映画「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」

アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい
アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい(ANNA KARINA, SOUVIENS-TOI)
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6月13日に公開されたデニス・ベリー監督2017年製作「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい(ANNA KARINA, SOUVIENS-TOI)」を17日に新宿K’s cinema(DCP上映)で観て来た。本作は挿入映像の権利から今年限りの公開という事なので、行かない選択肢はなかった。アンナはモデル業で出会ったココ・シャネルが”アンナ・カリーナ”と命名した事、一躍人気モデルとなった17歳の家出娘=アンナを見染めたジャン=リュック・ゴダールが「勝手にしやがれ」のヒロインをオファーするも素気無く断わられ、デニス・ベリー監督の前妻だったジーン・セバーグに決まった話(後妻はアンナ)など過去の作品と共にエピソードが綴られる。
2017年当時の撮影は、現在のアンナが映画館で出演作を見ているシーンなど僅かだが、70歳代のアンナを捉えている。
また歌手志望だったアンナは、セルジュ・ゲンズブールと出会い、歌手の夢を果した。日本にも2018年9月に18年ぶりに来日している。クレモンティーヌ、野宮真貴(元ピチカート・ファイブ)とのライブ「FESTIVAL TANDEM」で素晴らしい歌唱を魅せてくれた。(9月23、24日/東京・代官山UNIT)
コロナ禍の間引き席で、アンナの女優人生=フランス映画史として捉えた作品を、意識が途切れる事なく見終えたが、ご存知の様に2019年12月14日にアンナは逝去してしまった。またひとつ大きな映画の至宝がなくなってしまった。
ほんとに残念でならない。空虚である。

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題名:ANNA KARINA, SOUVIENS-TOI
英題:ANNA KARINA, REMEMBER
邦題:アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい
監督:デニス・ベリー
製作:シルヴィ―・ブレネ
脚本:デニス・ベリー、ジャン・ブレシャン、ソフィ・プロー
撮影:ユウリ・ザコビッチ
編集:ソフィ・プロー
音楽:ブノワ・ド・ヴィルヌーヴ、ベンジャミン・モランド
出演:アンナ・カリーナ、ジャン=リュック・ゴダール、セルジュ・ゲンズブール
2017年フランス/ビスタサイズ・カラー55分35mmフィルムデジタルシネマ
公式サイト

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【ストリー】
1940年9月22日。アンナ・カリーナは、デンマークのコペンハーゲンで遠洋航路船長の父と19歳の母との間に生まれる。両親はすぐに別れるが、代わって彼女を保護してくれたのは、祖母だった。だが、その祖母も亡くなり、孤独を知ったアンナは、一番遠い世界に行きたいと列車に飛び乗り、17歳で灰色の故国を脱出する。パリのサンジェルマン・デプレに辿り着き、彼女は確信する。“ここが私の居場所だ”と。ココ・シャネルに出会い、シャネルが彼女を“アンナ・カリーナ”と命名。一躍花形モデルになった彼女を見初めたのが、ジャン=リュック・ゴダールだった。「女は女である」、「女と男のいる舗道」そして「気狂いピエロ」……。―時代を画したヌーヴェル・ヴァーグのアイコンとなったコンビの誕生と別れ。音楽界の寵児ゲンズブールも、ミュージカル映画「アンナ」のために14曲を提供。72年、彼女は自分にとってリアルなことを表現したいという思いが募り、完全な男社会のフランス映画界を飛び出し、自ら製作・脚本・監督・出演を兼任し、ニューヨークで映画を撮る。さらに歌手としての活動を開始すると、フランスやヨーロッパだけでなく、日本でもツアーを実施する……。

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