映画「ミッション:インポッシブルIII M-I:III」


トム・クルーズ                 ミシェル・モナハン

今回はJ・J・エイブラムス監督2006年製作「ミッション:インポッシブルIII(MISSION: IMPOSSIBLE III/M-I:III)」をピックアップする。本作はトム・クルーズ主演の人気スパイ・アクションの第3弾で敵役にアカデミー賞受賞俳優、フィリップ・シーモア・ホフマンを迎え、目まぐるしいアクションを展開する。撮影は2005年6月にイタリアで開始され、ベルリン、ローマ、バチカン、上海、西塘(浙江省)、ヴァージニア州、カリフォルニア州などでロケが行われた。2006年6月21日に主演のトム・クルーズが、東京~新大阪間の新幹線「のぞみ」を借り切った来日キャンペーンが実施された。時刻表にない特別ダイヤで運行し、出発時刻などは混乱を避ける目的で非公開となった。この企画の経費は、「のぞみ」の貸切りの1,500万円など、約3,000万円とされる。
(ウィキペディア参照)


マギー・Q                     ケリー・ラッセル

【ストリー】
スパイを引退したイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、婚約者のジュリア(ミシェル・モナハン)と幸せな日々を過ごしていた。新人スパイの教育に当っていたイーサンだが、教え子リンジーが誘拐されたことを知らされ、その救出作戦に参加する。しかし救出に成功したと思ったのも束の間、リンジーは頭に仕掛けられた爆弾で死んでしまった。その後、一連の事件の裏に闇商人デイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)がいることを知ったイーサンのチームは、デイヴィアンを捕獲すべく、バチカンへと向かった。見事デイヴィアンを捕らえたイーサンたちだったが、帰国後、襲撃を受ける。リンジーが遺したマイクロドットには、上官のブラッセルが、デイヴィアンと通じているという秘密が語られていた。奇襲を受けたイーサンたちは、結局デイヴィアンを奪われてしまう。イーサンに恨みを抱くデイヴィアンは、ジュリアを誘拐し、機密物質「ラビットフット」を48時間以内に探し出さないとジュリアを殺すと脅迫してきた。ブラッセルの裏切りに気づいた上司マスグレイブの機転により、イーサンは上海に向かった。そこにはチームの面々も揃っていた。「ラビットフット」があるという高層ビルに潜入し、盗み出すことに成功するイーサン。それをデイヴィアンの元に持っていくが、頭に爆弾を埋め込まれた挙句、目の前でジュリアを殺されてしまう。絶望するイーサン。しかし何故かそこにマスグレイブが現れ、実は殺されたジュリアが偽者だったことを明かす。デイヴィアンと結託していたのはマスグレイブだったのだ。イーサンはマスグレイブを出し抜き、本物のジュリアが囚われている場所へと向かった。そこでイーサンはデイヴィアンを倒し、頭の爆弾を破壊することにも成功する。追ってきたマスグレイブを撃ち殺したのはジュリアだった。イーサンは新しい仕事を丁重に断り、ジュリアとハネムーンに出かけるのだった。

題名:MISSION: IMPOSSIBLE III/M-I:III
邦題:ミッション:インポッシブル3/M-I:III
監督:J・J・エイブラムス
脚本:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、J・J・エイブラムス
製作総指揮:ストラットン・レオポルド
製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
撮影:ダン・ミンデル
美術:スコット・チャンブリス
VFX:インダストリアル・ライト&マジック(ILM)
効果:ロジャー・ガイエット
衣装:コリーン・エイトウッド
編集:メリアン・ブランドン、メアリー・ジョー・マイキー
音楽:マイケル・ジアッチーノ
音楽スーパーバイザー:ダニー・ブラムソン
フィルム:イーストマンコダック
撮影機材:パナビジョン
現像:デラックスカラー
出演:トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィング・レイムス、ビリー・クラダップ、ミシェル・モナハン、ジョナサン・リース・マイヤーズ、ケリー・ラッセル、マギー・Q、サイモン・ペッグ、ローレンス・フィッシュバーン
2006年アメリカ/シネスコサイズ・カラー126分35mmフィルム
ミッション:インポッシブル3 M-I:III -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


