映画「日本一の若大将」


「日本一の若大将」星由里子

加山雄三                       星由里子

今回は福田純監督1962年製作「日本一の若大将」をピックアップする。
本作は、若大将シリーズの第3作になる。ロケーション撮影は、横浜、芦ノ湖、芦ノ湖箱根園、大和証券本社、神宮絵画館前、青山通り、恵比寿、渋谷、用賀、桜新町、外苑橋、横浜、三ツ沢公園陸上競技場で行われているが、現在の変貌に場所が分からなかった。


藤山陽子                       加山雄三、田村奈己

【ストリー】
われらが若大将・田沼雄一(加山雄三)はスキヤキ屋“田能久”の一人息子。京南大学4年生でマラソン部のキャプテンだ。秋の全日本マラソン大会を控えてトレーニングに余念がない。マネジャーの江口(江原達怡)が実家からの仕送りがストップして弱っているのを見て、雄一は、“田能久”へ住み込みアルバイトをさせてやった。ある日、マネジャーをバトンタッチされた青大将ことブルジョアの石山(田中邦衛)と銀座へ出た若大将は、メトロ運動具店の女店員中里澄子(星由里子)をカミナリ族から助け、澄子にひと目惚れした石山は400万円のモーターボートを注文してしまう。一方、“田能久”で働く江口は若大将の妹照子(中真千子)に首ったけ。それを知った若大将は父のお膳立てした照子の見合いをブチこわし二人を結ばせてやる。そこへ青大将が小遣いを使いすぎて勘当されたといって転がり込んできた。青大将がボートの残金を払わないので澄子が困っているのを知って、若大将が払ってやった。気前のよいおりき婆さん(飯田蝶子)が父(有島一郎)の銀行預金をこっそりおろしてくれた金だ。しかし、それがバレて若大将は勘当をいい渡された。夏休みがきて、芦ノ湖畔で合宿生活が始まった。月明の夜、近くのホテルへ仕事にきた澄子と若大将のボートが、愛の波紋を描いた。水上スキー・コンテストで優勝した若大将は、スポンサーの社長令嬢美幸(藤山陽子)から5万円の賞金をもらうが、悪質な週刊誌のトップ記事になったことから若大将と美幸の仲を誤解した澄子は、本当は大好きな若大将にそっぽを向いて、青大将とデートを重ねるのだった。やがて、全日本マラソン大会の日がきた。澄子への失恋の痛手のため、若大将の足はスタートから重かった。がすべてが誤解と知った澄子、父、おりき婆さんの必死の声援で、若大将は猛然とピッチをあげ、ゴールに飛び込んだのである。


中真千子、藤木悠               加山雄三、飯田蝶子、有島一郎

題名:日本一の若大将
監督:福田純
製作:藤本真澄
脚本:笠原良三、田波靖男
撮影:飯村正
照明:金子光男
特機:大隅銀造
録音:刀根紀雄
音効:西田多門
整音:下永尚
美術:村木忍
大道具:跡見昭、春山順一
装置:石井常男
小道具:神保昭治、樋口十九一、佐藤充
衣裳:栗原正次
結髪:伊奈圭子
殺陣:広瀬正一
記録:野上照代
編集:藤井良平
音楽:広瀬健次郎 主題歌:加山雄三「日本一の若大将」
現像:東洋現像所 合成:泉実
製作担当:井上卓之
製作進行:田代秀雄
演技事務:村上久之
助監督:坪島孝
監督助手:砂原博泰、和田嘉訓、千葉隆司
撮影助手:原一民、松田俊之、長谷川光広、近藤博幸
照明助手:佐藤幸次郎、斉藤進、市川裕、池田泰平、永井昇、金子盛、増田勲、小塩剛
録音助手:中沢与四郎、大庭弘、宮内一男
美術助手:志村恒男、櫻木晶、大谷淳三
スチール:岩井隆志
出演:加山雄三、星由里子、田村奈己、北あけみ、藤山陽子、中真千子、有島一郎、江原達怡、田中邦衛、飯田蝶子、上原謙、藤木悠、中丸忠雄、堺左千夫、左卜全、千石規子、一の宮あつ子
1962年日本・東宝/東宝スコープ(シネスコサイズ)・カラー95分35mmフィルム
日本一の若大将 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


