映画「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」


池玲子                           賀川雪絵

杉本美樹                        渡辺やよい

今回は鈴木則文監督1971年製作「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」をピックアップする。
本作は、”女番長シリーズ”第1作目である。”スケバン”という言葉はこの映画から生まれ、”女番長”と書いて”すけばん(スケバン)”と読む事が最初になされた。主演の池玲子さんは、巨乳を惜しげもなく見せつけて初のトップレス番長を演じ、上半身ヌードにサテン地のパンタロン、プラットフォーム・ブーツを着こなし、アクションまで見せるカッコ良さで、人気を決定的にした。
(ウィキペディア参照)

【女番長シリーズ】
1971年「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」監督:鈴木則文 出演:池玲子、杉本美樹
1972年「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」監督:鈴木則文 出演:池玲子、杉本美樹
1972年「女番長ゲリラ」監督:鈴木則文 出演:杉本美樹、池玲子
1972年「女番長(スケバン)」監督:鈴木則文 出演:杉本美樹、池玲子
1973年「女番長 感化院脱走」監督:中島貞夫 出演:杉本美樹
1973年「女番長 タイマン勝負」監督:関本郁夫 出演:池玲子
1974年「女番長 玉突き遊び」監督:関本郁夫 出演:叶優子
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「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」杉本美樹

天知茂                         安部徹

【ストリー】
関西を根城にするやさぐれグループ“アテネ団”の女番長玲子(池玲子)は、真弓(杉本美樹)、サセ子(一の瀬レナ)、モコ(河崎いち子)、宏美(山田みどり)、妙子(西来路ひろみ)、宥子(渡辺やよい)、ジュン(賀川雪絵)ら団員を従えて、万引き、喧嘩、ギャンブル、自動車泥棒と非行の限りをつくしているが、そんな玲子に地元の愚連隊・北神会の巽次郎(流健二郎)はまいっていた。そして、神戸のやくざ秋本組の幹部として吸収される日を夢みて、玲子を専属の女にしようと機会をうかがっている。一方単車を駆って跳りようする学生愚連隊の杉岡英二(一ノ瀬謙)も玲子の美ぼうに目をつけ、執拗にアテネ団につきまとっている。阪神連合会長の跡目を狙う秋本組組長・秋本剛(安部徹)は勢力を拡大するための手段として、そんな北神会やアテネ団を適当に利用している。ある時、目下青春歌手No1で売出し中の篠原由紀ンマンショーが開催された。歌手を目ざして一緒に勉強したことのある妙子は、アテネ団の仲間と彼女を訪ねるが、冷たくあしらわれる。怒った妙子はトップ屋の牛島一六(山城新伍)から買った、篠原由紀(潤まり子)と代議士志水(名和宏)のスキャンダルをもとに、志水を恐喝するが、駈けつけた秋本組に袋だたきにされてしまう。怒った次郎たちは、深夜のマンションで由紀の帰りを待ち伏せし、エレベーターの中でかわるがわる凌辱してうっ噴を晴らし、赤新聞にネタを売りつけて、ひともうけした。一方、秋本組では急に三千万の金が必要となり、高利貸のご気嫌をとるため、次郎を介して、一夜玲子をその相手に当てがおうとしたが、英二たちと遊んでいた玲子は次郎との約束をすっぽかしてしまう。次郎の面目は丸つぶれだが、団の統制を乱したかどで、玲子はモーターボートにロープでつながれ水上スキーさながらのリンチを受ける。こうして高利貸からの借入れに失敗した秋本は、塩酸フェニールから1キロ2億円もする覚醒剤が作れるという事を知るや英二が秋本に盾ついたとの口実を理由に彼を人質にして父親の康平(小松方正)をゆすり、フェニールをださせようとする。トップ屋牛島からこの情報をキャッチした玲子、次郎たちは、秋本に一泡ふかせようと、現場に先廻りするが、英二を救ってフェニールの入ったカバンを奪取しようとした次郎は殺されてしまう。英二はカバンを奪い返すと玲子をオートバイに乗せ、後を追ってきた秋本の車をヘアピンカーブから崖下に落す。翌日、トップモードを身につけたアテネ団の面々は何事もなかったように町を闊歩していた。


