映画「不良番長 骨までしゃぶれ」


梅宮辰夫                         藤竜也

ひし美ゆり子                      太田美鈴

今回は野田幸男監督1972年製作「不良番長 骨までしゃぶれ」をピックアップする。
本作は、梅宮辰夫さん主演の不良番長シリーズ第16弾で最終作になる。
不良番長シリーズは、梅宮辰夫=神坂弘をリーダーにした不良バイカー集団(カポネ団)の活躍を描くエロコメディ・アクションであり、1968年の第1作「不良番長」から1972年の本作まで全16作も作られた人気シリーズである。
この16作というのは、東映のシリーズものでは最長だという。



山城新伍                       鈴木やすし 

【ストリー】
暴力団大東睦会会長・大竹(渡辺文雄)の妾の人気タレントを恐喝して、仲間のリーチ(車英二)を殺されたカポネ団・リーダーの神坂(梅宮辰夫)、キック(安岡力也)、ロック(久保浩)、サック(鈴木ヤスシ)はリーチの供養と組織への仕返しに、天草五郎(山城新伍)からの情報により見事3億円のダイヤモンド横領に成功した。ところがこのダイヤを狙って大東睦は勿論、ビーバー(黄錦英)、バンビ(藤山律子)、お蝶(ベラ・シムス)の女番長三人娘と、謎の女奈美(太田美鈴)に追われる破目となった。カポネ団は九州に逃亡。五郎の旧友で熊本に住むダイヤ細工師の鉄男(藤竜也)に、ダイヤを売り裁くべく交渉するが断われてしまった。一方、大東睦会は、大竹自ら熊本に乗り込み、兵隊を大増員してきた。カポネ団の窮地を救ったのは、以前知り合ったバスガイド・月子(ひし美ゆり子)の父で槍術の名人・太郎左衛門(由利徹)であった。月子は鉄男の恋人で、神坂たちを天草へと逃がせてくれた。しかし、何処へ行っても神坂たちの前に現われる奈美を不信に思った神坂は、奈美を腕力で白状させようとしたが、逆に柔道で投げ飛ばされてしまった。やがて、神坂たちは大東睦会の捜査網にひっかかり、ダイヤを強奪され海岸に逆さ十字に処されてしまった。ところが、彼らを助けたのが思いがけなくも奈美であった。このまま引き下がるわけにはいかない。阿蘇のハイウェイで大竹たちをとらえた神坂たちはオートバイを突走らせ、ダイヤを再び手中に入れた。逃げるカポネ団。追う大東睦会。オートバイからロープウェーに飛び移り、そして阿蘇山頂へとなだれ込む激しい追跡戦が展開されるうちに、サック、ロック、キックが倒れていった。悪戦苦闘の末、噴火口にたどりついた神坂、五郎を待っていたのは大勢の部下を従えた婦警姿の奈美だった……。


黄錦英、藤山律子、ベラ・シムス           渡辺文雄

題名:不良番長 骨までしゃぶれ
監督:野田幸男
企画:吉田達
脚本:山本英明、松本功
撮影:山沢義一
照明:川崎保之丞
録音:長井修堂
美術:藤田博
装置:小早川一
装飾:佐藤善昭
美粧:入江荘ニ
美容:石川靖江
衣裳:内山三七子
擬斗:日尾孝司
記録:勝原繁子
編集:祖田富美夫
音楽:八木正生
現像:東映化学
フィルム:富士フィルム
進行主任:入葉一男
助監督:福湯通夫
演技事務:石原啓二
スチール:加藤光男
出演:梅宮辰夫、藤竜也 、ひし美ゆり子 、太田美鈴、山城新伍、安岡力也 、久保浩、鈴木やすし、渡辺文雄、八名信夫 、由利徹 、黄錦英、藤山律子、ベラ・シムス、小林千枝、大泉滉 、丹下キヨ子、団巌、車英二
1972年日本・東映東京撮影所/シネスコサイズ・カラー88分35mmフィルム
不良番長 骨までしゃぶれ -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


梅宮辰夫                      安岡力也

映画「不良番長 一網打尽」


梅宮辰夫                         藤竜也

今回は野田幸男監督1972年製作「不良番長 一網打尽」をピックアップする。
本作は、梅宮辰夫さん主演の不良番長シリーズ第15弾になる。
脱ぎっぷりの良さを見せてくれた私の好きな女優 “ひし美ゆり子”さんは、1972年に東宝との専属契約が切れ、引退するつもりだったが、本作の吉田達プロデューサーからオファーを受けた。
同時期にATGで、新藤兼人監督が撮る谷崎潤一郎原作「讃歌」の主役オファーもあったそうだが、東映製作陣に脅されてこちらに出演したそうだ。



「不良番長 一網打尽」ひし美ゆり子

「不良番長 一網打尽」山城新伍

ひし美ゆり子                      真理アンヌ

【ストリー】
一匹狼の神坂弘(梅宮辰夫)にとって生まれ育った新宿を我もの顔縄張りを張る暴力団、大東共友会の存在を認めることはできなかった。そこで神坂は、アパッチ(安岡力也)、シック(久保浩)、ジャブ(鈴木ヤスシ)等グレン隊とカポネ団を結成、自らリーダーとなって共友会と対抗することにした。グループの初仕事として故買品を隠してある倉庫へ警察官に扮して襲い、なんなく盗品を押収してしまった。数日後、神坂たちが豪遊していたキャバレーが突然火事となり、大騒動。そしてそのキャバレーのマネージャー、五郎(山城新伍)と知り合う。この五郎という男、ガメツさにかけては神坂をも舌をまくほどで、焼け残ったツケ伝票を利用して次々と金を賭いでいった。そんな時、神坂と刑務所仲間だった力石(藤竜也)がカポネ団の前に現われた。共友会の幹部である力石は、出所後には共友会々長の大滝にけむたがられていた。神坂は力石の態度から殺しの命を受けていることを察知したが、力石は自分を裏切った共友会に抵抗するかのように神坂を屁い、自ら組員の銃弾を浴びて倒れた、そして、神坂に共友会の麻薬の取り引き場所を口走って息を引き取った。散々痛めつけられた共友会への仕返しにカポネ団は沸き立った。翌日、神坂以下、八人のカポネ団は、オートバイに乗り、揃いのライダールックに身を固めてライフル、マシンガン、ダイナマイトを携えて立ち向って行った。


