映画「不良番長 出たとこ勝負」


「不良番長 出たとこ勝負」谷隼人、山城新伍、梅宮辰夫、鈴木ヤスシ、安岡力也

梅宮辰夫                             大信田礼子

今回は内藤誠監督1970年製作「不良番長 出たとこ勝負」をピックアップする。
本作は、梅宮辰夫さん主演の不良番長シリーズ第8弾になる。
新宿を拠点とするカポネ団は、やくざや警察の圧力から逃れ東北は福島磐梯山麓に舞台を移し、コメディ・アクションを繰り広げるという内容だ。


「不良番長 出たとこ勝負」大信田礼子

渡瀬恒彦                           待田京介

梅宮辰夫、山城新伍、安岡力也、谷隼人、夏珠美            山城新伍、鈴木ヤスシ、梅宮辰夫、小林千枝、永原和子

【ストリー】
最近の暴力団大滝組の圧迫と町ぐるみの浄化運動のあおりで、カポネ団は住みなれた新宿を離れる破目となった。そこで神坂(梅宮辰夫)らがひねり出した名案は、タニー(谷隼人)を米国財閥のドックフェラー三世に仕立て、ミスサウナ親善使節を米国に派遣するというふれこみで、実は大量スケコマシ作戦を磐梯熱海に展開しようというものであった。計画は順調に運んだかに見えたが大詰めを迎え、タニーのバケの皮がはげてしまった。そして、折りしも居合わせた大滝(安部徹)に追いつめられるが、その危機を神坂の少年時代のダチ公、峰(待田京介)に救われた。連中の逃がれついたところは、老人尾高(沢彰謙)が埋蔵金発掘に熱を上げている翁島であった。一方、大滝組は土地の金融業者黒柳(小松方正)と結託、一大観光チェーン建設に野望を燃やしていたが、翁島もその計画に入っていた。神坂らはミスサウナで一位を獲得した銀子(大信田礼子)が尾高老人の孫娘であることを知り埋蔵金目当てに発掘作業に熱中してしたが、出てきたのは埋蔵金ならぬ温泉だった。しかし、この狂喜もつかの間、お玉(夏珠美)とバイキング(安岡力也)、そして尾高老人も大滝組の犠牲となった。やがて、銀子の兄、ジョー(渡瀬恒彦)が舞いもどり、峰とともに神坂らに加勢、大滝組への挑戦を誓い合った。やがてカポネ団の面々は、大滝組のモーテル完成祝のオート・レースに、まぎれこみ、大滝、黒柳めがけて突進していった。


安部徹                            八名信夫

小松方正                          安岡力也

由利徹                             大泉滉

南利明                        上田吉二郎

題名:不良番長 出たとこ勝負
監督:内藤誠
企画:吉田達、矢部恒
脚本:山本英明、松本功
撮影:中島芳男
照明:元持秀雄
録音:広上益弘
美術:中村修一郎
装置:吉田喜義
装飾:上原光雄
擬斗:日尾孝司
記録:高津省子
編集:長沢嘉樹
音楽:八木正生 主題歌:梅宮辰夫「番長シャロック」
現像:東映化学
進行主任:東一盛
助監督:小平裕
スチール:藤井善男
出演:梅宮辰夫、渡瀬恒彦、谷隼人、大信田礼子、山城新伍、鈴木ヤスシ、安岡力也、小林千枝、永原和子、夏珠美、安部徹、八名信夫、小松方正、待田京介、由利徹、上田吉二郎、南利明、大泉滉、沢彰謙
1970年日本・東映東京撮影所/シネスコサイズ・カラー87分35mmフィルム
不良番長 出たとこ勝負 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