ミッション:インポッシブルIII(MISSION: IMPOSSIBLE III/M-I:III)

映画「カジュアリティーズ」


マイケル・J・フォックス             ショーン・ペン(中央)

今回はブライアン・デ・パルマ監督1989年製作「カジュアリティーズ(CASUALTIES OF WAR)」をピックアップする。本作は、ベトナム戦争中、実際に起きたアメリカ陸軍兵士による戦争犯罪を題材にして作られた。ベトナムでのアメリカ兵の戦争犯罪は、ソンミ村虐殺事件が有名になったが、本作が題材とした犯罪も軍隊組織は事実を隠蔽しようとする。これはアメリカ軍に限った事ではなく、第二次大戦中の日本軍や世界各国の軍隊で発覚されている事だ。ここで大切な事は、ハリウッドがアメリカの恥部とも言うべき国家犯罪を果敢に正面から描いている事だ。残念ながら日本では、南京大虐殺を始めとする軍隊が行った国家犯罪を題材にする様な劇映画は作られていない。過去の歴史に学ばず、未来に想像力を持たず、現在に安住する今の日本映画は絶望的である。本作のクライマックスの戦闘シーンは「戦場にかける橋(1957年/デヴィッド・リーン監督)」で有名なタイ王国のクウェー川に架かるクウェー川鉄橋で撮影されたそうだ。

※1966年の「兵士による少女強姦」という実際に起きた事件(en:Incident on Hill 192)を、戦場に於ける犯罪を告発した退役兵士の回想として描いた作品。
※ソンミ村虐殺事件・・・1968年3月16日、アメリカ軍兵士がクアンガイ省ソンミ村(現:ティンケ村[)で非武装のベトナム人住民を虐殺した事件。ソンミの虐殺はベトナム反戦運動のシンボルとなり、また国外でも大きな批判の声が起こってアメリカ軍が支持を失うきっかけとなった。(ウィキペディア参照)


ショーン・ペン、ツイ・ツウ・リー

【ストリー】
1974年、ヴェトナム帰還兵のエリックンン(マイケル・J・フォックス)は、電車の向かいに座るアジア人の女学生の姿に思わずハッとする--。1966年、ヴェトナムの戦場にいたエリックソンは敵の掘ったトンネルに落ち、身動きできないでいた。そんな危機一髪の彼を救ったのは上官のミザーヴ軍曹(ショーン・ペン)だった。それから間もなく帰還間近の無線係ブラウン(エリック・キング)が狙撃され死んだ。怒りに狂う仲間たちは、手当たり次第にヴェトナムの村人を射殺した。そんなある夜、基地に戻った小隊は中央ヴェトナム高地の偵察パトロールを命じられる。出発前ミザーヴはヴェトナムの少女をさらってレイプしようと提案、エリックソンは耳を疑うが、実際に若い娘オアン(ツイ・ツウ・リー)を誘拐し、彼女はエリックソンを除く4人の仲間たち、ミザーヴ、クラーク(ドン・ハーヴェイ)、ハッチャー(ジョン・C・ライリー)、ディアズ(ジョン・レグイザモ)に犯されてしまう。傷ついた娘をいたわることしかできないエリックソンは、仲間の留守中に彼女を逃がそうとするが、それも失敗に終わった。やがて小隊は対岸に北ヴェトナム軍の陣地がある河のほとりにやってきた。そして激しい銃撃戦の中、誘拐と暴行の証拠を消すため、オアンはミザーヴ軍曹の命令で射殺されるのだった。基地に戻ったエリックソンは、事件を軍の上層部に訴えるが、上官たちは彼を相手にしない。そんな折、小隊の4人によって命を狙われたエリックソンは、ついに事件の全貌を隊の牧師に訴える。そしてそれをきっかけにして軍による正式な捜査が始まった。ミザーヴ軍曹ら4人の兵士たちは軍法会議にかけられ刑期を科せられた。電車がとまりエリックソンは我にかえった。前に座っていた女学生(ツイ・ツウ・リー=2役)に続いて彼も下車した。目前に広がる平和なキャンパスの風景に、ひとときエリックソンの心が和むのだった。


