映画「最も危険な遊戯」

最も危険な遊戯
「最も危険な遊戯」松田優作
最も危険な遊戯最も危険な遊戯
松田優作

今回は村川透監督1978年製作「最も危険な遊戯」をピックアップする。
松田優作さん主演の遊戯シリーズは、本作の後に「殺人遊戯(1978年)」「処刑遊戯(1979年)」と製作されたがストーリーの繋がりはない。この頃、東映セントラルフィルム制作、松田優作さん主演で「俺達に墓はない(1979年)」「ヨコハマBJブルース(1981年)」と前後して公開された。本作のイカサマ麻雀のシーンで石橋蓮司、内田裕也、柴田恭兵の各氏が出演しているが、よく見ないと分からないトリビアシーンだった。

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松田優作、田坂圭子                   田坂圭子、荒木一郎

【ストリー】
日本の財界の大物達が相次いで誘拐されるという事件が起こるが、犯人が複数である事以外、手がかりは一切つかめない。東日電気社長の南条信隆(入江正徳)も強引に誘拐された。東日電気会長の小日向(内田朝雄)は鳴海昌平(松田優作)を呼び、誘拐された南条社長の救出を依頼する。南条は小日向の娘婿でもあり、謝礼は五千万円という事だった。小日向の話によれば、南条誘拐は単なる身代金めあての事件ではなく、ある巨大なプロジェクトによる東日グループ壊滅の陰謀であるという。折から、防衛庁の第五次国防計画の最新防空警戒システム導入問題で、東日グループと五洋コンツェルンが激しく競い合い、東日グループに受注を要請する事に決定したため、五洋側は政界の黒幕・足立精四郎(見明凡太郎)を抱き込んで反撃に出た。鳴海は居郷の愛人である杏子(田坂圭子)の居所をつきとめ、彼女を連れ出す。杏子から南条が監禁されている精神病院を聞き出し、完全武装して潜入した鳴海は、凄まじい銃撃戦の末、居郷を射殺し、南条を救出したが、桂木(荒木一郎)という射撃の名手に肩を射たれたうえ、南条を射ち殺された。鳴海は再び、小日向から足立精四郎を射殺するよう要請を受ける。足立追跡を始めた鳴海の前に、警視庁特捜部の桂木が立ちはだかった。鳴海は五洋側の背後に思いもよらぬ巨大な敵のいる事を知る。鳴海は高級クラブのママ・綾乃(市地洋子)から足立の潜む寺に案内され、彼を射殺する。警察に包囲されながらも、逃げ切った鳴海がマンションに戻ると、桂木が杏子を人質にして、車で逃亡する。いつしか杏子を愛し始めていた鳴海は追撃のすえ、桂木に憎しみの銃弾を浴びせ、杏子を無事に救出した。数日後、射殺したはずの足立が生存している事を知った鳴海は、再び足立の命を狙って、行動を開始する。足立は替玉を使っていたのだった。綾乃の行動を不審に思った鳴海は、彼女に銃口をつきつけ、想像を絶する敵の勢力に、狐独な挑戦を試みるのだった。

最も危険な遊戯最も危険な遊戯
内田朝雄                     松田優作、草野大悟

題名:最も危険な遊戯
監督:村川透
企画:黒澤満、伊地智啓
脚本:永原秀一
撮影:仙元誠三
照明:渡辺三雄
録音:林鉱一
音効:小島進
美術:小林正義
技斗:十二騎会(高倉英二、松尾悟)
カーアクション:フォーキッカーズS・T(松浦義則、山本由美子)
記録:高橋たつ子
編集:田中修
音楽:大野雄二
現像:東映化学
製作主任:石川好弘
製作補佐:石川好広
助監督:崔洋一
色彩計測:杉村博章
スチール:遠藤努
出演:松田優作、田坂圭子、荒木一郎、内田朝雄、草野大悟、市地洋子、見明凡太朗、名和宏、入江正徳、片桐竜次、苅谷俊介、阿藤快、岡本麗、見明凡太郎、柴田恭平、石橋蓮司、内田裕也
1978年日本・東映セントラル・フィルム+東映芸能ビデオ/シネスコサイズ・カラー89分35mmフィルム
最も危険な遊戯-DVD-
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