室田日出男、八名信夫                 安岡力也

梅宮辰夫                       福富太郎

題名:不良番長 一網打尽
監督:野田幸男
企画:吉田達
脚本:松本功、山本英明
撮影:山沢義一
照明:川崎保之丞
録音:小松忠之
美術:北川弘
装置:小早川一
装飾:佐藤善昭
美粧:住吉良倉
美容:宮島孝子
衣裳:宮下貞子 衣装デザイン:安斉慶子
擬斗:日尾孝司
記録:勝原繁子
編集:田中修
音楽:八木正生 挿入歌:梅宮辰夫「ウッシッシッ節」
現像:東映化学
進行主任:松本可則
演技事務:石原啓二
助監督:小平裕
スチール:藤井善男
出演:梅宮辰夫、藤竜也、ひし美ゆり子、真理アンヌ、山城新伍、安岡力也、久保浩、鈴木やすし、室田日出男、堀田真三、八名信夫、内田朝雄、京唄子、鳳啓助、大泉滉、由利徹、福富太郎、渡瀬恒彦
1972年日本・東映東京撮影所/シネスコサイズ・カラー88分35mmフィルム
不良番長 一網打尽 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


ひし美ゆり子                    不良番長 一網打尽

映画「不良番長 突撃一番」


梅宮辰夫                         夏純子

今回は野田幸男監督1971年製作「不良番長 突撃一番」をピックアップする。
本作は、梅宮辰夫さん主演の不良番長シリーズ第13弾になる。
カポネ団がポルノ需要に目をつけ、地元新宿を飛び出し、金比羅様で知られる四国は高松でブルーフィルム製作を試みるが、関西進出をはかる宿敵・関東挺身会と彼の地でハチ合わせ、バイクを駆っての大暴れという内容である。13作目となるとアイディアが枯渇している印象が残る作品だった。


渡瀬恒彦、佐山俊二                小林千枝、梅宮辰夫

【ストリー】
新宿で派出にやりすぎた神坂団長(梅宮辰夫)以下のカポネ団は、関東挺身会笠岡組の怒りを買い新宿を追放された。そこで神坂は、ポルノ産業で躍進を計るべく、ポルノの花形ブルー・フィルムに目をつけ、その本場四国へ旅立つことを決心する。神坂は視察のために一足先に送り込んだ石松(山城新伍)が博奕に負けて一文無しになっていることも知らずに高松に向った。一向は石投屋の娘花子(夏純子)から、地元暴力団郁田組に石松が多大な借金を残して死んでいったことを知らされる。とんだ置土産を残された神坂らは、彼のネリカン時代の友達で今は桃太郎という料理屋で板前をしている柏木勝(渡瀬恒彦)の二階に仮の住いを決め今後の作戦を検討した。一方、関西進出をはかる関東挺身会々長寺沢(安部徹)は、蜜案の目の届かない四国で拳銃製造を始めるために高松に狙いをつけたその命を受けた郁田(関山耕司)は桃太郎の土地に目をつけ、借金のかたとしてこれを奪った。そんなある日、石松が現われた。彼は借金返済のために、郁田組が作るブルーフィルムの役者として使われていたのだ。翌朝、神坂は町の権力者で花子の父親である徳之助(藤原釜足)にいきさつを話した。徳之助に頭のあがらない郁田は、一度は土地を返することを約束するが、この一件の発覚を恐れ、徳之助を殺してしまう。挺身会にさんざん痛めつけられたカポネ団の怒りが爆発。一行はオートバイで郁田、寺沢らが集まる料亭に向った。


安部徹                         藤原釜足

題名:不良番長 突撃一番
監督:野田幸男
企画:吉田達
脚本:山本英明、松本功
撮影:稲田喜一
照明:大野忠三郎
録音:内田陽造
美術:藤田博
装置:吉田喜義
装飾:佐藤義昭
美粧:須々木善三郎
美容:花沢久子
衣裳:福崎精吾
記録:宮本依子
擬斗:日尾孝司
編集:田中修
音楽:八木正生 主題歌:梅宮辰夫「番長シャロック」「ダイナマイト・ロック」
フィルム:富士フィルム
現像:東映化学
進行主任:東一盛
助監督:三堀篤
演技事務:佐々木一郎
民謡考証:草薙啓造
スチール:加藤光男
出演:梅宮辰夫、夏純子、山城新伍、渡瀬恒彦、小林千枝、鈴木やすし、安岡力也、藤江リカ、一ノ瀬レナ、地井武男、佐山俊ニ、大泉滉、立原博、関山耕司、潮健児、諸角啓二郎、安部徹、藤原釜足、藤村有弘、丹下キヨ子、左とん平、フラワー・メグ
1971年日本・東映東京撮影所/シネスコサイズ・カラー88分35mmフィルム
不良番長 突撃一番 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


安岡力也、地井武男、山城新伍、梅宮辰夫、鈴木ヤスシ   鈴木ヤスシ、山城新伍、梅宮辰夫、安岡力也

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