映画「007 サンダーボール作戦」

サンダーボール作戦サンダーボール作戦
ショーン・コネリー               クローディーヌ・オージェ

今回は007シリーズ第4弾、テレンス・ヤング監督1965年製作「サンダーボール作戦(THUNDERBALL)」をピックアップする。
本作は1966年の日本映画も含めた興行収入でで圧倒的な1位を記録した作品であるが、完成が遅れた為に予定していた10月に本国イギリスでは公開できず、12月にズレ込んでしまった。日本では当初から12月公開が決定していたので劇場確保の問題などから日本における興業が世界初公開となったそうだ。本作からアメリカと合作になり、撮影機材がパナビジョン社のパナフレックスキャメラ&レンズを使用し、シネマスコープサイズ(1:2.35)に変更している。

【ショーン・コネリーが演じた007】
1962年「ドクター・ノオ(DR. NO)」監督:テレンス・ヤング
1963年「ロシアより愛をこめて(FROM RUSSIA WITH LOVE)」監督:テレンス・ヤング
1964年「ゴールドフィンガー(GOLDFINGER)」監督:ガイ・ハミルトン
1965年「サンダーボール作戦(THUNDERBALL)」監督:テレンス・ヤング
1967年「007は二度死ぬ(YOU ONLY LIVE TWICE)」監督:ルイス・ギルバート
1971年「ダイヤモンドは永遠に(DIAMONDS ARE FOREVER)」監督:ガイ・ハミルトン
※第1作~第5作・第7作
1983年「ネバーセイ・ネバーアゲイン」アーヴィン・カーシュナー監督
第6作は1969年「女王陛下の007(ON HER MAJESTY’S SECRET SERVICE)」監督:ピーター・ハント主演:ジョージ・レーゼンビー

サンダーボール作戦サンダーボール作戦
アドルフォ・チェリ

【ストリー】
ボンド(ショーン・コネリー)は暇にまかせてある療養所に行き不思議な刺青をした男を見て興味を持ったのだが、その男がボンドの注目をひいたということで殺された。それはボンドの宿敵スペクターの首領の仕業だった。そのころ、原爆を積んだNATOの飛行機がスペクターの手に奪われ、米英の首脳のもとに一週間以内に一億ドル支払わなければアメリカに原爆を落すというとんでもない脅迫を受けたという。ボンドがこの事件解決を命じられた。行方不明の飛行機の調査の焦点が西印度諸島バハマ群島にしぼられた。一方スペクターの首領からこの作戦の指揮を命じられた一号エミリオ(アドルフォ・チェリ)は、バハマに完璧な準備を整え、表面は情婦ドミノ(クローディーヌ・オージェ)と共に豪華水中翼船まで浮べて遊ぶ富豪を装っていた。ボンドは貿易商を装いドミノに接近、秘密兵器課の科学の粋を集めてスペクターに対抗する準備を整えた。珊瑚礁の一つに原爆が隠されていることを探り出したボンドは人喰い鮫の出没する海底に潜って、飛行士の死体に群れる鮫の動きから原爆の所在を知った。奪回する方法が問題だ。ドミノはその飛行士が金につられた兄と知り、ボンドと運命を共にしようと決心した。彼はいつ原爆が船に積みこまれるかをボンドに報せる使命を持って船に帰った。発覚したのか?案外、原爆を水中翼船に積まず、海中で爆発させるかもしれない。ボンドは十人の潜水隊を組織して水中で待ち、これを未然に防いだ。スペクターの首領ラルゴは自身で爆弾を仕かけるために水中船に乗りこんだ。ボンドが姿を現わし、二人の死闘がつづいた。突然、ドミノが物陰から射ったモリでラルゴは息絶えた。彼女はボンドの予想通りラルゴに裏切りを見破られ船室に監禁されていた。彼女の体には拷問のあとが残っていた。原爆は無事回収され、ドミノはボンドに抱かれて幸わせそうだった。

サンダーボール作戦サンダーボール作戦

題名:THUNDERBALL
邦題:サンダーボール作戦
監督:テレンス・ヤング
製作:ハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ、ケビン・マクローリー
原作:イアン・フレミング、ケビン・マクローリー、ジャック・ウィッテンガム
脚本:リチャード・メイバウム、ジャック・ウィッテンガム、ジョン・ホプキンス
撮影:テッド・ムーア
美術: ピーター・マートン、ケン・アダム
特効:ジョン・ステアズ
題字:モーリス・ビンダー
編集:ピーター・ハント
音楽:ジョン・バリー 主題歌:トム・ジョーンズ
撮影機材:パナビジョン
現像:テクニカラー
出演:ショーン・コネリー、クローディーヌ・オージェ、アドルフォ・チェリ、マルティーヌ・ベズウィック、ルチアナ・パルッツィ、バーナード・リー、ロイス・マクスウェル
1965年イギリス・アメリカ/シネスコサイズ・カラー130分35mmフィルム
サンダーボール作戦 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。