梅宮辰夫                                                      不良番長 出たとこ勝負

映画「昭和残侠伝 死んで貰います」


「昭和残侠伝 死んで貰います」藤純子、高倉健

高倉健                                                                         藤純子

今回はマキノ雅弘監督1970年製作「昭和残侠伝 死んで貰います」をピックアップする。
本作は “昭和残侠伝”シリーズ” の第7弾で、シリーズ最高傑作と言われる作品だ。
物語の展開、構成、斬り込みシーンのラストに至るまでバランスがとても良い。
私は “緋牡丹のお竜” の藤純子さんに痺れたが、本作は藤純子さんの芸者姿は、着こなしや所作など魅力的である。


長門裕之、池部良                 池部良、加藤嘉

【ストリー】
東京下町。古い暖簾を誇る料亭「喜楽」に生まれた秀次郎(高倉健)は、父が後妻をめとり妹が生まれたとき、家を出て渡世に身を沈めた。血のにじむような苦労が続く駈け出し時代の数年。ある寒い夜、秀次郎はなけ無しの金をはたいて挑戦した勝負でイカサマとも知らず無一文になり、雨をしのいで銀杏の木の下にうずくまっていた。その時出会ったのが、芸者になったばかりの貧しい娘・幾江(藤純子)だった。それから三年、押しも押されもせぬ堂々たる渡世人になった秀次郎は、イカサマ師とのごたごたで刑を受ける身となった。時は流れ、秀次郎の服役中に関東大震災が起き、「喜楽」は一家離散の瀬戸ぎわにと追い込まれるが、これを支えていたのは板前の風間重吉(池部良)と小父の寺田(中村竹弥)だった。大震災を境いに新しい近代都市として生まれ変っていく東京。
「喜楽」もまた、苦しい内情とは裏腹に、木の香も匂う真新しい建物となった。
昭和2年、出所した秀次郎は偽名で板前として働くこととなり、その姿を寺田は涙の出る思いで見守っていた。一方、幾江は売れっ妓芸者となって秀次郎の帰りを待っていて、重吉と寺田の計いで二人は7年ぶりに再会する。そんな頃、寺田一家のシマを横取りしようとことあるごとに目を光らせていた新興博徒の駒井(諸角啓二郎)が、「喜楽」を乗っとろうとしていた。秀次郎の義弟・タケシ(松原光二)は相場に手を染め、むざむざと「喜楽」の権利書を取り上げられてしまう。それを買い戻す交渉に出かけた寺田が、帰り道で襲撃され殺される。駒井の執拗な挑発に耐えてきた秀次郎だが、かけがえのない恩人の死に、ついに怒りを爆発。重吉と共に駒井のもとに殴りこみ、駒井をたたっ斬るのだった。


高倉健                     池部良、藤純子、高倉健

題名:昭和残侠伝 死んで貰います
監督:マキノ雅弘
企画:俊藤浩滋、吉田達
脚本:大和久守正
撮影:林七郎、清水政郎
照明:川崎保之丞
録音:広上益弘
美術:藤田博
装置:吉田和喜義
装飾:上原光雄
技斗:日尾孝司
記録:高津省子
編集:田中修
音楽:菊池俊輔 主題歌:「昭和残侠伝」高倉健
フィルム:富士フィルム
現像:東映化学工業
製作主任:東一盛
助監督:澤井信一郎
スチール:遠藤努
出演:高倉健、藤純子、池部良、山本麟一、中村竹弥、長門裕之、八代万智子、三島ゆり子、永原和子、松原光二、加藤嘉、荒木道子、下沢広之、諸角啓二郎、南風夕子、高野真二、石井富子、小林稔侍、永山一夫、日尾孝司、山田甲一、小倉康子、久保一、高須準之助、赤木春恵、花田達、久地明、相馬剛三、木川哲也、佐川二郎、亀山達也、高月忠、畑中猛重、土山登志幸、五野上力、青木卓司、津川雅彦、真田広之(子役)
1970年日本・東映東京撮影所/シネスコサイズ・カラー92分35mmフィルム
昭和残侠伝 死んで貰います -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


高倉健                  「昭和残侠伝 死んで貰います」