映画「マリアンヌ」


ブラッド・ピット                マリオン・コティヤール

今回はロバート・ゼメキス監督2016年製作「マリアンヌ(ALLIED)」をピックアップする。
本作は「カサブランカ」をオマージュした第2次世界大戦下という激動の時代を舞台に男女の愛を描いた優秀な作品だ。
名匠ロバート・ゼメキス監督のもと主要撮影は、2016年2月にロンドンで始まったそうだ。


ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール

【ストリー】
1942年、カサブランカ。マックス(ブラッド・ピット)とマリアンヌ(マリオン・コティヤール)はこの地で出会った。極秘諜報員とフランス軍レジスタンス。決して交わることのない人生を歩んでいた2人を、ある重大なミッションが引き合わせる。それは、夫婦を装い、敵の裏をかいてドイツ軍大使を狙うという作戦だった。そして迎えた終戦。
ロンドンで再会した2人は、決して人に言えない“ある秘密”を抱えていた……。

題名:ALLIED
邦題:マリアンヌ
監督:ロバート・ゼメキス
製作:グレアム・キング、スティーヴ・スターキー、ロバート・ゼメキス
脚本:スティーヴン・ナイト
撮影:ドン・バージェス
美術:ゲイリー・フリーマン
衣装:ジョアンナ・ジョンソン
編集:ミック・オーズリー、ジェレマイア・オドリスコル
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影機材:パナビジョン、RED
出演:ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、ジャレッド・ハリス、サイモン・マクバーニー、リジー・キャプラン、マシュー・グード、アントン・レッサー、カミーユ・コッタン、アウグスト・ディール
2016年アメリカ/シネスコサイズ・カラー124分デジタルシネマ
マリアンヌ -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


マリアンヌ(ALLIED)

映画「セブン」


ブラッド・ピット                 モーガン・フリーマン

今回はデヴィッド・フィンチャー監督1995年製作「セブン(SEVEN)」をピックアップする。
本作は、キリスト教の七つの大罪に基づく連続殺人事件とそれを追う刑事コンビの姿を描いたもので4週連続で全米興行成績1位に輝いた大ヒット作品だ。
特筆すべきは、フィルムプロセスにブリーチ・バイパス(銀残し)を用いている事だ。
本作の場合、上映プリントが100本のみという限定でポジフィルムに施された。
そのルックは、暗部の階調が広がり、コントラストが強く、彩度が低くなるので、引き締まった渋い画になる。この技法は、1960年に当時大映の撮影技師であった宮川一夫氏が「おとうと(監督:市川崑)」でテスト&トライの末に実用化された。

※銀残し=現像過程における本来の銀を取り除く漂白処理(ブリーチ)を短縮する現像技法。フィルムの発色部分の銀を残す技法なので、一般撮影ではラボは引き受けない。それは最低本数が確保されなければ、現像機プロセスを空ける訳には行かないからだ。


