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浅草線 1,435mmゲージ [直通運転:京浜急行電鉄・京成電鉄] |
5300形 |
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●5300形(浅草線・8両固定編成・車長18m)
浅草線を運行する5300形は、8両27編成216両が在籍しています。主回路制御装置は三菱電機製GTO素子を用いたVVVFインバータ制御を採用し、1基のインバータで4個のかご形三相交流誘導電動機(165kW)を駆動する1C4M制御(電動車1両に4基装備)をします。ブレーキ装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキで、遅れ込め制御を併用します。
運用は京成電鉄押上線・本線「押上〜京成成田」駅間と北総鉄道北総線全線・京急本線・久里浜線「泉岳寺〜三崎口」駅間及び空港線・逗子線全線に乗り入れています。編成MT比は、4M4Tです。 |
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(1)京成線高砂検車区敷地外[2010/01/26] |
(2)京急ファインテック久里浜事業所[2010/05/30] |
(3)京成線高砂駅[2010/06/02] |
(4)京成押上線四ツ木駅付近[2011/05/14] |
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5500形 |
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東京都交通局は2016年12月6日、都営浅草線に新型車両の5500形電車を導入すると発表しました。車体はステンレス製、外観は歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジし「凛々しく躍動感あるデザイン」でまとめ内装は座席の柄に寄せ小紋を採用するなど「和の雰囲気」を取り入れるそうです。制御方式は炭化ケイ素(SiC)を採用したVVVF制御で、最高速度は現在の5300形より10km/hアップの120km/hとなります。
本系列は2017年度に8両(8両1編成2018年度は56両(8両7編成)が導入され、その後も順次増備されて浅草線で現在運用されている5300形電車216両(8両27編成)を全て置き換える予定です。
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馬込車両検修場 |
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三田線 1,067mmゲージ [直通運転:東急目黒線・東京地下鉄南北線] |
6300形 |
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●6300形(三田線・6両固定編成・車長20m)
三田線を運行する6300形は東京地下鉄南北線・東急目黒線と相互乗入れをしています。ATC装置・ATO装置を使用するワンマン運転対応の装備を持ちます。主制御装置は1次車が三菱電機、2次車が日立製作所のGTOサイリスタ素子を使ったVVVFインバータ制御装置、主電動機にかご形三相交流誘導電動機を搭載します。また3次車からは三菱製IPM-IGBT素子によるVVVFインバータ制御装置を採用しました。全編成が志村車両検修場に配置されています。 |
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(1)東急目黒線多摩川駅[2010/04/11] |
(2)東急目黒線多摩川駅[ 2010/01/28] |
(3)東急目黒線多摩川駅[2014/08/05] |
(4)東急目黒線武蔵小杉駅[2011/01/21] |
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6500形 |
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●6500形(三田線・8両固定編成・車長20m)
東京都交通局は、都営地下鉄三田線に新型車両6500系を導入すると発表しました。営業投入は2022年度の予定です。三田線の新型車両は、2000年までに順次投入された6300系以来22年ぶりです。6500系は、従来の6両編成から2両増やし、8両編成となります。三田線は、東急目黒線などを介して2022年度下期に相鉄線と直通運転を開始する予定です。それにより利用者増が予想されることから、東急目黒線、都営三田線、メトロ南北線、埼玉高速鉄道線の系統で全面的に8両化が予定されていて、6500系もそれに対応した形です。 |
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新宿線 1,372mmゲージ [直通運転:京王電鉄] |
10-000形・10-300形 |
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10-220F(4次車2009年更新) |
10-230F(4次車2009年更新) |
10-260F(8次車) |
10-319F(10-300R) |
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10-339F(10-300R) |
10-390F |
10-450F |
10-489F |
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●10-000形(新宿線・8両固定編成・車長20m)
10形は試作車と1〜7次車が電機子チョッパ制御を、最終増備の8次車はGTOサイリスタ素子による電機子チョッパ制御を採用し、主電動機に直流直巻電動機を搭載してます。営業最高速度は新宿線内(本八幡〜笹塚駅間)が75km/h、京王線内(笹塚〜橋本駅間)が110km/hです。 |
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●10-300形・10-300R形(新宿線・8両・10両固定編成・車長20m)
