映画「100挺のライフル」


ジム・ブラウン                     ラクェル・ウェルチ

今回はトム・グリース監督1968年製作「100挺のライフル(100 RIFLES)」をピックアップする。
本作はロバート・マクラウドの小説「カリフォルニア人」を映画化したものだが、ハリウッド・ビフテキウエスタンにも係わらず、多くのマカロニ・ウエスタンで使われたスペインで撮影している。ホセ・マヌエル・マルティン(西部の無頼人など)、アルド・サンブレル(赤い砂の決闘など)、ソルダード・ミランダ(必殺の用心棒)などマカロニ常連のスペイン人俳優が出演しているのは嬉しい。またバート・レイノルズは、1966年に名匠セルジオ・コルブッチ監督「さすらいのガンマン」の主役を務めアルド・サンブレルと共演している。


バート・レイノルズ            エリック・ブレーデン、フェルナンド・ラマス

【ストリー】
1912年、メキシコにインディアンの反乱が起きた頃。ノガレスの町に軍総督ベルデューゴ(フェルナンド・ラマス)が鎮圧にやって来た。インディアンの虐殺が行われ、町は大混乱。その頃ライデッカー(ジム・ブラウン)というアメリカ人警官が町へ入ってきた。目的は、アリゾナで銀行強盗を働いたインディアンのジョー(バート・レイノルズ、)を逮捕することだ。ジョーは強奪した金でライフルを買い、インディアン仲間に提供するつもりであった。ライデッカーがジョーを逮捕しようとした時、現れたベルデューゴは、なんと2人とも捕まえ、檻禁した。だが2人は脱走、やがてインディアン仲間のもとへ戻った。そこにはベルデューゴの部下に父(ホセ・マヌエル・マルティン)を殺され娘サリタ(ラクウエル・ウェルチ)が居り、復讐のため銃をとって戦っている。数日後、ベルデューゴの一党に急襲されライデッカーとジョーは捕虜になってしまった。だが連行されたベルデューゴの牧場に、なんとジョーが強盗し金で買った100挺のライフルが、隠されてあった。2人はサリタの助けを借りてライフルを奪い返した。この頃ライデッカーはサリタとの間に、愛情が芽生え、一方、ジョーにも男の友情を感じて、彼を逮捕するという仕事より、彼と行動をともにする決心を固めた。やがてインディアンと討伐軍が対決する日が来た。まずサリタがヌードになり敵の目をそらす。100挺のライフルは火を吹きインディアン軍の大勝利となった。だがサリタが犠牲になってしまった。その後もジョーは戦闘を続けるだろう。だがサリタを失ったライデッカーは、ジョーを逮捕するのを、きっぱりとあきらめ、アリゾナへ帰っていった。


ソルダード・ミランダ               ホセ・マヌエル・マルティン

ラクェル・ウェルチ                    100挺のライフル(100 RIFLES)

題名:100 RIFLES
邦題:100挺のライフル
監督:トム・グリース
製作:マーヴィン・シュワルツ
原作:ロバート・マクラウド
脚本:トム・グライス、クレア・ハフェーカー
撮影:チェチリオ・パニアグア
特撮:L・B・アボット
録音:ロイ・J・チャーマン、デビット・ドックエンドロフ
編集:ロバート・シンプソン
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
現像:デラックスカラー
出演:ジム・ブラウン、ラクェル・ウェルチ、バート・レイノルズ、フェルナンド・ラマス、エリック・ブレーデン、ダン・オハーリー、エイキム・タミロフ、アルド・サンブレル、ソルダード・ミランダ、ホセ・マヌエル・マルティン
1968年アメリカ/ビスタサイズ・カラー110分35mmフィルム
100挺のライフル -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


100挺のライフル(100 RIFLES)           ジム・ブラウン、バート・レイノルズ

マカロニウエスタン傑作映画DVDコレクション「必殺の用心棒」


「必殺の用心棒(SUGAR COLT)」ハント・パワーズ

ハント・パワーズ                                                     ソルダード・ミランダ

朝日新聞出版より5月11日発売の「マカロニウエスタン傑作映画DVDコレクション」第29号が届いた。二作品のうち今回はフランコ・ジラルディ監督1966年製作「必殺の用心棒(SUGAR COLT)」をピックアップする。
マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 29号 2017年 5/21号 [分冊百科]


