映画「飛べ!フェニックス」


ジェームズ・スチュアート               リチャード・アッテンボロー

今回はロバート・アルドリッチ監督1965年製作「飛べ!フェニックス(THE FLIGHT OF THE PHOENIX)」をピックアップする。本作は、エルストン・トレヴァー氏の原作「フェニックス号飛行」を映画化したもので、砂漠に不時着して壊れた飛行機を、改造して脱出を図ろうとするどんな状況でも最後まであきらめずに戦う人々の物語である。砂漠の中で撮影された本作は、見応えのある作品だった。


アーネスト・ボーグナイン                                      ジョージ・ケネディ

【ストリー】
アラビア石油空輸会社所属の輸送兼旅客機が、サハラ砂漠にある採油地から基地へ帰る途中、砂あらしに遭遇し、砂漠の真只中に不時着した。この事故で、2名の死者と1名の負傷者がでた。操縦士のフランク(ジェームズ・スチュアート)は、事故の一切の責任をとる決心をして、航空士ルー(リチャード・アッテンボロ-)と共に、なんとか、乗客を無事救出すべく策を練った。この乗客の中には、イギリス陸軍大尉ハリスと部下のワトソン軍曹がいたが、ワトソンは上官であるハリスに根深い反感を持っていた。数日後、救援隊が来ないのにしびれを切らしたハリスは乗客の1人で、小猿をもっている男カルロスや、採油夫長トラッカーとともに、オアシスを探しにいった。だが、トラッカーは、砂嵐にまきこまれたのか、数日後死体となって発見された。一方、年若い飛行機デザイナーのハインリッヒ(ハーディー・クリューガー)は、人手と器材さえあれば、こわれた飛行機から、あたらしい小型の単発機を組立てることができると、フランクに説いた。だが、ベテランのパイロットであるフランクには、この年若いデザイナーのことを信用することはできなかった。しかし、医師のルノー(クリスチャン・マルカン)はハインリッヒ計画に賛成した。そうしたある日、一行は、近くにアラビア人の1隊がキャンプをはっているのを発見し、ハリスとルノーが偵察に出発した。だが、期待も空しく、夜が明けると、アラビア人の1隊は姿を消し、キャンプのあとから、ハリスとルノーの死体が発見された。最早、ハインリッヒが作る飛行機に一るの望みを託す以外になくなった。全員が一丸となっての協力が実り、やがてハインリッヒが設計した「フェニックス号」は、生存者7名を乗せて、空に舞い上がった。


飛べ!フェニックス(THE FLIGHT OF THE PHOENIX)

題名:THE FLIGHT OF THE PHOENIX
邦題:飛べ!フェニックス
監督:ロバート・アルドリッチ
製作:ロバート・アルドリッチ
原作:エルストン・トレヴァー「フェニックス号飛行」
脚本:ルーカス・ヘラー
撮影:ジョセフ・バイロック
美術:ウィリアム・グラスゴー
特撮:L・B・アボット
衣裳:ノーマ・コーチ
編集:ミッチェル・ルシアノ
音楽:フランク・デ・ヴォール
現像:デラックスカラー
出演:ジェームズ・スチュアート、リチャード・アッテンボロー、ハーディー・クリューガー、アーネスト・ボーグナイン、クリスチャン・マルカン、ピーター・フィンチ、ジョージ・ケネディ、ダン・デュリエ
1965年アメリカ/ビスタサイズ・カラー142分35mmフィルム
飛べ!フェニックス -DVD-
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ジェームズ・スチュアート、ハーディー・クリューガー      飛べ!フェニックス(THE FLIGHT OF THE PHOENIX)