映画「西部のリトル・リタ 踊る大銃撃戦」



リタ・パヴォーネ                                  リタ・パヴォーネ、ルーチョ・ダッラ

今回は「盲目ガンマン」「アヴェ・マリアのガンマン」「ガンマン無頼」のフェルディナンド・バルディ監督1967年製作「西部のリトル・リタ 踊る大銃撃戦(LITTLE RITA NEL WEST)」をピックアップする。本作はマカロニ・ウエスタンで初のミュージカルで、主演はイタリアカンツォーネ界のトップシンガーであるリタ・パヴォーネが起用された。
彼女は日本でも「恋の意気地なし(Come te non c’e nessuno)」や「禁じられた抱擁(Che M’Importa Del Mondo)」がヒットしている。共演はイタリアを代表するシンガー・ソングライターであるルーチョ・ダッラ、「ミスター・ノーボディ」「皆殺しのジャンゴ」のテレンス・ヒル、「風の無法者」のゴードン・ミッチェル、「南から来た用心棒」などマカロニ常連俳優のフェルナンド・サンチョなど豪華俳優陣が脇を固めている。
1シーンだが、日本でも有名な世界的トランペット奏者のニニ・ロッソが、カメオ出演しているには驚いた。

マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 46号 2018年 1/14号 [分冊百科]


ゴードン・ミッチェル               フェルナンド・サンチョ

【ストリー】
愚連隊を退治した女ガンマンのリトル・リタ(リタ・パヴォーネ)は、そこで出会った相棒フランシス(ルーチョ・ダッラ)と共に、インディアン村のチーフ・バイソン(ゴードン・ミッチェル)の元を訪れ、愚連隊から奪った金を引き渡す。「金は諸悪の根源」と考えるバイソンは、悪党たちから集めた金を”消滅”させようとしていたのだった。しかし、リタは「リンゴとジャンゴの金が未だよ」と、強敵から金を奪う事を宣言。そして、リンゴとジャンゴの前に立ちはだかったリタは、”名だたる”ガンマンを相手に一対一の勝負を挑むのだった。


テレンス・ヒル、リタ・パヴォーネ    エンツォ・ディ・ナターレ続・荒野の用心棒」のパロディ

題名:LITTLE RITA NEL WEST
邦題:西部のリトル・リタ 踊る大銃撃戦
監督:フェルディナンド・バルディ
製作:マノロ・ボロニーニ
脚本:フェルディナンド・バルディ、フランコ・ロゼッティ
撮影:エンツォ・バルボーニ
編集:アントニオ・ラミレス
音楽:ロビー・ポイトヴァン
出演:リタ・パヴォーネ、テレンス・ヒル、ルーチョ・ダッラ、ゴードン・ミッチェル、フェルナンド・サンチョ、テディ・リノ、ニナ・ラーカー、カーク・モリス、エンツォ・ディ・ナターレ
1967年イタリア・スペイン/シネスコサイズ・カラー98分35mmフィルム [日本劇場未公開]
-DVD- 西部のリトル・リタ 踊る大銃撃戦
2017年12月現在、DVDレンタルはありません。


カメオ出演:ニニ・ロッソ

西部のリトル・リタ 踊る大銃撃戦(LITTLE RITA NEL WEST)

※上の画はクリックすると別画面で拡大されます。

マカロニウエスタン傑作DVDコレクション版「地獄から来たプロガンマン」

地獄から来たプロガンマン
アンソニー・ステファン                      ジェリー・ウィルソン

朝日新聞出版より5月25日発売の「マカロニウエスタン傑作DVDコレクション」第30号が届いた。二作品のうち今回はアルバート・カーディフ監督1966年製作「地獄から来たプロガンマン(SEVEN DOLLARS TO KILL)」をピックアップする。
マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 30号 2017年 6/4号 [分冊百科]


フェルナンド・サンチョ           ロレダーナ・ヌシアク

カバーバージョンだったデ・マージの傑作
「地獄から来たプロガンマン」は、生涯にわたって200本以上の映画音楽を手掛けたフランチェスコ・デ・マージの代表作の一つである。1930年にローマで生まれ、ナポリ国立音楽学院(サン・ビエトロ・ア・マイエッラ)で作曲わ学んだデ・マージは、叔父である音楽家アキーレ・ロンゴの助手として映画音楽の作曲を開始。以降「南十字星の下(1959年)」「新・残酷物語(1963年)」「鉄腕マチステ(1963年)」「スバルタカスの復讐(1965年)」といった史劇映画を経て、1965年からマカロニ・ウエスタンの音楽を手掛ける様になった。しかし、当時のマカロニ・ウエスタンは「荒野の用心棒(1964年)」でエンニオ・モリコーネが確立した”モリコーネ節”の影響を強く受けており、製作者側もそれを要求した。そんな中、自らのオリジナルティを模索し続けてきた彼が、”デ・マージ”節をようやく確立したのが「地獄から来たプロガンマン」だと評価されているのだ。
大好評を受け、日本でもサントラ盤としてシングルレコードが発売されたが、後にはそれは日本で録音されたカバーバージョンだった事が判明。現在は別バージョンを含む27曲入りの”完全版CD”が発売されている。
(マカロニウエスタン傑作DVDプロダクションノートより)