本形列は8両編成すべてが新造車の10-300のタイプと先頭車両のみ新造車の10-300R(中間車は既存10-000)のタイプに大別されます。制御方式はJR東日本E231形500・800番台と同様の三菱電機製3レベルIGBT素子を用いたVVVFインバーター制御装置を採用し、かご形三相交流誘導電動機を採用しました。また列車情報管理システム(TIMS)を装備し、各機器のインタフェースを行うことで車両間配線や艤装の簡略化、車両の軽量化を実現しています。パンタグラフは、都営地下鉄で初めてシングルアーム形を採用しました。 |
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(1)京王線笹塚駅[2010/04/03] |
(2)京王線笹塚駅[2010/01/26] |
(3)京王線笹塚駅[2010/05/28] |
(4)京王線笹塚駅[2010/05/28] |
(5)京王線東府中駅付近[2010/04/25] |
(6)京王線笹塚駅[2011/01/27] |
(7)京王堀ノ内駅[2011/09/29] |
(8)京王下高井戸駅付近[2014/08/02] |
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大江戸線 1,435mmゲージ [リニア方式] |
12-000形 |
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●12-000形(大江戸線・8両固定編成・車長16.5m)
12-000形の主電動機は、車上1次片側式三相リニア誘導電動機(120kW)=TLIM-12形リニアモーターという他の鉄道路線にはない構造から軌道上にリアクションプレートが敷設されています。編成MT比は1:1で、起動加速度3.0km/h/sの性能を有し、ATC装置・ATO装置を使用するワンマン運転で運行します。 |
12-531 |
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荒川線 1,372mmゲージ [軌道線] |
7000形・7500形・8500形・8800形・9000形 |
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●7000形・7500形・8500形・8800形・9000形(荒川線・1両編成・車長13m)
荒川線は「早稲田〜箕輪橋」駅間12.2kmを53分で結ぶ軌道線です。東京では東急世田谷線と都電荒川線が軌道車両線として存続してます。荒川線の運行は1両編成によるワンマン運転を1978年から採用してます。
7000形は車番7001〜7025号車、7500形は車番7026〜7039号車を呼びます。
8500形は車番8501〜8505号車、8800形は車番8801〜8807号車を呼びます。
9000形は車番9001〜9002号車を呼びます。
写真(1)〜(15)の7000・7500形は1954年に投入され、新造車の台車は、D18形を採用しました。電動機出力は60kw ×2基の直流直巻電動機を搭載し、駆動方式は吊り掛け式1段減速平歯車方式です。 |
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写真(16)〜(20)の8500形は1990年に28年ぶりの新型車両として投入されました。
写真(21)〜(27)の8800形は2009年4月から運行を開始しました。
写真(28)の9000形は2010年3月から運行を開始しました。
制御装置は東洋電機製造製のIGBT-VVVFインバータ制御を採用し駆動装置にWNドライブ、ブレーキ方式に回生・発電併用電気指令式電磁直通ブレーキを搭載しています。運転台に1軸2ハンドルマスコンを装備しました。製造メーカーはアルナ車両です。
写真(28)の9000形は2007年にイベント車両として投入されました。この車両は全鋼鉄製の2軸ボギー電動客車で速度40km/hを超過して加速しない様に速度リミッターが付いています。 |
撮影場所 |
撮影日 |
東池袋四丁目駅付近 |
2010/02/25 |
2010/12/02 |
2012/03/20 |
向原駅付近 |
2010/02/25 |
2010/12/02 |
面影橋駅付近 |
2010/02/25 |
学習院下駅付近 |
2010/02/25 |
鬼子母神前駅付近 |
2014/08/05 |
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東京都交通局は、2015年9月18日より都電荒川線の新型車両「8900形」2両を導入します。8900形は直線を基調としたデザインで、塗装は白をベースに前頭部や窓下などをオレンジ色とします。今後、ブルー、ローズレッド、イエローの車両を2016年度までにそれぞれ2両導入する予定です。車内は、出入口付近の通路幅を拡大し、スムーズな車内移動を実現したほか、車内各所に縦の手すりを配置します。出入口付近の吊り手や降車ボタンも増設し、運転席後方には、2画面の液晶モニターを設置しています。 |
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制御システムにはVVVF制御を採用し、車内照明へのLED採用とあわせて省エネルギー化を図ってます。製造メーカーはアルナ車両で2015年度中に6両(今回の2両のほかブルーとローズレッド)、2016年度中に2両(イエロー)を導入し、既存の7000形電車8両を置き換える予定です。 |
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江戸東京たてもの園(武蔵小金井)・東の広場に展示中の7500形(製造年度:1962年)
渋谷駅前を起点とし、新橋・浜町中の橋・神田須田町まで走っていた車両です。所属営業所は、青山営業所-柳島営業所-荒川営業所でした。都電は荒川線を除いて1963年から順次廃止されました。 |
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執筆:鉄次郎
※内容は随時に加筆修正を行います。 |
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