映画「恐怖女子高校 アニマル同級生」


「恐怖女子高校 アニマル同級生」池玲子

池玲子                               一の瀕レナ

今回は志村正浩監督1973年製作「恐怖女子高校 アニマル同級生」をピックアップする。
本作は”恐怖女子高校 シリーズ”第4作で最終作になる。フェンシングとアーチェリーという小道具を用いた対決は珍しい。

【恐怖女子高校シリーズ】
1972年「恐怖女子高校 女暴力教室」監督:鈴木則文 出演:杉本美樹、池玲子
1973年「恐怖女子高校 暴行リンチ教室」監督:鈴木則文 出演:杉本美樹、池玲子
1973年「恐怖女子高校 不良悶絶グループ」監督:志村正浩 出演:池玲子、叶優子
1973年「恐怖女子高校 アニマル同級生」監督:志村正浩 出演:池玲子、一の瀕レナ
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成瀬正孝                     恐怖女子高校 アニマル同級生

【ストリー】
私立聖和女学院は海外留学制度とスポーツが売りものの学園である。この学園の悪を仕切っているのは、紅原竜子(衣麻遼子)を番長とする黒バラ会である。ある日、五人の転校生が竜子のいる三年B組に来ることになった、麻生政江(春日朱美)、阿部定子(田島晴美)、荒木真砂美(早乙女りえ)、小早川一絵(織部ゆう子)、そして、口笛の亜紀と呼ばれ学園を転々としている風花亜紀(池玲子)である。亜紀は、フェンシングの凄腕でフェンシング部へ入部することを条件に入学を許可されたのだった。その日、学園には、亜紀の姿はみえなかったが、黒バラ会は、4人全員を裸にし、リンチを加えた。そこへ、亜紀が入って来た。鋭く睨み合う亜紀と竜子。翌日、学園に登校した亜紀は、体育会々長・深沢嵐子(一の瀕レナ)に会った。嵐子は体育会という力を利用し、黒バラ会から毎月上納金を取り上げていた。そんな嵐子を、竜子たちは、いつか痛めてやろうと機会を狙っていたのだった。数日後、アメリカの大学からスペンサー教授(マイク・ダーニン)が訪れ、留学生の選考が行われ、小早川一絵が選ばれた。だが、留学生とは偽りで、生徒を売春婦としてアメリカへ送り込む組織だったのである。その真相を知った一絵は絶望して自殺した。一方、亜紀は一絵の遺書から、悪らつな留学制度の真相を知り、秘かに調べ始めた。亜紀の姉も留学生として渡米して以来、行方不明なのである。亜紀が理事長の篠原(金子信雄)の家へ忍び込んでいた時、姉の恋人の梶村(成瀬正孝)と会った。梶村も留学制度に不信を抱いて篠原の運転手となっていたのだ。亜紀と梶村は手を組み、篠原たちの悪事を暴露することを誓った。亜紀は、篠原が嵐子を二号にしていることを知り、竜子に学校側の悪事を話した。嵐子の弱点を握った竜子たち黒バラ会は、嵐子をつるし上げ、亜紀と梶村は篠原、教頭を押え、校庭で生徒たちが取り囲む中を、火あぶりのリンチを行うのだった。


金子信雄、一の瀕レナ                          織部ゆう子

題名:恐怖女子高校 アニマル同級生
監督:志村正浩
企画:三村敬三、杉本直幸
脚本:掛札昌裕、中島信昭
撮影:増田敏雄
照明:中山治雄
録音:野津裕男
美術:富田治郎
装置:稲田源兵衛
装飾:柴田澄臣
美粧:富田治郎
結髪:東和美粧
衣装:豊中健
擬斗:土井淳之祐
記録:牧野叔子
編集:神田忠雄
音楽:鏑木創
進行主任:長岡功
助監督:野田和男
演技事務:響庭益雄
スチール:諸角義雄
出演:池玲子、一の瀕レナ、衣麻遼子、成瀬正孝、田島晴美、織部ゆう子、城恵美、春日朱美、早乙女りえ、高野真二、金子信雄、汐路章、大泉滉、マイク・ダーニン
1973年日本・東映京都撮影所/シネスコサイズ・カラー86分35mmフィルム
恐怖女子高校 アニマル同級生 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


