映画「ニア・ダーク」

NEAR DARKNEAR DARK
エイドリアン・パスダー

今回はキャスリン・ビグロー監督1987年製作のデビュー作「ニア・ダーク(NEAR DARK)」をピックアップする。
本作の触れ込みはホラー吸血鬼映画だったが、今までのホラー映画と全く違う手法と展開で水準以上のアクション・シーンに支えられながら極めて特異なキャラクターに仕上がっている。さすがキャスリン・ビグロー監督だと思わせる作品だ。1984年に発表した「ラブレス」がキャスリン・ビグロー監督の商業映画第1作であるが、これはモンティ・モンゴメリーとの共同監督だった為に、本作が実質的なデビュー作とされる。本作は1988年に開催されたパリ国際ファンタスティック&SF映画祭ではグランプリおよび主演女優賞を、同年のブリュッセル国際ファンタスティック映画祭では準グランプリを受賞している。

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エイドリアン・パスダー、ジェニー・ライト

【キャスリン・ビグロー監督作品】
1983年「ラブレス(THE LOVELESS)」モンティ・モンゴメリーとの共同監督作品
1987年「ニア・ダーク(NEAR DARK/月夜の出来事)」監督・脚本
1990年「ブルースチール(BLUE STEEL)」監督・脚本
1991年「ハートブルー(POINT BREAK)」監督
1995年「ストレンジ・デイズ(STRANGE DAYS) 」監督
2000年「悪魔の呼ぶ海へ(THE WEIGHT OF WATER) 」監督
2002年「K-19」監督
2008年「ハート・ロッカー(THE HURT LOCKER)」監督・製作
2012年「ゼロ・ダーク・サーティ(ZERO DARK THIRTY)」監督・製作

【ストリー】
ある晩、道端にたたずむメイ(ジェニー・ライト)という美少女を車に乗せたケリブ(エイドリアン・パスダー)は、彼女が吸血鬼であることを知らずに恋をし てしまう。そしてメイとキスをしたケリブは、その際彼女に噛まれてしまい、自らも吸血鬼となって仲間と行動を共にし、警察に追われる羽目になる。ところ が、それ以来行方不明になってしまったケリブを捜す彼の父と妹がメイの仲間達に襲われた時、彼は2人を助けるため吸血鬼たちと戦い、彼らの潜むモーテルか ら脱出。果たして吸血鬼たちは陽の光を浴びて焼け焦げ、血液交換によって人間にもどったケリブはメイを助け出し、彼女を人間に戻すことに成功を収め、2人 はめでたく結ばれるのだった。

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題名:NEAR DARK
邦題:ニア・ダーク 月夜の出来事
監督:キャスリン・ビグロー
製作:スティーヴン・チャールズ・ジャフィ
脚本:エリック・レッド、キャスリン・ビグロー
撮影:アダム・グリーンバーグ
編集:ハワード・スミス
音楽:タンジェリン・ドリーム
出演:エイドリアン・パスダー、ジェニー・ライト、ランス・ヘンリクセン、ビル・パクストン、ティム・トマーソン、ジャネット・ゴールドスタイン
1987年アメリカ/スタンダードサイズ・カラー94分35mmフィルム
ニア・ダーク 月夜の出来事 [DVD]
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