映画「ハワイの若大将」


加山雄三                        星由里子

今回は福田純監督1963年製作「ハワイの若大将」をピックアップする。
本作は、若大将シリーズの第4作になる。ロケーションは、ハワイ・ワイキキビーチ、ホノルル国際空港、ポリネシアン・センター、アラワイ・ヨットハーバー、カラニアナオレ・ハイウェイ76号線、61号線、ヒルトン・ハワイアンビレッジなどで行われた。1963年8月、劇場公開時の同時上映作品は「マタンゴ」だった。


田中邦衛、ニ瓶正也、加山雄三            上原謙、左卜全

【ストリー】
京南大学ヨット部のキャプテン・若大将こと田沼雄一(加山雄三)は練習中、中里澄子(星由里子)の操るモーターボートに衝突され、ヨットの修理費捻出のためダンス・パーティを計画した。券を売り歩くうち、先輩平岩(中丸忠雄)と同じ化粧品会社の宣伝課に働く澄子と再会する。パーティが盛会だったのは、ヨット部入りを条件に青大将こと石山(田中邦衛)が券を買い占めてくれたからだ。学期末試験の日、雄一は青大将に答案を見せたことがバレて停学処分となり、父親(有島一郎)から勘当された。他方、父新介の指金でハワイの古屋老人に身柄を預けられ同地の大学に入ることになった青大将は、又もやカンニングが露顕して不合格。新介の懇望もだしがたく雄一は青大将をつれ戻すためハワイに向った。だが、青大将は古屋家を飛び出したあと、パスポートと財布を紛失して途方にくれている雄一に、ジェーン上田(ハヌナ節子)が10ドル紙幣を恵んでくれた。化粧品の宣伝のためハワイにきていた澄子と夏子に会い、雄一は地獄の仏の思いだ。翌日から青大将探しにかかり、やっと豪華なヨットにトグロを巻いていることが判った。奇縁にもジェーンの父・上田(上原謙)のヨットであり、彼女は古屋老人(左卜全)の孫娘でもあった。日本へ帰る旅費を作るため、雄一と青大将は古屋老人の経営する食堂で働くが、青大将は、澄子が雄一に心をよせているのに気がつかず夢中になった。そんなある日、澄子は赤まむしと異名をとった赤塚(堺左千夫)とドライブに出かけた。ハイウェイを突ッ走るスポーツカーを、雄一と青大将が追った。


中丸忠雄                        平田昭彦

題名:ハワイの若大将
監督:福田純
製作:藤本真澄、角田健一郎
脚本:笠原良三、田波靖男
撮影:内海正治、西垣六郎
照明:金子光男、西川鶴三
録音:斎藤昭
整音:下永尚
美術:竹中和雄
大道具:大谷益夫
背景:菅道男
衣裳:高畑耕次郎
技髪:山田順二郎
化粧:加瀬満江
編集:藤井良平
音楽:広瀬健次郎 主題歌:加山雄三「ハワイの若大将」「ラブリー・フラ・ガール」
現像:東京現像所 合成:泉実
製作担当:成田貫、井上卓之
製作進行:田代秀雄
製作経理:石井幸一
製作宣伝:白石剛敏
助監督:長野卓
監督助手:坂野義光、大森健次郎、松本正志
美術助手:本多好文、大竹久彌、白木勝彦
大道具助手:小川峰雄、坂口隆喜、山崎三郎、市村文雄、柴田馨、萩原昭広、阿久津近雄、斎藤光
協力:パンアメリカン航空
スチール:岩井隆志、秦大三
出演:加山雄三、星由里子、田中邦衛、中真千子、上原謙、飯田蝶子、有島一郎、中丸忠雄、平田昭彦、藤木悠、ニ瓶正也、左卜全、江原達怡、堺左千夫、柳川慶子、ハヌナ節子
1963年日本・東宝/東宝スコープ(シネスコサイズ)・カラー94分35mmフィルム
ハワイの若大将 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


ハワイの若大将                   星由里子、加山雄三

加山雄三                      ハワイの若大将 

映画「クレージーの大爆発」


植木等                                                                       松岡きっこ

今回は古澤憲吾監督1969年製作「クレージーの大爆発」をピックアップする。
本作は、クレージー・キャッツの”クレージー作戦シリーズ”第13弾で全14作が制作された。
マルコ・ビカリオ監督1965年製作「黄金の七人」をオマージュしたと思える本作は、時事ネタやアイロニーを織り交ぜながら、中野昭慶氏の特技監督デビュー作として特撮にも力を入れている作品だ。


高橋紀子                                                         クレイジーキャッツ

【ストリー】
大木健太郎(植木等)はかの三億円強奪事件の真犯人。あり余る札束減らしのために競馬場通いをしていた。日本の三一銀行に預けられている“金”に目をつけた秘密組機GIB本部は、日本支部のW氏(平田昭彦)に毛利エリ子(松岡きっこ)と健太郎を使っての大略奪を命令した。エリ子は早速GIB撮影の三億円強奪現場のフィルムを持って健太郎に接近したが、宇宙真丸教の信奉者健太郎には通じなかった。やがて、御本尊のお告げがエリ子にとって吉と出た。健太郎はその道に達者な仲間六人を集め、後楽園球場を借り切り、巨人対阪神戦のネット裏で作戦会議を開いた。トンネルを掘って真下から金庫を狙うという作戦は、映画ロケと称する演出が効を奏して見事成功した。“金”は本部へ空輸された。7人は輪送機に乗込んだが、受信機が自衛隊からの大変な情報をキャッチした。彼らの輸送機に国籍不明の水爆が搭載されているというのだ。折しも、機は富士の乱気流に巻込まれて火口に不時着。そこを自衛隊員に変装したGIBに捕われ、大西洋上の本部に連行された。ところが、その途中で水爆が爆発、つられて富士山も大噴火、健太郎らの乗ったカプセルは大西洋への軌道をはずれて月に向ってしまった。やがて、月面で夢遊病者のように踊り狂う七人の姿があった。月がキラキラ光っているのは、一説によれば彼らのせいとのことである。