サンダーボール作戦サンダーボール作戦

映画「007 ゴールドフィンガー」

ゴールドフィンガーゴールドフィンガー
ショーン・コネリー                オナー・ブラックマン

今回はガイ・ハミルトン監督1964年製作「ゴールドフィンガー(GOLDFINGER)」をピックアップする。
007シリーズ第3弾である本作は、アメリカフロリダ州マイアミのフォンテンブローホテル、ケンタッキー州のフォート・ノックス、スイスのフルカ峠、イギリスのブラック・パーク、ストック・ポージなどで1964年1月から撮影されたが、ショーン・コネリーとゲルト・フレーベは、アメリカ国内のロケには行かず、イギリスのパインウッド・スタジオに組んだセットでブルーバック合成撮影を行ったそうだ。本作のシャーリー・バッシーの歌う主題歌は、映画と共に世界的大ヒットとなってシャーリー・バッシーの名を世界的に知らしめた。

【ショーン・コネリーが演じた007】
1962年「ドクター・ノオ(DR. NO)」監督:テレンス・ヤング
1963年「ロシアより愛をこめて(FROM RUSSIA WITH LOVE)」監督:テレンス・ヤング
1964年「ゴールドフィンガー(GOLDFINGER)」監督:ガイ・ハミルトン
1965年「サンダーボール作戦(THUNDERBALL)」監督:テレンス・ヤング
1967年「007は二度死ぬ(YOU ONLY LIVE TWICE)」監督:ルイス・ギルバート
1971年「ダイヤモンドは永遠に(DIAMONDS ARE FOREVER)」監督:ガイ・ハミルトン
※第1作~第5作・第7作
1983年「ネバーセイ・ネバーアゲイン」アーヴィン・カーシュナー監督
第6作は1969年「女王陛下の007(ON HER MAJESTY’S SECRET SERVICE)」監督:ピーター・ハント主演:ジョージ・レーゼンビー

ゴールドフィンガーゴールドフィンガー
ゲルト・フレーベ、ショーン・コネリー、ハロルド・サカタ

【ストリー】
英国の金が密輸ルートで大量に国外に流出しているという情報を得て、ボンド(ショーン・コネリー)はその犯人と目される億万長者のゴールドフィンガー(ゲルト・フレーベ)との対決を命令された。ゴールドフィンガーのやるインチキトバクを見破ったボンドは、ジル(シャーリー・イートン)などの犠牲のおかげで彼に近づきになったが、用心棒オッドジョブ(ハロルド・サカタ)に捕まった。気がついたとき、ボンドはゴールドフィンガーの自家用機にいた。彼はアメリカにある金に放射能爆弾を射ちこみ、使用不可能にしておいて自分の金を十倍の値で売りこもうという計画を実行に移しているのだ。ボンドは見張り役がブロンドのプシー(オナー・ブラックマン)であったのを幸い、荒っぽい強烈な手管で彼女を味方にひきいれた。実行の日、プシー指揮の飛行編隊が空から催眠薬を撒き、市全体を眠らせておいて金保管所の扉を焼き切り、ボンドは時限爆弾につながれて金庫におろされた。この時、守備隊が突然立ち上がった。プシーの密告で眠らされたふりをしていたのだ。激烈な戦闘が展開された。そのスキにゴールドフィンガーは米陸軍将校に化けてプシーの待機するヘリコプターで脱出した。オッドジョブを倒し時限爆弾を解除し、危機を救ったボンドはアメリカ大統領の招待を受け特別機で向かう。ところが搭乗員は全員が、密かに乗っていたゴールドフインガーのために縛られ、ボンドも彼の握るピストルの前に立たされた。一瞬、ボンドは弾丸を外し、窓ガラスを破った。激しい気圧の変化にゴールドフィンガーは機外に投げだされた。操縦していたのは帰れば殺されることになっていたプシー。二人はパラシュートで脱出した。空中で熱い接吻をしながら……。

ゴールドフィンガーゴールドフィンガー

題名:GOLDFINGER
邦題:ゴールドフィンガー
監督:ガイ・ハミルトン
製作:ハリー・サルツマン 、 アルバート・R・ブロッコリ
原作:イアン・フレミング
脚本:ポール・デーン 、 リチャード・メイバウム
撮影:テッド・ムーア
美術:ピーター・マートン
特効:ジョー・フィット、バート・ルクスフォード
編集:ピーター・ハント
音楽:ジョン・バリー 主題歌:シャーリー・バッシー
メインタイトル・デザイン:ロバート・ブラウンジョン
現像:テクニカラー
出演:ショーン・コネリー、ゲルト・フレーベ、オナー・ブラックマン、ハロルド・サカタ、シャーリー・イートン、バーナード・リー、セック・リンダー
1964年イギリス/ビスタサイズ・カラー110分35mmフィルム
ゴールドフィンガー -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。