一の瀕レナ、池玲子                        成瀬正孝、池玲子

映画「昭和残侠伝 吼えろ唐獅子」


高倉健                         松方弘樹

今回は佐伯清監督1971年製作「昭和残侠伝 吼えろ唐獅子」をピックアップする。
本作は “昭和残侠伝”シリーズ” の第8弾で、レギュラー陣に松方弘樹さん、鶴田浩二さんが加わりスケールアップした作品になっているが、重厚感が足りない気がした。折しも1971年は大映が倒産した年でもあり、深刻な日本映画の混迷が始まった年であった。


池部良                        松原智恵子

【ストリー】
長い獄中生活を終えた秀次郎(高倉健)は、前橋の黒田一家にワラジをぬいだことから、風間文三(松方弘樹)という若衆を追って長野へと旅立った。文三は、対立する一家の親分を殺し、旅にだされたが黒田(葉山良二)の女房おみの(光川環世)までが、文三の後を追って逃げたことから黒田の怒りをかったのだ。小諸で文三を捜しだしたものの、おみのは一足先に、金沢に住む文三の兄重吉(池部良)のもとへ旅立った後だった。金沢の町は、地元三州政治一家と稲葉一家が、工事の入札をめぐって不穏な空気に包まれていた。秀次郎は稲葉一家にワラジをぬぎ、又、文三はおみのが旅の途中、病気にかかり政治一家の厄介になっていることを知る。早速、政治一家におみのをひき取りにいった秀次郎は、昔の恋人加代(松原智恵子)が政治(鶴田浩二)の女房になっていることを知ると愕然とする。
入札も間近に迫ったある日、稲葉は、工事の権利を握るため役人を買収し、政治をうった。一方、金沢にやってきた黒田も、稲葉と盃をかわし、政治一家を潰そうと計画した。政治が警察に連行されたことを知った文三は、これ以上、一家に迷惑をかけまいと、おみのを連れ出すが、黒田組に見つかり捕えられて、それがもとでおみのは危篤状態に落ち入ってしまう。そんなおみのに憐れみを感じる秀次郎は、文三とおみのを一緒にしてやるように頼み込む。黒田はこのことに恩義を押しつけ、釈放された政治を殺すように命じる。秀次郎は、これが黒田の罠とも知らず、文三とおみののことを条件に政治を斬った。が、それから数時間後、文三とおみのが黒田のために殺されたことを知らされる。
しばらく後、ドス持った秀次郎と風間重吉は稲葉一家に向った。


光川環世                        葉山良二

高倉健、鶴田浩二                  高倉健、松方弘樹

題名:昭和残侠伝 吼えろ唐獅子
監督:佐伯清
企画:俊藤浩滋、吉田達、寺西國光
脚本:村尾昭
撮影:星島一郎
照明:川崎保之丞
録音:広上益弘
美術:藤田博
装置:石井乙彦
装飾:佐藤義昭
美粧:入江荘二
美容:宮島孝子
衣装:河合啓一
技斗:日尾孝司
記録:山内康代
編集:田中修
音楽:木下忠司 主題歌:「昭和残侠伝」高倉健
フィルム:富士フィルム
現像:東映化学工業
製作主任:坂上順
助監督:澤井信一郎
演技事務:和田徹
スチール:遠藤努
出演:高倉健、松方弘樹、松原智恵子、葉山良二、池部良、鶴田浩二、光川環世、玉川良一、諸角啓二郎、高野真二、松原光二、田口計、沢彰謙、中田博久、八名信夫、清水元、沼田曜一
1971年日本・東映東京撮影所/シネスコサイズ・カラー96分35mmフィルム
昭和残侠伝 吼えろ唐獅 -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