ミゼットに乗る星由里子さん                  木刀を持つ左卜全さん

中丸忠雄、田中邦衛                    日本一の若大将

映画「銀座の若大将」


加山雄三                          星由里子

今回は杉江敏男監督1962年製作「銀座の若大将」をピックアップする。
本作は、若大将シリーズの第2弾である。当初、「大学の若大将」「銀座の若大将」「日本一の若大将」の3作で完結する予定だったが、初の海外ロケの第4作「ハワイの若大将」を制作した。後の1964年、加山雄三さんは、黒澤明監督「赤ひげ」撮影の為に1年間拘束されたそうだ。
このブランクで若大将シシリーズの打ち止めは避けられないと考えられていたが、1965年に「海の若大将」が宝塚映画で制作され、前作を上回る興業成績を収めた。この作品で加山雄三さんが歌った「恋は紅いバラ」「君が好きだから」のシングル・レコードが大ヒットし、再び東宝制作で若大将シリーズは続行された。こうして若大将シリーズは、東宝で1961年から1971年まで制作した全17作から構成され、社長シリーズ、駅前シリーズ、クレージー映画と共に、1960年代の東宝の屋台骨を支えた。
(ウィキペディア参照)


田中邦衛                       団令子、加山雄三

【ストリー】
京南大学の音楽部員田沼雄一(加山雄三)は、スキヤキ屋田能久の若大将。大学の人気者でけんかも大好き。ふとしたことから、雄一はファッションバンドの出演をたのまれた。いよいよ当日、きらびやかな舞台では雄一がバンドをひきいて歌っている。そんな雄一の若々しい姿に目をとめたのは中里澄子(星由里子)である。彼女はラベル洋装店のお針子、雄一が新聞部の団野京子(団令子)と広告とりでラベルに行ったときから心をひかれていたのだ。だが、今日もまた雄一が京子と一緒にいるのをみてがっかりする。一方、雄一の留守中、家には祖母(飯田蝶子)の幼な友達京南大学の石脇教授(左卜全)が、雄一を拳闘部へ入れるよう説得に来ていた。意気投合したりきは、父久太郎(有島一郎)に内証で雄一をくどいた。翌日から雄一の激しいロードワークが始まった。雄一が無断で拳闘部に入ったのを知った久太郎はかんかん。身のためと、雄一をついにあるレストランの見習コックに出した。ある日、ラベルで仕事中の澄子の耳に聞きおぼえのある調べが--。ライバルがあってはと、雄一のことをすっかりあきらめていた澄子ではあったが、みると路地向うの窓辺でコック姿の雄一がギターをかかえていた。窓をへだてて心を通わせる二人--。やがて新学期。京南大学では、待望の拳闘部の対抗試合が始まった。リングの上では、雄一が下馬評の高い熊田と苦闘を演じている。リングサイドでは必死の声援を送る澄子。そしてついに雄一の手が高々と挙げられた。喜びに我を忘れた澄子は、恥らいも忘れて雄一の胸にとびこむのだった。


藤山陽子、加山雄三                    左卜全

題名:銀座の若大将
監督:杉江敏男
製作:藤本真澄
脚本:笠原良三、田波靖男
撮影:完倉泰一
照明:森弘充
録音:斎藤昭
整音:下永尚
美術:小川一男
編集:小畑長蔵
音楽:広瀬健次郎 挿入歌:加山雄三「夢をえがいて 」「星空 」
現像:東洋現像所
製作担当:喜多村俊男
助監督:野長瀬三摩地
スチール:土屋次郎
出演:加山雄三、星由里子、団令子、田中邦衛、藤山陽子、有島一郎、江原達怡、上原謙、久慈あさみ、中真千子、左卜全、飯田蝶子、北あけみ、堺左千夫、
1962年日本・東宝/東宝スコープ(シネスコサイズ)・カラー94分35mmフィルム
銀座の若大将 [東宝DVDシネマファンクラブ] -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


