SSD最適化の驚き!

SSD最適化設定

Windowsの初期設定はHDD用になっている。SSDに装換された方も多いと思うが、そのままだとSSDの寿命が3倍以上早く消耗する場合があるそうだ。特に注意したいのが「ハイバネーション」がONだと完全にスリープ状態になる毎にメモリ容量分、SSDの寿命が削られる。せっかくSSDにしてスピーディになったのに3倍以上も早くオシャカになるのではたまったものではない!

SSD最適化設定

●ハイバネーションとは
コンピュータの電源を切る直前の状態を保存して、次に電源を入れたときに電源を切る直前の状態から作業を再開する機能で「休止状態」とも呼ばれる。ハイバ ネーションを行うためには、メモリ内容を保存できるだけの空き領域がハードディスクに存在する必要がある。「サスペンド」機能に似ているが、サスペンドは 作業状態をメモリに、ハイバネーションはハードディスクに保存する点が異なる。

●コマンドプロンプトで確認する
ハイバネーション(hiberfil.sys)を無効にしたい時はコマンドプロンプト上で
powercfg.exe /hibernate off
と入力すればOK。
これでエクスプローラなどからシステムドライブを確認すればhiberfil.sysは消えている。
現在のステータスを確認したい時は
powercfg.exe /a
と入力する。

ハイバネーション

SSD最適化設定

Windows7からOSが対応したTrimコマンドは、SSDを効率良くする為の機能なので「ON」にする必要がある。
●Trimコマンドとは
WindowsなどのOS上では、ファイルを消去(ごみ箱から削除)しても、あくまで論理的な消去であり、実際のデータはまだストレージ上に残っている。 論理的に削除されたデータの領域に書き込み発生すると、その時点で物理的な削除処理が発生し、その後に書き込みが行なわれるが、SSDでは上記のブロック コピー処理が発生するため、未使用領域への書き込みよりも大幅に遅くなる。Trimコマンドは、あらかじめ物理消去してもよい論理アドレスをSSDに通知 する。SSDは、書き込み命令を受ける前に、効率よく物理消去を行なえる可能性が出てくる。結果として、消去を伴なう書き込みが減少して、書き込み速度の 低下を抑えることができる訳だ。

SSD最適化設定

●LPM問題
SerialATAのオプション機能の1つLPM(Link Power Management)は、データ転送を行わない時にSerialATAのPHY(物理層)を低電圧状態に移行させ、消費電力を少なくしようとする「パワーマネジメント」の機能の事で、SSDと相性が悪く障害が起こる場合もある。対応している製品なら問題はないのだが、LPM問題が起きたら省電力設定をOFFにしなければならない。

SSD最適化設定

●「SSDにデフラグは必要ない」は間違い!
SSDはデフラグが必要ないとアナウンスされているが、フォーマットがNTFSの場合は必要だ。Windows8からはデフォルトでデフラグ推奨となっているが、デフラグはSSDとHDDで効果的な掛け方が異なる。

SSD最適化設定

電机本舗よりフリーソフトが発表された。インストールする必要はなくダウンロードして実行ファイルを起動るだけで上記項目の最適化をしてくれる。これには重宝した。
以下よりダウンロード出来ます。
SSDの寿命を3倍へ「SSD最適化設定」
著作権者:電机本舗
対応OS:Windows XP/Vista/7/8
ソフト種別:フリーソフト
バージョン:2014/10/25版
※設定は自己責任で行って下さい。

時代はSSDか!

SSD

デジタルエフェクトの仕事をした事のある人なら誰しもハードディスクの転送速度で一回は悩んだ筈だ。
かつてApple Machintoshを使っていた頃、500MBのストライピングレイドHDDが数十万円もした。
プロ用βカムで撮影したテープを高価なキャプチャーカー ド(ラディウス製VideoVition)でそのHDDに取り込むのだが、デフラグがあったり少しでも不具合があるとたちまちコマ落ちして使えない映像に なる。

最も映像はデータ量が膨大なので通常の使い方では意識する必要はない。マックにせよPCにせよ所詮シリコングラフィックス社(倒産)などのUNIXコンピューターにはかなわないのだから。

冒頭から話がそれたが、1TB(テラバイト)のハードディスクが1万円の時代が来たと思っていたらいよいよSSD(Solid State Drive)が128GBで1万円の時代到来だ!SSDはハードディスクのようにディスクを持たないため、読み取り装置(ヘッド)をディスク上で移動させ る時間(シークタイム)や、目的のデータがヘッド位置まで回転してくるまでの待ち時間(サーチタイム)がなく、高速に読み書きできる。また、モーターが無 いため消費電力も少なく、機械的に駆動する部品が無いため衝撃にも強い。

現在私はハイスペックなPCを使っている訳ではないが、HTML系にAdobe Dreamweaver、グラフィック系にAdobe Photoshop、映像系にAdobe After Effects、Premiere、オフィス系にMS Office、データベース系にFileMaker Proを使っている。HDDだとOSの起動とアプリの起動が遅く感じていたがSSDに交換したら解消した。文字にすると単純だが感動的であった。今PCで 費用対効果があると言える製品だ。間違いない。ただ購入時に注意が必要だ。SSDは2.5インチなのでディスクトップPCのHDD3.5インチのスペース に入れるには写真のスペーサーが必要になる。写真のADATA製とインテル製にはスペーサーを別途買わなくても付属している。

SSD

逆にノートPCは2.5インチだからスペーサーは必要ない。写真はPlextor製のSSDである。こちらはノートPC用に以前購入した。実際にノートPCをバラして取り付ける段になると厚さが問題になる。7mmと9.5mmがあるがそれが重要だ。厚いと蓋が閉まららない機種も存在する。

私の場合は、Plextor PX-128M5P (2.5”SATA 128GB MLC) が7mmで最適だった。今ではCPUこそディスクトップ機とは違うものの速度においては何ら遜色なくなった。イライラしなくなった。政治や経済もSSDにならないものだろうか?