「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」池玲子

「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」池玲子

池玲子                         渡辺やよい

題名:女番長ブルース 牝蜂の逆襲
監督:鈴木則文
企画:天尾完次
原案:小山裕久
脚本:皆川隆之、鈴木則文
撮影:古谷伸
照明:若木得二
録音:堀場一朗
美術:井川徳道
装置:温井弘司
装飾:宮川俊夫
美粧・結髪:東和美粧
衣装:高安彦司
擬斗:三好郁夫
記録:田中美佐江
編集:神田忠男
音楽:鏑木創 主題歌:八田富子「女番長ブルース」
フィルム:富士フィルム
現像:東映化学
製作主任:真洋士
助監督:皆川隆之
スチール:諸角義雄
出演:池玲子、賀川雪絵、杉本美樹、渡辺やよい、天知茂、弓恵子、安部徹、小松方正、一ノ瀬謙、流健二郎、一の瀬レナ、潤ますみ、西来路ひろみ、河崎いち子、山田みどり、片桐竜次、山城新伍、名和宏、左とん平、由利徹、大泉滉、ピーター、梅津栄
1971年日本・東映京都撮影所/シネスコサイズ・カラー86分35mmフィルム
女番長ブルース 牝蜂の逆襲 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


流健二郎                        弓恵子

青空はるお、杉本美樹、池玲子、青空あきお

映画「恐怖のカービン銃」


天知茂                         三原葉子

今回は田口哲監督1954年製作「恐怖のカービン銃」をピックアップする。
本作は天知茂さん(当時23歳)初主演の作品で、実際に1954年6月に発生した”カービン銃ギャング事件”を速報する形で映画化された。事件は同年7月に犯人逮捕で解決したが、本作の劇場公開は同年8月である。テレビが開局する前の時代であるとは言え、早業に驚いた。


カービン銃ギャング事件

1954年6月13日、複数の強盗犯が保安庁技術研究所の会計係長夫妻をカービン銃で脅して夫妻を新宿四谷の主犯の兄宅に監禁。6月14日、7枚の小切手1750万円相当をつくらせ、横浜興銀川崎支店で95万円余を現金化。6月16日、監禁場所を西荻窪に移し、残額の現金化のため連れ出された係長が有楽町の日通営業所で友人と談合中、隙を見て有楽町交番に保護を求め事件が発覚。警視庁は係長夫妻への事情聴取で、体格や手口が似ていることから強盗の前科がある保安庁元隊員K・Oを全国に指名手配した。6月22日、主犯Oと共犯だったAが富山市で逮捕された。7月5日、Oと共犯だったBが台東区浅草山谷の旅館で逮捕された。逮捕直前までBと一緒だったCは逃亡していたが、その後丸の内署に自首した。Oは元東映女優・準ミス銀座である愛人とともに逃亡していたが、7月21日に潜伏先でOの故郷に程近い大分県大分郡湯平村貸間業住吉屋で発見され、大分署員に逮捕された。犯行に使用されたカービン銃は延岡駅で鉄道荷物の布団包みから発見された。
(ウィキペディア参照)

【ストリー】
大津(天知茂)、丸山(加藤章)、山本(村山京司)、高田(三砂亘)の4人は、保安庁技術研究所経理課長佐多氏夫妻(児玉一郎、上野綾子)を誘拐し、カービン銃をつきつけて研究所の金庫を開けさせ、小切手200万円その他を奪う。然し佐多夫妻は脱出し、4人は仲間割れをして、高田、丸山、山本は次々に捕われる。大津は巧みに行方をくらましたが、郷里大分の山中にある淋しい温泉場に情婦みさお(三原葉子)と潜伏しているところを捕われ、東京に護送された。