エリザ・モンテス            ジェリー・ウィルソン、キャロル・ブラウン

※上の画はクリックすると別画面で拡大されます。

mwdvd
※他のマカロニウエスタン傑作DVDコレクションはバナーをクリックして下さい。

地獄から来たプロガンマン(SEVEN DOLLARS TO KILL)


映画「地獄から来たプロガンマン」当ブログ2014年9月26日公開

地獄から来たプロガンマン地獄から来たプロガンマン
アンソニー・ステファン

今回はアルバート・カーディフ監督1966年製作「地獄から来たプロガンマン(SEVEN DOLLARS TO KILL)」をピックアップする。主演は「嵐を呼ぶプロ・ファイター」「荒野の棺桶」のアンソニー・ステファン、「二匹の流れ星」「ミネソタ無頼」のフェルナンド・サンチョ、「続・荒野の用心棒」のロレダーナ・ヌシアクが競演している。
本作はマカロニウエスタン初期の作品でハリウッド製西部劇(ビフテキウエスタン)の影響を受け、中でもアンソニー・ステファンの出演作はオーソドックスなものが多いのが特徴だ。

地獄から来たプロガンマン地獄から来たプロガンマン
フェルナンド・サンチョ

【ストリー】
幌馬車隊の道案内をしていたジョニー・アシュレー(アンソニー・ステファン)は、留守中、サンチョ(フェルナンド・サンチョ)を首領とする山賊の一味に妻を殺され、二つになる息子ジェリーを奪われた。ジョニーは妻のかたきと、息子の行方を探し求めて、西部一帯を歩いたが、目ざすサンチョはなかなか見つからなかった。そして二十年過ぎた。ジェリーはサンチョの息子として育てられ、今は乱暴な若者になっていた。サンチョは一度解散させていた組織を再びおこし、馬泥棒を始めていた。
やがてウィッシュビル銀行の襲撃を計画した。そして偵察にジェリーを送った。途中ジェリーは暴漢に襲われていたジョニーを、父とも知らず助けた。ウィッシュビルの町では、ジョニーの昔なじみのエミリーが妹のシビル(ロレダーナ・ヌシアク)と酒場を経営していた。エミリーはジョニーを見てなつかしがった。またジョニーの旧友の保安官は銀行に多額の金が預けられたから、警備に力を貸してくれとジョニーに頼んだ。その晩ジェリーはサンチョに、銀行には多量の金があること、明後日になると金がよその町に移されるから明日襲撃するよう報告した。ひそかに馬車でジェリーのあとを追って来たシビルは、この話を立ち聞きして愕然とした。愛している男が山賊の仲間だと知った驚きであった。
その時ジェリーに見つかり銃弾をあびせられた。彼女は必死になって馬車を走らせ、銀行襲撃の報を苦しい息の下から酒場の姉に告げて死んだ。サンチョはジェリーを家に残して町へ向った。だが町では彼らを迎え撃つ準備が出来ていてサンチョはジョニーに殺された。これを知ったジェリーは父の復讐に燃えて町へ来た。だがそれより早く、サンチョの妻ローザがジョニーを訪ね、ジェリーが彼の捜し求める息子であると言った。激しい雨の中、ジョニーとジェリーは対決した。ジェリーは拳銃を抜かないジョニーを父と信じようとせず、短剣を抜いた。揉みあううちジェリーは自らの短剣を胸にして倒れた。

地獄から来たプロガンマン地獄から来たプロガンマン
ロレダーナ・ヌシアク

題名:SEVEN DOLLARS TO KILL
邦題:地獄から来たプロガンマン
監督:アルバート・カーディフ
脚色:アルネ・フランクリン
原作:ハメッド・ライ
製作:マーロン・シルコ
撮影:ホセ・F・アグアーヨ
音楽:フランチェスコ・デ・マージ
出演:アンソニー・ステファン、フェルナンド・サンチョ、ジェリー・ウィルソン、ロレダーナ・ヌシアク、エリザ・モンテス、キャロル・ブラウン
1966年イタリア/テクニスコープ・イーストマンカラー96分35mmフィルム
地獄から来たプロガンマン [DVD]

地獄から来たプロガンマン地獄から来たプロガンマン
地獄から来たプロガンマン(SEVEN DOLLARS TO KILL)

