街角で拾った娘(カトリーヌ・スパーク)をレストランの個室に誘っておきながら、娘には街角で話しかける男にはくれぐれも気をつけろと注意するC調ぶり。ある日娘に言葉通りのことが起った。ある文士が彼女を誘い自宅までつれていって、女優の才能があるとおだてて、ついに目的を達してしまった。ところが彼は娘のことはすっかり忘れて、高名な女優(フランシーヌ・ベルジェ)と別荘まで遠出するのだった。ある日の午後、やっと目をさました女優の前に若い伯爵が現れた。彼女のファンである。彼の淋しげな様子に心ひかれた女優はベッドに誘う。翌朝、目をさました伯爵は傍らに娼婦がいるので驚ろいた。昨夜親友と飲み続けその後のことは何もおぼえていない。その娼婦が前に登場した娼婦であることを彼が知るはずがない。彼は部屋を出ると、そこの年老いた掃除婦が彼に言った。「昔はよく舞踊で恋の輪舞を踊った」と。いや、輪舞の華かさは昔のものではない。女と男の情愛の営みも、また輪舞なのだ……。


カトリーヌ・スパーク                                              マリー・デュボア

題名:LA RONDE
邦題:輪舞
監督:ロジェ・ヴァディム
製作:ロベール・アキム 、 レイモン・アキム
原作:アルトゥール・シュニッツラー
脚本:ジャン・アヌイ
撮影:アンリ・ドカエ
美術:フランソワ・ド・ラモテ
衣裳:マルク・デルニッツ
編集:ヴィクトリア・メルカントン
音楽:ミシェル・マーニュ
出演:アンナ・カリーナ、ジェーン・フォンダ、カトリーヌ・スパーク、マリー・デュボア、ジャン=クロード・ブリアリ、フランシーヌ・ベルジェ、クロード・ジロー、ベルナール・ノエル、モーリス・ロネ、ジャン・ソレル
1964年フランス・イタリア/シネスコサイズ・カラー110分35mmフィルム
輪舞 -DVD-
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「輪舞(LA RONDE)」ジェーン・フォンダ

マリエ・デュボア                                                 輪舞(LA RONDE)