題名:恐怖のカービン銃
監督:田口哲、浅野辰雄
企画:佐川滉
脚本:浅野辰雄
撮影:井上莞
照明:沼倉良夫
録音:井上俊彦
美術:吉山俊彦
編集:西条賢二
音楽:伊藤宣二
監督補佐:島和彦
進行担当:小林文子
配給:新東宝
出演:天知茂、三原葉子、村山京司、加藤章、三砂亘、児玉一郎、上野綾子、有馬新二、倉橋宏明、川部守一
1954年日本・蟻プロダクション/スタンダードサイズ・モノクロ46分35mmフィルム
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恐怖のカービン銃

映画「暁の非常線」


天知茂                        三ツ矢歌子

今回は小森白監督1957年製作「暁の非常線」をピックアップする。
本作はオリジナル脚本のフィルム・ルノワールとして天知茂さんの悪役ぶりを印象づける作品である。
当時の新東宝所属の主な俳優は、宇津井健、天知茂、吉田輝雄、菅原文太、三原葉子、前田通子、万里昌代などが活躍した。


保坂光代

【ストリー】
深夜の東京に狂悪な銀行ギャングが跳梁していた。金を奪うばかりか、無抵抗の行員まで射殺するのだ。原口警部の特捜班の必死の努力にもかかわらず、何等手懸かりをつかめない。同一犯人らしいことだけ判った。キャバレー「マンダリン」でそれを関東三ノ輪一家の大幹部馬島が嘲笑していた。目的のためには手段を選ばぬ男だ。すべては彼の仕業だった。三ノ輪一家の総長の娘雪江の婿になるためである。総長はガタツイた一家の屋台骨が彼のため立ち直ったと喜ぶ。跡取りの健一はやくざを嫌って家出していた。ある日、銀行襲撃の帰途、馬島はパトロールの警官を射殺し、自動車のナンバーを知られた。「マンダリン」のマッチも落して行く。証拠隠滅のため彼は情婦もろとも車を崖から突落した。新聞記者木村に連れられ現場にきた健一は、死んだ女は「マンダリン」のマダムであり、その車の持主だと原口に知らせる。女の手から“竜”と彫られたカフスボタンが出てきた。馬島の隠宅を襲った特捜班はそれと同一のボタンを押収する。もはや馬島の犯行は露見した。彼は雪江を拉致すると、足手まといだと子分どもを射殺した末に、彼女を人質に水路逃走する。原口達の声を聞いた雪江は逃げようとしこれも射れた。馬島は疾走するモーターボートから水中へ飛びこむ。陸に上ると、運転手を脅して車を乗り継ぎ、厳重な非常線を突破した。彼が目指す貨物船にたどりついた時、そこにはすでに警官隊が到着していた。原口の勧告をよそに馬島はマストによじ登り、まだ逃げようとする。結局、警部の拳銃が火を吐く。足を射たれて落ちてきた馬島の手に、警部の手錠がガチリとはめられた。翌日海の見える丘で、婚約を許された健一、原口の妹美沙子、木村、雪江、原口警部そして一家を解散した健一の父親が互いに将来を祝い合っていた。


天知茂、三ツ矢歌子

題名:暁の非常線
監督:小森白
企画:嶋村達芳
製作:大蔵貢
脚本:金田光夫
撮影:岡戸嘉外
照明:関川次郎
録音:澤田一郎
美術:小汲明
編集:永田伸
音楽:長瀬貞夫
製作主任:藤岡治郎
助監督:橋田寿久年
出演:天知茂、三ツ矢歌子、保坂光代、和田孝、沼田曜一、横山運平、小倉繁、大原譲治、野々村律子
1957年日本・新東宝/スタンダードサイズ・モノクロ76分35mmフィルム
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暁の非常線

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