ゴールドフィンガーゴールドフィンガー
オナー・ブラックマン                ショーン・コネリー

映画「007 ロシアより愛をこめて」

ロシアより愛をこめてロシアより愛をこめて
ショーン・コネリー                                 ダニエラ・ビアンキ、ショーン・コネリー

今回はテレンス・ヤング監督1963年製作「ロシアより愛をこめて(FROM RUSSIA WITH LOVE)」007シリーズ第2弾をピックアップする。日本公開時の邦題は「007 危機一発」。本作は知性の中に色気とチャーミングさを覗かせたダニエラ・ビアンキの魅力が、その後のボンド・ガールの方向性を確立したと言われている。また秘密兵器がクライマックスで重要な伏線になったり、オープニング・テーマの前にプレ・シークエンスが入る等、007シリーズのパターンの多くが本作より後続作品に踏襲されたそうだ。

【ショーン・コネリーが演じた007】
1962年「ドクター・ノオ(DR. NO)」監督:テレンス・ヤング
1963年「ロシアより愛をこめて(FROM RUSSIA WITH LOVE)」監督:テレンス・ヤング
1964年「ゴールドフィンガー(GOLDFINGER)」監督:ガイ・ハミルトン
1965年「サンダーボール作戦(THUNDERBALL)」監督:テレンス・ヤング
1967年「007は二度死ぬ(YOU ONLY LIVE TWICE)」監督:ルイス・ギルバート
1971年「ダイヤモンドは永遠に(DIAMONDS ARE FOREVER)」監督:ガイ・ハミルトン
※第1作~第5作・第7作
第6作は1969年「女王陛下の007(ON HER MAJESTY’S SECRET SERVICE)」監督:ピーター・ハント主演:ジョージ・レーゼンビー

ロシアより愛をこめてロシアより愛をこめて
ペドロ・アルメンダリス、ショーン・コネリー

【ストリー】
国際的秘密結社の首脳部は英情報部のボンド(ショーン・コネリー)への復讐(007は殺しの番号)のため、またソ連情報部の最新暗号解読機を手に入れるため、ソ連情報部の殺人機関の課長だったクレッブ(ロッテ・レーニヤ)が秘かに首脳部に転向したのを聞いて、それを知らぬソ連の下級職員を利用、実行する手筈が整った。英情報部長Mのもとにトルコ支局長ケリム(ペドロ・アルメンダリス)から、ロマノワ(ダニエラ・ビアンキ)というソ連情報部の娘がボンドの写真を見て一目惚れしたので彼に会わせてくれ、もしロンドンに連れて逃げてくれたらソ連の暗号解読機を盗み出すといって来たが、どうかという電報を受け、ボンドも話がうますぎるとは思ったが、イスタンブールへ飛んだ。ロマノワも現われた。そして解読機も呆気ないばかりに盗み出せた。彼女は飛行機での脱出を拒み、急行列車を望んだ。ケリムが護衛を買って出た。その夜、ケリムはソ連情報部の刺客に襲われて死んだ。彼女に聞いてもそのことは何も知らなかった。次の駅でMから派遣されたグランド(ロバート・ショウ)が乗り込んだ。彼はその夜ロマノワを睡眠薬で眠らせ、ボンドを襲った。彼は、秘密結社の第一級暗殺者だったのだ。だが、ボンドの勝利に終った。列車が急停車した。グラント出迎えのトラックが線路上にわざと止っていたのだ。ボンドはロマノワを連れてそのトラックを奪い、快速艇を奪ってベニスへ。部屋へ入って来た掃除婦をみてロマノワは驚いた。クレッブだったのだ。彼女はボンドに拳銃をつきつけた。だが、ロマノワはクレッブの言うことを聞くふりをして、彼女を殺した。ロマノワはボンドの腕に抱かれた。

ロシアより愛をこめてロシアより愛をこめて
ペドロ・アルメンダリス、ショーン・コネリー バーナード・リー、ロイス・マクスウェル

題名:FROM RUSSIA WITH LOVE
邦題:ロシアより愛をこめて 「007 危機一発(日本公開時の邦題)」
監督:テレンス・ヤング
製作:ハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ
原作:イアン・フレミング
脚本:リチャード・メイバウム
撮影:テッド・ムーア
美術:シド・ケイン
特殊効果:ジョン・ステアズ
視覚効果:ロイ・フィールド
編集:ピーター・ハント
音楽:ジョン・バリー 主題歌:マット・モンロー
現像:テクニカラー
出演:ショーン・コネリー、ダニエラ・ビアンキ、ペドロ・アルメンダリス、ロバート・ショウ、ロッテ・レーニャ、バーナード・リー、ロイス・マクスウェル
1963年イギリス/ビスタサイズ・カラー115分35mmフィルム
ロシアより愛をこめて -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。

ロシアより愛をこめてロシアより愛をこめて
ロッテ・レーニャ(中央)

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