ケヴィン・スペイシー               グウィネス・パルトロウ

【ストリー】
雨降りしきる大都会。また新たな殺人事件が発生し、退職まであと1週間のベテラン、サマセット(モーガン・フリーマン)と血気盛んな新人ミルズ(ブラッド・ピット)の両刑事が現場に急行した。被害者は極限まで肥満した大男で、汚物にまみれ、食べ物の中に顔を埋めた恰好で死んでいた。死因は食物の大量摂取による内蔵破裂。男の後頭部に付けられた銃口の痕から、何者かに、死ぬまで食べ続けるよう強制させられていたことが判明した。そして現場には、犯人が残したものと思われる<GLUTTONY=大食>と書かれた文字が残されていた。まもなく次の死体が発見される。凄腕で名高い弁護士グールドが、高級オフィスビルの一室で、血まみれになって殺されていた。そして現場には血で書かれた<GREED=強欲>の文字が……。サマセットは、犯人がキリスト教における「七つの大罪=憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」に基づいて殺人を続けていることを確信、ミルズにあと5人殺されるだろうと告げる。「強欲」殺人の現場を再検証した2人は、壁の絵画の裏に指紋で書かれた<HELP ME>の文字を発見。その指紋は前科者の通称ヴィクターのものだった。ヴィクターの部屋に急行した捜査陣は、舌と右腕を切られた上、ベッドに縛りつけられて廃人同様となったヴィクターを発見。部屋には彼が衰弱していく様を撮影した写真と〈SLOTH=怠惰>と書かれた紙が残されていた。グールドの部屋の指紋は、ヴィクターの切り取られた右腕で付けられたものだった。捜査は振出しに戻り、サマセットはFBIの友人の協力を得て、犯罪者に利用される恐れのある″要注意図書 ″リストの「七つの大罪」に関する図書館の貸出記録から、容疑者を割り出そうとした。ほどなく″ジョン・ドウ ″という男が該当者に挙がった。半信半疑のまま、2人は男のアパートを訪ねるが、その時、帰ってきた男がいきなり拳銃を発射して逃げた。どしゃ降りの中を追跡したミルズを、男は待ち受けて打ち倒し、頭に銃口を突きつけるが、なぜかとどめは刺さずに去った。ジョン・ドゥの部屋からは、今までの被害者を撮影した無数の写真が発見された。大胆不敵にも、男は報道カメラマンのふりをして、ヴィクターの殺害現場に現れていた。そこへ、ジョン・ドウから挑戦の電話が入る。やがて、第4の殺人<LUST=肉欲>として娼婦が殺され、第5の殺人<PRIDE=高慢>として顔を切り裂かれて悲観した美人モデルが自ら命を絶った。そんな時、意外にも残る2件を残して、ジョン・ドウと名乗る男(ケヴィン・スペイシー)が警察に自首して来た。拘置された男の過去や身元は全く不明だった。男は自分は選ばれた人間で、誰もなし遂げなかった偉大なことを行ったと言う。ドウは、ミルズとサマセットを伴ってある場所に車を向かわせた。とある荒野で止まった一行の前に、宅配便の車が現れ、小さな箱を置いて去った。ドウはその箱の中に、ミルズの新婚の妻トレイシー(グゥイネス・パルトロウ)の生首が入っていると言い、これは彼を羨んで彼女を殺した〈ENVY=嫉妬〉の罪だとも語った。逆上するミルズは怒りにかられ、ドウに銃口を向けた。サマセットは必死で止めるが、ミルズは相手の挑発に乗り、ドウを射殺してしまう。男の目論見どおり、<WRATH=憤怒>の殺人をもって7つの殺人は完結した。ドウと名乗る男の正体も動機も闇と消えた。サマセットは絶望感に包まれ、再び雨降りしきる町に戻った。

題名:SEVEN (Se7en)
邦題:セブン
監督:デヴィッド・フィンチャー
製作総指揮:ジャンニ・ヌナリ、ダン・コルスルッド、アン・コペルソン
製作:アーノルド・コペルソン、フィリス・カーライル
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
撮影:ダリウス・コンジ
録音:レン・クリス
美術:アーサー・マックス
特殊効果コーディネーター:ピーター・アルビッツ
特殊効果スーパーバイザー:ダニー・キャンジェミ
視覚効果コーディネーター:ティム・トンプソン
視覚効果スーパーバイザー:グレッグ・キンブル
特殊メイク:ロブ・ボッティン
デジタル視覚効果:R/グリーンバーグ・アソシエイツ・ウェスト、デジタル・スタジオ部
スタント・コーディネーター:チャック・ピサーニ・Jr
タイトル・デザイナー:カイル・クーパー
タイトル・プロデューサー:ピーター・フランクフルト、スティーヴン・T・プリ
編集:リチャード・フランシス・ブルース
音楽:ハワード・ショア 歌:デヴィッド・ボウイ
出演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、ケヴィン・スペイシー、グウィネス・パルトロウ、ジョン・C・マッギンレイ、リチャード・ラウンドトゥリー、R・リー・アーメイ、マーク・ブーン・Jr
1995年アメリカ/シネスコサイズ・カラー126分35mmフィルム
セブン -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


