映画「男と女 人生最良の日々」

男と女 人生最良の日々
アヌーク・エーメ「男と女 人生最良の日々(LES PLUS BELLES ANNEES D’UNE VIE)」
男と女A Man and A Woman 20 Years Later
1966年「男と女(A MAN AND A WOMAN)」 1986年「男と女II(A MAN AND A WOMAN:20 YEARS LATER)」
男と女 人生最良の日々
左はカメフレックスCM3・35mmカメラを覗く29歳当時のクロード・ルルーシュ監督
右は2019年の来日時82歳のクロード・ルルーシュ監督

「1966年の『男と女』では、互いを魅了しようと誘惑し合っている、このストーリーが長続きするとは思っていない二人を撮りました。人生における“括弧の中”に入れたような状態を撮影するのと、大きなラブストーリーを撮影するのとでは違います。50年前の作品も、人生の中で括弧に入れられる部分でした。今回の映画では、その括弧に入れられた部分の物語が長く続く、もっとも美しいラブストーリーになったということを示したいんです。」クロード・ルルーシュ

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アヌーク・エーメ                                            ジャン=ルイ・トランティニャン

2020年1月31日に日本全国劇場公開されたクロード・ルルーシュ監督2019年製作「男と女 人生最良の日々(LES PLUS BELLES ANNEES D’UNE VIE)」を2月3日に渋谷Bunkamuraル・シネマ1で観て来た。
カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた1966年の「男と女(A MAN AND A WOMAN)」でルールーシュ監督自身の瑞々しいキャメラワークとフランシス・レイの音楽に融合された映像に衝撃を受けた私の少年期の感動が、53年後に再びという訳ではない。
本作は、主人公のジャン=ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)が認知症で介護施設に入所しているところから始まる。過去の記憶を失いかけているジャン=ルイの為に、息子(アントワーヌ・シレ)が父の最愛の女性であったアンヌ(アヌーク・エーメ )を捜し出し、アンヌはジャン=ルイを訪ねる事になる。ここからが核心だ。アンヌを前に認知症が進行しているジャン・ルイが見ている現実とは・・・。
本作で最も良い長尺のシーンであった。ジャン=ルイを前にしたアヌーク・エーメにグッと来る良い作品である。また近親者に認知症患者がいる私にとって、ジャン=ルイ・トランティニャンの芝居は見事な出来であると思った。

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モニカ・ベルッチ                 マリアンヌ・ドニクール 

【ストリー】
今や記憶を失いかけている元レーシング・ドライバーの男ジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)。過去と現在が混濁するなかでも、かつて愛した女性アンヌ(アヌーク・エーメ)のことだけを追い求めていた。
そんな父親の姿を見た息子は、アンヌを探し出すことを決心。その想いを知ることになったアンヌはジャン・ルイの元を訪ね、そしてついに、別々の道を歩んでいた2人は再会を果たすことになる。長い年月が過ぎた今、アンヌとジャン・ルイの物語がまたあの場所から始まろうとしていた……。

男と女 人生最良の日々男と女 人生最良の日々
スアド・アミドゥ、アントワーヌ・シレ 

題名:LES PLUS BELLES ANNEES D’UNE VIE
邦題:男と女 人生最良の日々
監督:クロード・ルルーシュ
脚本:クロード・ルルーシュ、ヴァレリー・ペラン、ピエール・ユイッテルヘーベン
製作総指揮:ジャン=ポール・ドゥ・ビダ
製作:サミュエル・ハディダ、ビクター・ハディダ、クロード・ルルーシュ
撮影:ロベール・アラズラキ
美術:ベルナール・ヴァルナス
衣裳:クリステル・ビロ
編集:ステファヌ・マザレグ
音楽:フランシス・レイ、カロジェロ 楽曲:ニコール・クロワジール
撮影機材:パナビジョン (PAN-ARRI ALEXA)
出演:アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン、モニカ・ベルッチ、マリアンヌ・ドニクール、スアド・アミドゥ、アントワーヌ・シレ
2019年フランス/シネスコサイズ・カラー90分デジタルシネマ
公式サイト

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アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン 男と女 人生最良の日々(LES PLUS BELLES ANNEES D’UNE VIE)

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