悠木千帆(樹木希林)                                                なべおさみ

由利徹                                                                藤田まこと

題名:クレージーの大爆発
監督:古澤憲吾
製作:大森幹彦、田波靖男
脚本:田波靖男
撮影:永井仙吉
照明:金子光男
録音:増尾鼎
整音:下永尚
美術:小川一男
編集:黒岩義民
音楽:萩原哲晶、宮川泰 挿入歌「悪気じゃないんだ」「キンキラキン」
特技監督:中野昭慶
撮影:真野田陽一
照明:原文良
美術:井上泰幸
合成:松田博
現像:東京現像所
製作担当:鈴木政雄
監督助手:黒岩義民
スチール:田中一清
出演:植木等、谷啓、ハナ肇、松岡きっこ、いしだあゆみ、桜井センリ、犬塚弘、石橋エータロー、安田伸、高橋紀子、悠木千帆(樹木希林)、人見明、平田昭彦、藤田まこと、由利徹、藤村有弘、玉川良一、ミッキー安川
1969年日本・東宝+渡辺プロダクション/東宝スコープ(シネスコサイズ)・カラー83分35mmフィルム
クレージーの大爆発 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


「クレージーの大爆発」いしだあゆみ

いしだあゆみ「恋はそよ風」

植木等、ミッキー安川                                       ELMO製16mm映写機

クレージーの大爆発

クレージーの大爆発

映画「クレージーの無責任清水港」


谷啓、植木等                              浜美枝

今回は坪島孝監督1965年製作「クレージーの無責任清水港」をピックアップする。
1966年の正月に公開された本作は「時代劇シリーズ」全4作第3弾で、続編が最終作「クレージーの殴り込み清水港」となる。


ハナ肇、平田昭彦                            団令子

【ストリー】
東海道清水港。売出し中の清水次郎長も経済成長のひずみで一家の台所は火の車。そんなところへ、信州は沓掛の生れの風来坊追分の三五郎がやってきた。しかしこの三五郎は一宿一飯の恩義で、肩のこる思いをするのは真平と、次郎長一家へ草鞋を脱がず、腹をへらしたあげく、無銭飲食で牢へ入った。一方、次郎長一家では、大瀬の半五郎がふとしたことから、次郎長一家の売り出しを恨む鷹岡の勘助の身内と喧嘩になり大瀬の半五郎の身代りを買ってでた、人の良い石松が牢暮しの破目におちいった。牢内で会った石松と半五郎はたちまち意気投合。やがて数日がすぎ出所した石松は次郎長のもとに帰り、三五郎はまた宿無しの身となった。が、ある日、小料理屋「ひさご」で一人娘お美代を相手に、石松から聞きかじっていた、大瀬の半五郎の武勇伝をわがことのようにぶち、悦にいっていた。ところが、これをまわりで聞いていたのが用心棒の大河原玄蕃を雇って次郎長一家へ殴りこみをかける途中の勘助身内の子分たちだった。引っこみがつかなくなった三五郎は、奇抜な計画で玄蕃を倒し逃げだしたものの、仕返しを恐れて石松の居候となった。またそんな時、新助、清次という兄弟が親の仇討ちの助太刀を頼みにやってきた。そこへ勘助が横山隼人という用心棒を雇い、喧嘩状を送ってきた。次郎長は石松に破門を言い渡し、怒った三五郎と石松は恋しいお雪やお美代に別れをつげ次郎長のもとを去った。が、途中三五郎を追ってきた新助、清次の兄弟が、仇とねらう隼人をみつけだし、仕方なく三五郎は、隼人と対して奇策で隼人を倒した。そこへお美代がかけつけ次郎長の窮状を告げた。石松は三五郎のとめるのをふりきって、次郎長を助けるべく勘助との喧嘩場へむかった。三五郎も仕方なく後を追い、自分がカマユデになることを条件に喧嘩を無事おさめ、得意の忍術でカマをぬけだした。数日後、次郎長のもとにたち帰った三五郎は、おどろき、あきれる次郎長をしり目に、またゴキゲンで旅にでていった。


高橋紀子、植木等                         横山道代、植木等

題名:無責任清水港
監督:坪島孝
製作:渡辺晋、藤本真澄
脚本:小国英雄
撮影:小泉福造
照明:高島利雄
録音:刀根紀雄
整音:下永尚
美術:育野重一
殺陣:久世竜
編集:武田うめ
音楽:萩原哲晶、宮川泰 挿入歌「小諸馬子唄~ちゃっきり節」「遺憾に存じます」
現像:東京現像所
製作担当:山田順彦
監督助手:坂野義光
スチール:副田正男
出演:植木等、谷啓、ハナ肇、団令子、浜美枝、高橋紀子、平田昭彦、安田伸、石橋エータロー、桜井センリ、犬塚弘、土屋嘉男、横山道代、藤木悠、田崎潤、塩沢とき
1965年日本・東宝+渡辺プロダクション/東宝スコープ(シネスコサイズ)・カラー94分35mmフィルム
クレージーの無責任清水港 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


石橋エータロー、安田伸                        犬塚弘

藤木悠                               田崎潤

谷啓、植木等                           無責任清水港

無責任清水港

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