セブン(SEVEN)

映画「バーン・アフター・リーディング」

バーン・アフター・リーディングバーン・アフター・リーディング
ジョージ・クルーニー              ジョン・マルコビッチ

今回はジョエル・コーエン&イーサン・コーエン監督2008年製作「バーン・アフター・リーディング(BURN AFTER READING)」をピックアップする。
本作はコーエン兄弟の映画としては最大級のヒット作だそうで、タイトルは秘密の命令書に必ず頭書される注意書き「読後焼却」の事を言う。豪華俳優陣のキャスティングがなければ観れない内容に少々唖然とし、ブラック・コメディという意味がよく分からなかった。

バーン・アフター・リーディングバーン・アフター・リーディング
ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド

【ストリー】
舞台は、政治の中心地であるワシントンDC。アルコール依存症で、CIAをクビになったオズボーン(ジョン・マルコビッチ)は回顧録を執筆していた。その内容は、怒りに任せて上司の悪口や機密事項を書きなぐった暴露本だった。オズボーンの妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、夫が解雇されたことに怒りながらも、内心ではほくそ笑んでいた。財務省連邦保安官のハリー(ジョージ・クルーニー)とダブル不倫中の彼女としては、有利に離婚を進めるための好都合だったのだ。夫のパソコンに入ったあらゆるCD-ROMにコピーして、離婚のための弁護士に渡した。しかし、あろうことか弁護士は、CD-ROMをフィットネスクラブに落としてしまった。それを拾ったのは、従業員のチャド(ブラッド・ピット)だった。ipod依存症で筋肉バカの彼は、そのCD-ROMがCIAの重要な機密事項だと勘違いして、これをもとに一攫千金を狙おうと考える。話を持ちかけられた同僚のリンダ(フランシス・マクドーマンド)も、それで念願の全身整形のための費用を稼ごうと賛同した。リンダに思いを寄せる上司のテッド(リチャード・ジェンキンズ)は、無謀な計画を立てる二人を心配げに見守る。
そんな折、リンダは出会い系サイトで見つけたパートナーとデートするが、その相手はなんとハリーだった。財務省のエリートでありながら、彼は複数の女性と平行して交際するセックスマシーンだったのだ。チャドは、CD-ROMの持ち主がオズボーンであることを突き止めて脅迫するが、うまくいかない。そこで今度は、リンダと共にロシア大使館に売り込みに行くが、やはり門前払いだった。あげくにハリーの邸宅に忍び込んだ彼は、誤解で撃ち殺されてしまう。オズボーンやチャドたちの行動を把握していたCIAの上層部も、ことの顛末に呆れ果てる。そして、リンダの全身整形の費用だけを提供するのだった。

バーン・アフター・リーディングバーン・アフター・リーディング
ティルダ・スウィントン              ブラッド・ピット

題名:BURN AFTER READING
邦題:バーン・アフター・リーディング
監督:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン
製作総指揮:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ロバート・グラフ
製作:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン
脚本:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン
撮影:エマニュエル・ルベツキ
美術:ジェス・ゴンコール
衣裳:メアリー・ゾフレス
編集:ロデリック・ジェインズ
音楽:カーター・バーウェル
現像:デラックスカラー
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコビッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、リチャード・ジェンキンス、J・K・シモンズ、デビッド・ラッシュ
2008年アメリカ/ビスタサイズ・イーストマンカラー96分35mmフィルム
バーン・アフター・リーディング [DVD]
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。

バーン・アフター・リーディングバーン・アフター・リーディング
コーエン兄弟、ブラッド・ピット        ジョージ・クルーニー

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