映画「ミッドウェイ」

ミッドウェイ
ミッドウェイ(MIDWAY)
ミッドウェイミッドウェイ
パトリック・ウィルソン                         エド・スクライン

今回はローランド・エメリッヒ監督2019年製作「ミッドウェイ(MIDWAY)」を9月11日の日本公開初日にTOHOシネマズ府中で観て来た。同監督1996年製作「インデペンデンス・デイ(INDEPENDENCE DAY」から24年経つが、CG技術の向上と実写合成の精巧さにを感じる思いだ。
例えば、空母エンタープライズへの着艦シーンは、巨大なステージに原寸大の甲板を制作し、復元した艦上機SBDドーントレイスとTBDデヴァスティターを合成用ブルーバック上で撮影した実写素材とCG合成をしたそうだ。本作ではそれらのデジタルエフェクトを1,500カットを作成した。(Scanline VFX、Pixomondo)
映画の内容は、第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなったミッドウェイ海戦をテーマにしたものだが、今までの戦争スペクタクルものと違い、20年に及ぶリサーチ(海軍記録保管所や国立公文書図書館、生存者へのインタビューなど)と新たに発見された日本軍側の貴重な資料を基に比較的中立な視点で作られている。長尺でも退屈はしなかったが、ドラマツルギーは低かった。

ミッドウェイミッドウェイ
ルーク・エヴァンス                  マンディ・ムーア

【ストリー】
1941年12月7日の日本軍による奇襲とも言える真珠湾攻撃。戦争の早期終結を狙う山本五十六連合艦隊司令官(豊川悦司)の命により、山口多聞(浅野忠信)や南雲忠一(國村隼)がアメリカ艦隊に攻撃を仕掛けたのだ。大打撃を受けたアメリカ海軍は、新たな太平洋艦隊司令長官に、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツ(ウディ・ハレルソン)を立てた。両国の一歩も引かない攻防が始まる中、日本本土の爆撃に成功したアメリカ軍の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。 一方、真珠湾の反省から、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍は、情報部のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)がその目的地をミッドウェイと分析、限られた全戦力を集中した逆襲に勝負を賭ける。そして遂に、アメリカ軍のカリスマパイロット、ディック(エド・スクライン)率いる上空から攻撃をする戦闘機の空中戦と、山口艦長や南雲艦長率いる海上からの戦艦の砲撃の壮絶な激突へのカウントダウンが始まる──。

ミッドウェイミッドウェイ
浅野忠信                        國村隼

題名:MIDWAY
邦題:ミッドウェイ
監督:ローランド・エメリッヒ
製作総指揮:マーク・ゴードン、マルコ・シェパード、ウェズ・トゥックハン・サンピン、ドン・ユー、ジェフリー・チャン、ブレント・オコナー、カーステン・ロレンツ、ウテ・エメリッヒ、アラステア・バーリンガム、ゲイリー・ラスキン
製作:ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー
脚本:ウェス・トゥック
撮影:ロビー・バウムガートナー
美術:カーク・ペトルッチェリ
配役:ジョン・パプシデラ
CG・VFX:Scanline VFX、Pixomondo
VFXスーパーバイザー:ピーター・G・トラヴァース
編集:アダム・ウルフ
音楽:トーマス・ワンダー、ハラルド・クローサー
出演:ルーク・エヴァンス、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、浅野忠信、國村隼、豊川悦司、ニック・ジョナス、デニス・クエイド、マンディ・ムーア、アレクサンダー・ルドウィグ、エド・スクライン、ダレン・クリス、アーロン・エッカート
2019年アメリカ/シネスコサイズ・カラー138分デジタルシネマ
公式サイト

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ミッドウェイ(MIDWAY)

ミッドウェイ

映画「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」


「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」有村架純

有村架純                          國村隼

2018年11月30日に全国公開された吉田康弘監督2018年製作「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」を12月3日に錦糸町楽天地オリナスTOHOシネマズ・スクリーン10で観て来た。本作は、肥薩おれんじ鉄道全面協力の下、2018年1月10日~2月17日に撮影が行われたそうだ。奥薗晶 (有村架純) が運転士になるために研修を受けるシーンは、JR九州の研修センター、駅のホームは、阿久根駅・出水駅・薩摩大川駅・水俣駅などが使われた。

鉄道専門用語、指差喚呼(しさかんこ)、ノッチの入れ方などの表現は、鉄道ファンの私を納得させた第一作から変わらず、満足のゆくものになっている。映画の内容は、晶が運転士になる動機が希薄である事以外は完結しているが、晶と節夫、駿也、それぞれの鉄道に対する想いと結び付き、結果としての研修センターでの訓練シーンが描き足りないのではないかと思った。

各鉄道会社では、運転士を目指す社員に対してまず数年間、駅員業務や車掌業務を経験させ、学科や技能の教習を受けてから国家試験である運転士免許を取得するという流れが一般的で、筆記試験、身体検査、適性検査(クレペリン検査等)、技能試験に合格しなければ列車を運行する事は出来ない。特に養成期間に厳しい技能教習を受ける事が必須なので、劇中にあるように、そう簡単に短期に、動力車操縦者運転免許は取れないのが現実である。