映画「キラー・キッド」


ルイーザ・パラット、アンソニー・ステファン

アンソニー・ステファン               ルイーザ・パラット

今回はレオポルド・サヴォーナ監督1967年製作「キラー・キッド(KILLER KID)」をピックアップする。
主演は「皆殺しのガンファイター」「荒野の棺桶」「嵐を呼ぶプロ・ファイター」のアンソニー・ステファン、マカロニウエスタンの名物俳優フェルナンド・サンチョ、「荒野のお尋ね者」「殺して祈れ」の美人女優ルイーザ・パラットが出演している。
マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 27号 2017年 4/23号 [分冊百科]

名作オペラで俳優デビューしたレオポルド・サヴォーナ監督
本作のレオポルド・サヴォーナ監督は、1922年にイタリア・ラツィオ州のレノーラに生まれ、1948年にアメリカの単発テレビドラマ・シリーズ「スタジオ・ワン」で放送された「霊媒」で俳優デビューを果たした。イタリア出身のオペラ作曲家のジャン・カルロ・メノッテイが書き下ろした同作でサヴォーナ(レオ・コールマン名義)が演じたのは、主人公フローラ夫人に育てられる口がきけない孤児「トピー」という重要な役どころ。彼の熱演もあって大好評を博した「霊媒」は、1951年にメノッティ脚本・監督によって映画化され、サヴォーナは同じ役を任される。この間の1979年「にがい米(1948年)」などで知られる同郷のジュゼッペ・デ・サンティス監督のアシスタントとなったサヴォーナは、振付師、脚本家としての経験を積みながら、マルチェロ・マストロヤンニ主演のコメディ・ロマンス映画「恋愛時代(1954年)」をサンティスと共同監督。単独での監督処女作”Iiprincipc dalla maschers rossa(1955年)”、ジャック・バランス主演の「戦闘(1962年)」などを経て、リチャード。ハリソン主演の「必殺のプロガンマン(1967年)」で初めてマカロニ・ウエスタンを手掛けた。
「キラー・キッド」は「皆殺しのガンファイター(1970年)」と並ぶ、アンソニー・ステファンの代表作と称されている。
(マカロニウエスタン傑作映画DVDプロダクションノートより)


フェルナンド・サンチョ            ハワード・ネルソン・ルビアン

【ストリー】
メキシコ国境ほど近いアメリカの刑務所から一人の男が脱走します。彼の名はキラー・キッド(アンソニー・ステファン)。名うての殺し屋です。メキシコに逃げ込んだ彼は、革命家エル・サント(ハワード・ネルソン・ルビアン)の部下であるビラール(フェルナンド・サンチョ)と武器の密輸屋が小競り合いをしている場面に遭遇します。ビラールの部下であるパブロを助けたキッドは、彼の案内でエル・サントが隠れ住んでいるアジトに辿り着きます。エル・サントの信用を得、彼と行動を共にすることにするキッド。エル・サントの信用厚い女性メルセデス(ルイーザ・パラット)とも親しくなっていきます。
しかし、キッドには隠された目的がありました。彼の正体はアメリカ軍将校モリソン大尉。実は武器の密輸組織を潰し、密輸された武器を爆破するのが彼の役目だったのでした。ある夜更け、革命軍の武器を積んだ車が崖から落下。せっかくの武器は爆発・炎上してしまいます。実はモリソンの仕業だったのですが、あくまで彼を信頼するエル・サントと彼を疑うビラールの対立は決定的となります。革命軍を離れるモリソンでしたが、その隙にビラールがエル・サントを襲い軟禁、革命軍の実権を奪います。メルセデスからその知らせを受けたモリソンはビラールからエル・サントを解放。エル・サント、モリソン、ビラール、それぞれの思惑を胸に、大量の武器の横流し取引現場へと彼らは向かうのでした……。


アンソニー・ステファン              ルイーザ・パラット

題名:KILLER KID
邦題:キラー・キッド
監督:レオポルド・サヴォーナ
製作:セルジオ・ガローネ
脚本:レオポルド・サヴォーナ、セルジオ・ガローネ
撮影:サンドロ・マンコーリ
音楽:ベルト・ピサーノ
出演:アンソニー・ステファン、ルイーザ・パラット(リズ・バレット)、フェルナンド・サンチョ、ヨルゴ・ポヤジス、トム・フェレギー、ハワード・ネルソン・ルビアン、ジョヴァンニ・チアンフリグリア(ケン・ウッド)
1967年イタリア/シネスコサイズ・カラー98分35mmフィルム [日本劇場未公開]
キラー・キッド -DVD-
2017年4月現在、DVDレンタルはありません。


キラー・キッド(KILLER KID)

「キラー・キッド(KILLER KID)」ルイーザ・パラット

キラー・キッド(KILLER KID)

※上の画はクリックすると別画面で拡大されます。

1 2 3 5