池部良、鶴田浩二                昭和残侠伝 吼えろ唐獅子

映画「昭和残侠伝 死んで貰います」


「昭和残侠伝 死んで貰います」藤純子、高倉健

高倉健                                                                         藤純子

今回はマキノ雅弘監督1970年製作「昭和残侠伝 死んで貰います」をピックアップする。
本作は “昭和残侠伝”シリーズ” の第7弾で、シリーズ最高傑作と言われる作品だ。
物語の展開、構成、斬り込みシーンのラストに至るまでバランスがとても良い。
私は “緋牡丹のお竜” の藤純子さんに痺れたが、本作は藤純子さんの芸者姿は、着こなしや所作など魅力的である。


長門裕之、池部良                 池部良、加藤嘉

【ストリー】
東京下町。古い暖簾を誇る料亭「喜楽」に生まれた秀次郎(高倉健)は、父が後妻をめとり妹が生まれたとき、家を出て渡世に身を沈めた。血のにじむような苦労が続く駈け出し時代の数年。ある寒い夜、秀次郎はなけ無しの金をはたいて挑戦した勝負でイカサマとも知らず無一文になり、雨をしのいで銀杏の木の下にうずくまっていた。その時出会ったのが、芸者になったばかりの貧しい娘・幾江(藤純子)だった。それから三年、押しも押されもせぬ堂々たる渡世人になった秀次郎は、イカサマ師とのごたごたで刑を受ける身となった。時は流れ、秀次郎の服役中に関東大震災が起き、「喜楽」は一家離散の瀬戸ぎわにと追い込まれるが、これを支えていたのは板前の風間重吉(池部良)と小父の寺田(中村竹弥)だった。大震災を境いに新しい近代都市として生まれ変っていく東京。
「喜楽」もまた、苦しい内情とは裏腹に、木の香も匂う真新しい建物となった。
昭和2年、出所した秀次郎は偽名で板前として働くこととなり、その姿を寺田は涙の出る思いで見守っていた。一方、幾江は売れっ妓芸者となって秀次郎の帰りを待っていて、重吉と寺田の計いで二人は7年ぶりに再会する。そんな頃、寺田一家のシマを横取りしようとことあるごとに目を光らせていた新興博徒の駒井(諸角啓二郎)が、「喜楽」を乗っとろうとしていた。秀次郎の義弟・タケシ(松原光二)は相場に手を染め、むざむざと「喜楽」の権利書を取り上げられてしまう。それを買い戻す交渉に出かけた寺田が、帰り道で襲撃され殺される。駒井の執拗な挑発に耐えてきた秀次郎だが、かけがえのない恩人の死に、ついに怒りを爆発。重吉と共に駒井のもとに殴りこみ、駒井をたたっ斬るのだった。


高倉健                     池部良、藤純子、高倉健

題名:昭和残侠伝 死んで貰います
監督:マキノ雅弘
企画:俊藤浩滋、吉田達
脚本:大和久守正
撮影:林七郎、清水政郎
照明:川崎保之丞
録音:広上益弘
美術:藤田博
装置:吉田和喜義
装飾:上原光雄
技斗:日尾孝司
記録:高津省子
編集:田中修
音楽:菊池俊輔 主題歌:「昭和残侠伝」高倉健
フィルム:富士フィルム
現像:東映化学工業
製作主任:東一盛
助監督:澤井信一郎
スチール:遠藤努
出演:高倉健、藤純子、池部良、山本麟一、中村竹弥、長門裕之、八代万智子、三島ゆり子、永原和子、松原光二、加藤嘉、荒木道子、下沢広之、諸角啓二郎、南風夕子、高野真二、石井富子、小林稔侍、永山一夫、日尾孝司、山田甲一、小倉康子、久保一、高須準之助、赤木春恵、花田達、久地明、相馬剛三、木川哲也、佐川二郎、亀山達也、高月忠、畑中猛重、土山登志幸、五野上力、青木卓司、津川雅彦、真田広之(子役)
1970年日本・東映東京撮影所/シネスコサイズ・カラー92分35mmフィルム
昭和残侠伝 死んで貰います -DVD-
本作はゲオ宅配レンタルでご覧になれます。


高倉健                  「昭和残侠伝 死んで貰います」

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