【RAILWAYS シリーズ】
2010年「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」島根県の一畑鉄道
2011年「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」富山県の富山地方鉄道
2018年「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」鹿児島県の肥薩おれんじ鉄道線


「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」有村架純

桜庭ななみ                  青木崇高、有村架純、歸山竜成

【ストリー】
晶(有村架純)は、夫・修平(青木崇高)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で生活は一変。残された駿也と共に夫の故郷・鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の節夫(國村隼)を訪ねる。節夫は、運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきたが、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐに生きようとする晶の姿に次第に心を動かされていく。そして晶は、亡き修平の子供の頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため、鉄道の運転士を目指すことに。温かい人々との出会いや絆が、晶・節夫・駿也の3人を“かぞくいろ”に染めていく―。


「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」有村架純 [JR九州研修センター]

題名:かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発
監督:吉田康弘
脚本:吉田康弘
製作総指揮:阿部秀司
撮影:柴崎幸三
照明:上田なりゆき
特機:奥田悟
録音:白取貢
音効:北田雅也
美術:古積弘二
装飾:小林宙央
美粧:宮内三千代
衣装:岡田敦之、牧亜矢美
記録:赤澤環
編集:村上雅樹
音楽:富貴晴美 主題歌:斉藤和義「カラー」
製作担当:間口彰
助監督:甲斐聖太郎
プロデューサー:石田和義、秋吉朝子、櫛山慶、石田聡子
ライン・プロデューサー:渡辺栄二
特別協賛:出水酒造
協賛:鹿児島県阿久根市、映画「かぞくいろ」制作を応援する会
撮影協力:肥薩おれんじ鉄道、九州旅客鉄道
出演:有村架純、國村隼、歸山竜成、筒井真理子、桜庭ななみ、木下ほうか、青木崇高、板尾創路
2018年日本・ROBOT/シネスコサイズ・カラー120分デジタルシネマ
かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


肥薩おれんじ鉄道 HSOR-100形

【HSOR-100形】
型式:HSOR-100A(101A~117A)
定員(座席定員):117名(46名)
全長×全幅×全高:18,500mm×2,928mm×3,985mm
空車重量:30.3t
最高速度:95km/h
エンジン:直噴形ディーゼルエンジン×1基 連続定格出力243kw(330ps)
台車:ボルスタレス空気ばね台車
ブレーキ装置:電気指令式空気ブレーキ
保安装置:ATS-DK形

【肥薩おれんじ鉄道】
肥薩おれんじ鉄道は、2004年九州新幹線「新八代~鹿児島中央」駅間の開業に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)から経営移管された元の鹿児島本線「八代~川内」間28駅(肥薩おれんじ鉄道線)の運営を行っている。熊本県や鹿児島県などの沿線自治体及び日本貨物鉄道(JR貨物)が出資する第三セクター方式の鉄道会社である。


「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」撮影風景

映画「天空の蜂」

今回は堤幸彦監督2015年製作「天空の蜂」最悪作品賞をピックアップする。
本作は至極につまらない映画である。登場人物が胸の内をベラベラと口頭で説明しているだけで緊張感が全くなく、タイムリミット・サスペンスな筈なのにつまらない人情劇が優先され、アクションドラマとしても最低だった。私は原作を読んでないが、脚色が良くないのだろうか?「真田十勇士」でも作品に落胆したので監督が悪いのか?撮影は2014年6月から二カ月を費やしたそうだ。

【ストリー】
1995年8月8日、全長34メートル・総重量25トンを誇る自衛隊用超巨大ヘリ『ビッグB』が遠隔操縦によりハイジャックされ、原子力発電所『新陽』の上空で静止。『天空の蜂』を名乗る犯人は全ての原発の破棄を要求、さもなくば爆発物を大量に積んだヘリを『新陽』に墜落させると訴える。ヘリの燃料が尽きるまではわずか8時間。『ビッグB』の機内には子供が取り残されており、その父で『ビッグB』開発に携わったヘリ設計士・湯原(江口洋介)と原子力発電所設計士・三島(本木雅弘)は子供の救出と日本が消滅しかねないこの恐るべき危機を打開するために奔走する。しかし政府は原発破棄に難色を示していた。タイムリミットが迫る中、見えざる敵との攻防が始まる――。

題名:天空の蜂
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾
脚本:楠野一郎
撮影:唐沢悟
照明:木村匡博
録音:田中靖志
美術:相馬直樹
装飾:田中宏
衣装:宮本まさ江
VFXスーパーバイザー:野崎宏二
記録:井手希美
編集:伊藤伸行
音楽:リチャード・プリン 主題歌:秦基博
助監督:白石達也
出演:江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、光石研
2015年日本・オフィスクレッシェンド/シネスコサイズ・カラー138分デジタルシネマ
天空の蜂 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


天空の蜂

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