ジャンヌ・オーク

“ハッタリ”で主役を射止めたハント・パワーズ
本作のヒーロー”シュガー・コルト”を演じているハント・パワーズは、本名のジャック・ベッツ名義で1950年代後半に俳優デビューして以来、小さな役でテレビシリーズにゲスト出演するという地味な活動を続けていた。そんなある日「仕事はないか?」とエージェントに電話をかけた彼は、イタリアのフランコ・ジラルディという監督が、新作マカロニ・ウエスタンの主演俳優を探しにロサンゼルスに来ている事を知る。
そしてその20分後、監督が泊まっていたホテルに駆け付け、猛アタックを仕掛けたのである。「馬に乗った事はあるか?」と訊かれれば「何年も経験があります」と答え、「銃の扱いは?」との質問には「プロ級の腕前です」と即答。実は、その全てはハッタリだったのだが、同行していた監督夫人にも気に入られたパワーズは「2週間後にイタリアに来られるか?」という最後の質問にも二つ返事で了承し、見事、主役の座を手に入れたのだった。その後、ジョン・ウェインの友人でもあるトレーナーから、まったく経験のない乗馬と銃の撃ち方の猛特訓を受けた事は言うまでもない。
(マカロニウエスタン傑作映画DVDプロダクションノートより)


ハント・パワーズ                                           ジャンヌ・オーク、ソルダード・ミランダ

本当に炸裂していたパワーズの左ストレート
「必殺の用心棒」の主役の座を射止めたハント・パワーズは、初めて経験したマカロニ・ウエスタンの撮影について「驚きの連続だった」と語っている。彼が最初に驚いたのは、撮影の際、監督が「用意、スタート!」との掛け声をかけてカメラが回り始めても、周囲にいるスタッフたちが一向に静かにせず、おしゃべりを続けている事だった。しかも、パワーズが手渡された英語台本の台詞を話しているにもかかわらず、相手役のイタリア人やドイツ人の俳優たちは「1,2,3,4…..」と数字を数えていたのだ。これらは全て、台詞や効果音を映像に合わせて後で録音するアフレコ方式によるものだったが、パワーズにそれが伝えられていなかったのである。また、パワーズはエルノ・クリサ演じるヤンガーとの激しい殴り合いのシーンで、誤ってクリサの顔面に左ストレートを命中させてしまったという。その結果、クリサは小麦粉を赤く染める程の鼻血を出し、パワーズは手を骨折してしまった。その後も撮影は続けられたが、パワーズは川で泳ぐシーンについて「ほとんど片手しか使えなかった。本当に痛くて辛かったよ」と振り返っている。
(マカロニウエスタン傑作映画DVDプロダクションノートより)


必殺の用心棒(SUGAR COLT)            ソルダード・ミランダ

※上の画はクリックすると別画面で拡大されます。
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映画「必殺の用心棒」当ブログ2014年4月5日公開
必殺の用心棒必殺の用心棒
ハント・パワーズ

今回はフランコ・ジラルディ監督1966年製作「必殺の用心棒(SUGAR COLT)」をピックアップする。本作はスパイ映画的要素を組み込んだマカロニウエスタンで、軍の情報部員だったシュガー・コルトが拉致された北軍兵士130人を奪還するという内容。
70年代マカロニの到来を予感する作品だ。
ラクエル・ウェルチが主演したビフテキ・ウエスタン「100挺のライフル(100 RIFLES/1968年トム・グライス監督)」に出演したスペイン出身の美人女優ソルダード・ミランダが共演しているが、残念ながら1970年に交通事故死(享年27歳)した。
遺作は「SHE KILLED IN ECSTASY(1970年ジェス・フランコ監督)」というホラー映画だったそうだ。

必殺の用心棒必殺の用心棒
ハント・パワーズ               ソルダード・ミランダ、ハント・パワーズ

【ストリー】
南北戦争が終り、西部から故郷へ復員する途中、北軍の狙撃兵130名が行方不明になった。それから一年後、ニュー・メキシコのアラモゴードの近くの町で婦 人に護身用のピストルを教えるトム(ハント・パワーズ)のもとへ一人の老探偵が訪ねて来た。彼はトムがシュガー・コルトと名のり3年前まで情報部員をして いたピストルの名手であることを知っていた。そして行方不明の兵士の一人の親から、息子は生存していて身代金を払えば戻ってくることが判明したので協力を 依頼され、蛇の谷という町を調べたいが、それにトムの協力がほしいと言った。が、老探偵は翌日、無法者に射殺されてしまった。
数日後、トムは巡回医師に扮 し、ひとり蛇の谷に向った。町の入口で見張番の男にトムはいやがらせをうけたが、この町を支配するヘイバーブルック大佐に助けられた。町には無法者たちが たむろしていた。トムは気づかれぬ様に、調査をはじめた。そして、無法者の一人が阿片に酔い、狙撃隊を人質として拉致するよう大佐に命令されたとわめき、 大佐の部下に射殺されるのを見届けた。調査を進めるうちにトムに応援してくれる人々の間にも犠牲者が出た。がトムはついに狙撃隊兵士が檻禁されている物置 きを探り出し、脱出の手順を命令した。そして逃げる大佐を町まで連れ戻した。狙撃兵たちの怒りに耐えかね、大佐はかつての愛人で酒場の女主人ベスのもとに のがれたが、かねて大佐の仕打ちをよく思っていなかったベスは、容赦なく銃の引金をひいた。