有島一郎、上原謙                     加山雄三

映画「大学の若大将」


加山雄三                         星由里子

今回は杉江敏男監督1961年製作「大学の若大将」をピックアップする。
本作は、俳優加山雄三さんの代名詞とも言える東宝”若大将シリーズ”の第1作で、1971年までの11年間に17本が製作された。
名優上原謙さんの長男という”芸能界のサラブレッド”としてデビューした加山さんは、明朗快活、スポーツ万能、歌や楽器もこなすというキャラクターで売り出された。流行のスポーツや音楽、若者風俗を取り入れたこのシリーズは、彼を早速スターダムに押し上げ、挿入歌のレコードも軒並みヒットさせている。本作のロケーションは、箱根芦ノ湖、芦ノ湖プリンスホテル(現ザ・プリンス箱根)、明治神宮水泳場(旧神宮プール)、外苑西通り(東京都道418号北品川四谷線の一部)、外苑橋などで行われている。また本作は藤山陽子さんのデビュー作である。


田中邦衛、星由里子                   藤山陽子

団令子、北あけみ、宮田芳子             有島一郎、飯田蝶子、加山雄三

【ストリー】
京南大学水泳部の田沼雄一(加山雄三)は、明治時代からの歴史を誇るすきやき屋「田能久」の若旦郡である。父久太郎(有島一郎)は昔気質の頑固者で、最近は商売仇のステーキハウス「黒馬車」がぐんぐんのしてくるので機嫌が悪い。おまけに雄一が黒馬車で歌手のはるみ(北あけみ)と仲良く歌っているとあってカンカンに怒った。そんな時、祖母のりき(飯田蝶子)がいつも雄一の味方となって父と子の仲を円くおさめていた。水泳部主催のパーティの日。雄一は同級生の団野京子(団令子)や、はるみとばかり踊るので石山製菓のキャンデー・ガール中里澄子(星由里子)は面白くない。その夜、雄一は店の肉を持ち出して部員達にオゴってしまったためとうとう久太郎に勘当されてしまった。雄一は夏季休暇をさいわいに、芦ノ湖へアルバイトに出かけた。親友多湖(江原達怡)もアルバイトでデパート会社の社長野村家の別荘の管理人をしていた。雄一は、ボート小屋に泊りこみ、ボートの貸し出しと看視人をやっていた。澄子も出張で「ビーチハウス」に来ており、はるみも湖畔ホテルで歌っていた。石山製菓社長のドラ息子で、雄一の同級生石山新次郎(田中邦衛)は澄子に惚れていて、澄子をヨットに誘った。ヨットの中で新次郎が澄子にケシカラン振舞いに出た時、雄一が澄子を救った。雄一は自分が本当に愛しているのは澄子だとその時悟った。カラリと晴れたある日、雄一は転覆したボートから野村父子(上原謙、竹沢光男)を救った。夏休みが終り、水泳部の合宿が始ったある日、野村社長より娘の千枝子(藤山陽子)を貰ってくれるよう雄一はいわれた。多湖が千枝子を愛していることを知った雄一は、見合いの劇場に多湖を連れて行き、野村社長に千枝さんの相手にふさわしい人はこの人ですといって多湖を紹介した。そんなことを知らない澄子は大むくれである。そんな澄子に新次郎が言い寄った。澄子を乗せた新次郎の車は、通りがかりのりきをはねとばした。雄一の輸血でりきは危機を脱した。そして、澄子の誤解もとけた。雄一は急いで、対抗戦の始っているプールへ帰っていくのだった。


中真千子、飯田蝶子               久慈あさみ、上原謙

菅井きん、藤原釜足               土屋嘉男、江原達怡

題名:大学の若大将
監督:杉江敏男
製作:藤本真澄
脚本:笠原良三、田波靖男
撮影:鈴木斌
照明:猪原一郎
録音:矢野口文雄
整音:宮崎正信
美術:村木忍
記録:米山久江
編集:小畑長蔵
音楽:広瀬健次郎 主題歌:加山雄三「大学の若大将」
現像:東京現像所
製作担当:根津博
製作進行:橋本利明
助監督:梶田興治
監督助手:森谷司郎、出目昌伸
スチール:秦大三
出演:加山雄三、星由里子、団令子、田中邦衛、北あけみ、藤山陽子、江原達怡、有島一郎、土屋嘉男、飯田蝶子、中真千子、上原謙、藤原釜足、久慈あさみ、菅井きん、宮田芳子、堺左千夫、竹沢光男、左卜全
1961年日本・東宝/東宝スコープ(シネスコサイズ)・カラー82分35mmフィルム
大学の若大将 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


加山雄三                      田中邦衛、星由里子

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