ビング・レイムズ、マイケル・J・フォックス    マイケル・J・フォックス

題名:CASUALTIES OF WAR
邦題:カジュアリティーズ
監督:ブライアン・デ・パルマ
製作:アート・リンソン
原作:ダニエル・ラング
脚本:デイヴィッド・レイブ
撮影:スティーブン・H・ブラム
美術:ウォルフ・クレーガー
装飾:ヒュー・スケイフ
録音:リチャード・P・シリンシオーネ
衣装:リチャード・ブルーノー
スタント:ケニー・ベイツ
配役:リン・スタルマスター
編集:ビル・パンコウ
音楽:エンニオ・モリコーネ
撮影機材:パナビジョン
現像:テクニカラー プリント:デラックスカラー
出演:マイケル・J・フォックス、ショーン・ペン、ドン・ハーヴェイ、ジョン・C・ライリー、ジョン・レグイザモ、ヴィング・レイムス、エリック・キング
1989年アメリカ/シネスコサイズ・カラー 113分35mmフィルム
カジュアリティーズ -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


ツイ・ツウ・リー                マイケル・J・フォックス

映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」

 

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
レベッカ・フェルグソン

今回はクリストファー・マッカリー監督2015年製作「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION)」をピックアップする。本作はトム・クルーズ主演のスパイ・アクションのシリーズ第5弾になる。製作費$150,000,000を投じた本作は、IMAXを含む全世界の各劇場で公開され$673,776,369の興業収入を得た。
撮影は撮影は2014年8月から2015年3月の間、ウィーンやロンドンで始まり、特にモロッコのラバト、マラケシュ・ハイウェイを14日間閉鎖してオートバイ追跡シーンを撮影したそうだ。

ミッション:インポッシブルミッション:インポッシブル
トム・クルーズ
ミッション:インポッシブルミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
レベッカ・フェルグソン
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションミッション:インポッシブル
※時速400キロで飛ぶ軍用飛行機のドア外部にしがみつく超絶スタントは、何か月もパイロットやエンジニアと打ち合わせて作り上げられた。