必殺の用心棒必殺の用心棒
ジャンヌ・オーク、ソルダード・ミランダ

題名:SUGAR COLT
邦題:必殺の用心棒
監督:フランコ・ジラルディ
原案:アウグスト・フィノッキ、ジュゼッペ・マンジョーネ
脚本:ジュゼッペ・マンジョーネ、フェルナンド・デイ・レオ、アウグスト・フィノッキ、サンドロ・コンチネンツァ
撮影:アレハンドロ・ウロア
音楽:ルイス・エンリケス・バカロフ
出演:ハント・パワーズ、ジュリアン・ラファティ、ジェームズ・パーカー、ジャンヌ・オーク、ソルダード・ミランダ、ルイス・バルブー
1966年イタリア・スペイン/テクニスコープ・テクニカラー97分35mmフィルム
必殺の用心棒 [DVD]

必殺の用心棒必殺の用心棒
ソルダード・ミランダ
必殺の用心棒(SUGAR COLT)

映画「必殺の用心棒」

必殺の用心棒必殺の用心棒
ハント・パワーズ

今回はフランコ・ジラルディ監督1966年製作「必殺の用心棒(SUGAR COLT)」をピックアップする。
本作はスパイ映画的要素を組み込んだマカロニウエスタンで、軍の情報部員だったシュガー・コルトが拉致された北軍兵士130人を奪還するという内容。70年代マカロニの到来を予感する作品だ。
ラクエル・ウェルチが主演したビフテキ・ウエスタン「100挺のライフル」に出演したスペイン出身の美人女優ソルダード・ミランダが共演しているが、残念ながら1970年に交通事故死(享年27歳)した。遺作は「SHE KILLED IN ECSTASY(1970年ジェス・フランコ監督)」というホラー映画だったそうだ。

必殺の用心棒必殺の用心棒
ハント・パワーズ         ソルダード・ミランダ、ハント・パワーズ

【ストリー】
南北戦争が終り、西部から故郷へ復員する途中、北軍の狙撃兵130名が行方不明になった。それから一年後、ニュー・メキシコのアラモゴードの近くの町で婦 人に護身用のピストルを教えるトム(ハント・パワーズ)のもとへ一人の老探偵が訪ねて来た。彼はトムがシュガー・コルトと名のり3年前まで情報部員をして いたピストルの名手であることを知っていた。そして行方不明の兵士の一人の親から、息子は生存していて身代金を払えば戻ってくることが判明したので協力を 依頼され、蛇の谷という町を調べたいが、それにトムの協力がほしいと言った。が、老探偵は翌日、無法者に射殺されてしまった。
数日後、トムは巡回医師に扮 し、ひとり蛇の谷に向った。町の入口で見張番の男にトムはいやがらせをうけたが、この町を支配するヘイバーブルック大佐に助けられた。町には無法者たちが たむろしていた。トムは気づかれぬ様に、調査をはじめた。そして、無法者の一人が阿片に酔い、狙撃隊を人質として拉致するよう大佐に命令されたとわめき、 大佐の部下に射殺されるのを見届けた。調査を進めるうちにトムに応援してくれる人々の間にも犠牲者が出た。がトムはついに狙撃隊兵士が檻禁されている物置 きを探り出し、脱出の手順を命令した。そして逃げる大佐を町まで連れ戻した。狙撃兵たちの怒りに耐えかね、大佐はかつての愛人で酒場の女主人ベスのもとに のがれたが、かねて大佐の仕打ちをよく思っていなかったベスは、容赦なく銃の引金をひいた。

必殺の用心棒必殺の用心棒
ジャンヌ・オーク、ソルダード・ミランダ

題名:SUGAR COLT
邦題:必殺の用心棒
監督:フランコ・ジラルディ
原案:アウグスト・フィノッキ、ジュゼッペ・マンジョーネ
脚本:ジュゼッペ・マンジョーネ、フェルナンド・デイ・レオ、アウグスト・フィノッキ、サンドロ・コンチネンツァ
撮影:アレハンドロ・ウロア
音楽:ルイス・エンリケス・バカロフ
出演:ハント・パワーズ、ジュリアン・ラファティ、ジェームズ・パーカー、ジャンヌ・オーク、ソルダード・ミランダ、ルイス・バルブー
1966年イタリア・スペイン/テクニスコープ・テクニカラー97分35mmフィルム
必殺の用心棒 [DVD]
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。

必殺の用心棒必殺の用心棒
ソルダード・ミランダ
必殺の用心棒(SUGAR COLT)