【ストリー】
MF(Impossible Mission Force、不可能作戦部隊)のベテランエージェントであるイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていた。そんなある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れるが、そこはすでに「シンジケート」の手に落ちており、イーサンは敵の罠にかかってしまう。拘束されたイーサンは拷問を受けるが、「シンジケート」の構成員である謎の美女イルサ(レベッカ・フェルグソン)によって命を救われ脱出する。一方その頃、違法行為すら辞さないIMFの捜査方針を問題視していたCIA長官アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)の提案により、IMFは解体されCIAに吸収されてしまう。CIAは「シンジケート」をIMFが自らの存在意義を作るために創った実体のない組織だとみなしており、「シンジケート」の極秘調査を名目に召還に応じないIMFの大物エージェントであるイーサンを反逆者として国際手配してしまう。それから6か月後、IMFの元メンバーはアランの監視を受けながら、それぞれCIA職員として任務をこなしていた。イーサンは変わらずCIAの捜索をかわしながら単独で「シンジケート」の調査を続け、ついに彼らが死亡や行方不明したことになっている各国のスパイ達が集まってできたならずもの国家であると突きとめる。しかし、独りでは彼らの陰謀を阻止することはできず、仲間のベンジー(サイモン・ペッグ)に協力を依頼する。イーサンはベンジーと共に「シンジケート」の作戦を食い止めようと奔走するが、そこでイルサとの再会を果たす。イルサの正体を「シンジケート」に潜入中のイギリスの諜報員だと見破ったイーサンだったが、敵の作戦を阻止することはできず、オーストリア首相の暗殺を許してしまうのだった。イルサから「シンジケート」のボスであるソロモン・レーン(ショーン・ハリス)の極秘情報が入力されたデータファイルが、モロッコの発電所の地下にある極秘施設に眠っていることを知らされたイーサンは、それを敵よりも早く入手するために再び危険なミッションへと挑み、見事成功させる。だが、その直後にイルサが裏切り、データ入りのUSBメモリを強奪されてしまう。ブラントとルーサーも合流したイーサンらはデータのコピーからそれが「レッドボックス」という、イギリス首相にしか暗号を解除できない極秘データであることを掴むが、解読できないため「シンジケート」の存在証明には繋がらない。一方、イルサは上司であるアトリーMI6局長(サイモン・マクバーニー)にデータを渡し潜入任務の完了と復職を願うも却下される。イルサはレーンの下に戻るが、アトリーはデータを密かに消去しており、レーンの怒りを買ってイルサは窮地に立たされる。データを餌にレーンを捕まえるためイルサに接触するイーサンらだったが、逆にレーンによってベンジーが捕まってしまう。レーンはベンジーを人質に解読したデータを寄越すようイーサンに要求する。イーサンらはベンジーの救出とレーンの逮捕のため、無謀なイギリス首相の拉致計画を実行する。ブラントの密告でアランも参入する中、イーサンは首相の身柄を拘束することに成功し、「シンジケート」の正体がMI6の極秘作戦に端を発して実在することをアランに証明した上で、データの解読に成功する。データの正体はMI6が「シンジケート」計画用に用意した莫大な秘密資金の口座番号であった。ベンジーとデータの交換場所でレーンは、ベンジーに爆弾を付けた上にイルサを使ってイーサンを牽制するようにし有利に交渉する。しかし、イーサンはデータの情報を記憶した上で破棄しており、自分が死ねば情報が手に入らなくなると逆に脅す。レーンは爆弾を解除すると、イルサを殺害してイーサンを確保するよう部下達に命令するが、2人は見事なコンビネーションで返り討ちにし、逃走する。レーンは自らの手で決着を付けるべく、単身でイーサンの前に現われ、イーサンを工事中の建物の中へと追い込む。だが、これはイーサンの罠であり、レーンは防弾ガラスの檻によって捕まってしまい、イーサンはロンドン支部での屈辱を晴らす。後日、イーサンらIMFの働きを認めたアランは、IMFの解体提案は実は「シンジケート」捜査のためであったと嘘をつき、政府にIMFの再建を願い出て認められる。

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

題名:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
邦題:MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION
監督:クリストファー・マッカリー
製作総指揮:マーク・バクシ
製作:トム・クルーズ、J・J・エイブラムス、デヴィッド・エリソン、ブライアン・バーク、ドン・グレンジャー
原案:クリストファー・マッカリー、ブルース・ゲラー
脚本:クリストファー・マッカリー
撮影:ロバート・エルスウィット
美術:ジェームズ・ビッセル
配役:ミンディ・マリン
編集:エディ・ハミルトン
音楽:ジョー・クレイマー
フィルム:イーストマンコダック
撮影機材:パナビジョン(GOLDEN)、アリフレックス(ALEXA)
現像:デラックス
出演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、レベッカ・フェルグソン、ヴィング・レイムス、ショーン・ハリス、アレック・ボールドウィン、サイモン・マクバーニー
2015年アメリカ/シネスコサイズ・カラー131分35mmフィルムデジタルシネマ
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション [DVD]
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。

ミッション:インポッシブルミッション:インポッシブル
ミッション:インポッシブルミッション:インポッシブル